ヴィヴ・ヴィジョン (Viv Vision)/ヴィヴィアン・ヴィジョン(Vivian "Viv" Vision)

(キャラクター名、マーベル

初出:Vision Vol. 3 #1 (2016年1月)
種族:シンセゾイド(Synthezoid、アンドロイドよりも人に近く人格を持つ。人造人間)、女性格

概要

ヴィジョンが家族を持つことでより人間らしくなることを目的に造り出した人造人間。ヴィジョンの16歳の娘として設定されている。同時に妻のヴァージニア(Virginia)とヴィヴとは双子の男子ヴィン(Vin)が造られた。なお双子たちの脳波はヴィジョンとヴァージニアの脳波からつくられている。

経歴

ヴィヴはワシントン郊外のヴァージニア州にヴィジョンが移り住んだときに製造され、アレクサンダー・ハミルトン・ハイスクール(Alexander Hamilton High School)に、ヴィンと一緒に通っていた。

ある日、ヴィジョンの留守中に家族をグリムリーパーことエリック・ウィリアムス(Eric Williams)が襲撃、ヴィヴは深手を負う。怒ったヴァージニアはグリムリーパーを殺してしまい、死体を庭に埋めて隠蔽。これが悲劇の連鎖の引き金となってしまった。
ヴィヴのクラスメート(理科クラスで実験のパートナーだった男子で、ほのかな恋のようなものが生まれかけていた)の父親がこの様子を録画していて、この土地から出て行けと脅迫するためヴァージニアを呼び出すと言い合いになり、父親が拳銃の誤射でヴィヴのクラスメートを殺害。ヴァージニアはその父親を殴って昏睡状態にすることでこれらも隠蔽する。
一方ヴィンはヴィジョン一家の監視のためアベンジャーズから派遣されたヴィクター・マンチャ(彼もまたウルトロンに造られた人造人間でヴィジョンの弟のようなもの)に誤って殺されてしまう。
ヴィクターは拘置所に収監されるが、怒ったヴィジョンが潜入して彼を殺害しようとすると、ヴィジョンに罪を犯させないためヴァージニアが先にヴィクターを殺害。
その後自殺を図ったヴァージニアはヴィジョンの腕の中で息絶えた。

一連の悲劇から生き残った家族はヴィヴと途中で作成された飼い犬のスパーキーだけとなった。
("Vision Vol.2,2016年"

チャンピオンズ(2016)への参加

シヴィル・ウォーIIなど、いがみ合ってばかりいる大人に、反旗を翻したティーンエイジャーたちがチームを結成。ヴィヴも参加した。
このチームでは、なぜか男の子たちに非常にモテた。

任務の途中で、ハイエボリューショナリーが人間のヴィヴをつくり、人間にされた。その後、ヴィジョンナディアがシンセゾイドのヴィヴを創りだしたものの暴走したため、人間のヴィヴがシンセゾイドに意識を移した。

能力

超人的な身体能力
飛行
額のソーラー・ジュエルで太陽エネルギーを吸収し、様々な用途に使用する。
肉体の分子密度を変更:これにより、耐久性を増したり、逆に壁などの固形物を通り抜けたりできる
など、ヴィジョンと同一の能力を備えているとみられる
インターネットに常時接続することが可能で、チャンピオンズでは情報収集を行っていた。逆にハッキングも出来る。

性的指向

同性愛者。
16歳なので、自分の周りや自分の内面に好奇心を持っており、セクシャリティーについてもいろいろ逡巡している。アマデウス・チョウと付き合ってキスしたものの、あまりいい感じではなかった。その後、リリ・ウィリアムズとキスをして、自分が同性愛者と考えている。なお、リリはヴィヴの好意に応えられないものの、「お友達」として付き合うことを約束した。


最終更新:2025年08月02日 14:59