エコー(Echo) / マヤ・ロペス(Maya Lopez)

(キャラクター名、マーベル)

初出:エコーとして、Daredevil Vol.2 #9 (1999年7月)
ローニンとして、New Avengers #11 (2005年11月)
属性:人間/女性/地球人/アメリカ人

概要

「エコー」とは日本語で「こだま」「反響」などの意味だが、これは後述の「父の手形や記憶を残響として残していること」「フォトグラフィック・リフレックスの能力により他者の技術を繰り返すように使えること」など複数の意味がある。

父親が死の間際に血まみれの手で触った際の血痕を模して、顔にホワイトの手形をペイントしている。
キングピンの養女だがニューアベンジャーズなどに参加

父親はネイティブ・アメリカンのシャイアン族の戦士で母親はラテンアメリカ人。父はキングピンの組織のギャングだったが、キングピンに殺されてしまう。父親は死の直前、マヤの顔に血染めの手形を残した。

子どものころから耳が不自由であるにも関わらず、目で見た動きを何でも再現する能力があり音楽の演奏やダンスなどに優れていた。キングピンはマヤの才能を見いだし、養女にして、「金で買える技術を全て」教え込んだ。
やがてピアニストやボクサーとして生活するようになる。

キングピンは、マヤに父の仇はデアデビルであると教えた。このときマヤは父から教えてもらったネイティブアメリカンの影絵とダンスを融合した舞台「エコー」を上演。これが後にコードネームとなる。さらにキングピンは(デアデビルのアルタ-エゴである)マット・マードック-当時、カレン・ペイジを失って孤独となっていたことをキングピンは知っていたため-とも付き合うようにさせた。しかし真実を知ると、マヤはキングピンを襲った。

一時、ニューヨークを離れ父親の居住地に行き、そこでウルヴァリンと会う。彼の助けもあり、(ネイティブ・アメリカンの通過儀礼である)「ヴィジョン・クエスト」を体験する。

ニューアベンジャーズに協力し、ザ・ハンドシルバーサムライの動向を探るべく日本に来た時には、顔や性別を隠してローニンを名乗った。さらに日本でハンドを支配していたエレクトラと戦う。

一時、ムーンナイトと共闘した。
その後何回か死にそうに(死んだ?)なったが、元気な姿を見せている。

能力

フォトグラフィック・リフレックス:見た物の動きを完璧にコピーして再現が出来る能力。
特にピアノの演奏やダンスなどに優れ、「表の顔」として利用している。
一方でボクシングや格闘術なども見ればすぐ記憶できるため戦闘に活用。

弱点

聴覚障害
口の動きや筋肉の微妙な動きを読み取ることで言葉を覚えたため、声を発して会話することは可能。
音を使ったコミュニケーションの代わりに、読唇や手話、ネイティブ・アメリカンが使う方法などを使うこともある。


マーベル・シネマティック・ユニバース

MCUではディスニープラス配信の実写ドラマ『ホークアイ』に初登場。
2024年1月にはエコーを主人公としたドラマ『エコー』も配信される。
エコーMCU参照。

こちらの世界のエコーはフォトグラフィック・リフレックスの能力がなく、故に声を発して会話することができないため基本的に手話を使う。




最終更新:2024年01月12日 03:55