フラットマン(Flatman)/本名:マット(姓は不明)(Matt)/アルターエゴ:ドクター・ヴァル・ヴェンチュラ (Dr. Val Ventura)
初登場:West Coast Avengers Vol 2 #46 (1989年7月)
属性:
ミュータント、男性
概要
本名はマットという男で、コミュニティ・カレッジをドロップアウトするような頭の持ち主だった。そこへアンドリューというパーティーの仕切りをやっている男と会い、仮装パーティーで
ミスター・ファンタスティックの仮装(2次元化して伸びることも含めて)をするようになった。しかしこれが嫌になり、自分の能力でヒーローとなれないかと考え、
グレート・レイクス・アベンジャーズに参加。その時に、自分を「ヴァル・ヴェンチュラ博士」と名乗ってアルター・エゴを設定し、さらにヒーロー名を「フラットマン」とした。このアイデアをアンドリューに話したとき、「おまえは能力以外
ミスター・ファンタスティックとは正反対だ。」と言われている。
同性愛者である。
ウェストコースト・アベンジャーズのリビング・ライトニング(Living Lightning/Miguel Santos:こいつもゲイ)が"G.L.A."を「ゲイとレズビアンの集まり」と勘違いしてやってきたとき、「それもいいな」ということで、カムアウトした。
能力
- 2次元の体になることができる。
- 驚いたときには2次元の体になるので、2次元の体が普通で、「3次元化もできる」というのが正しいかも。
- G.L.a.のときはずっと2次元化していたらしく、3次元化していたら驚かれた。
- 2次元の時には、どこまでも伸びることができる。
- 2次元の時は、横から見ると見えなくなる(そのくらい薄い)。
- 「ここに横を向いてるフラットマンがいても分からないよな」と(読者目線で)いうと、フラットマンが読者の方に向いて姿を見せるというギャグがあった。
- 体を折りたたんだり広げたりする、折り紙拳法を使える。
トリビア
コミックの最後のページで紙人形(アクションフィギュア)になったことがあるが、「私は
ミスター・ファンタスティックじゃない」というフキダシがあった。
表紙に大映しのフラットマンが描かれて、「ボクがこのコミックスに変装しているんだよ」というギャグがあった。
マーベルのキャラクターに、「シンマン」(
ゴールデンエイジのキャラクター)、「2-D」(50州イニシアチブに出てくる、「シンマン」に似たキャラ扱い)という2次元化能力をもつ奴がいる。
最終更新:2022年09月30日 16:40