デス(Death)
概要
全宇宙の死を司る存在。女性格をとる。宇宙のはじめから存在し、減衰と破壊を司る。
見る人によっては美女、見る人によっては骸骨の顔になる(
ギャラクタスの前では、黒いローブで身を包んだ骸骨だった)。「死の甘美な誘惑」ということで、美女になって誘惑をする。
オブリヴィオン(Oblivion:「忘却」)は、同じく「死」の別の側面として、デスのきょうだいあるいは親子のような関係にある。
北欧神の
ヘラ、ギリシア神話のハデスなど、いわゆる「死の神」とは(デスの方が上としても)一種の同盟関係にあるらしく、彼らの集めた魂は自分のところ(例えば、ハデスが管理する「地獄」など)で使ってもいい、ということにしているようだ。
また、デスは自分で直接死者の魂を集めるだけでなく、
バルキリーや、復活後の
ドアマンなどに魂を集める役目をさせている。
マルロ・チャンドラー
ハルクのラスベガス時代の恋人で、
リック・ジョーンズの妻となったマルロ・チャンドラーは死への衝動に駆られたことがあり、デスと親和性が高い。
リック・ジョーンズとマルロ・チャンドラーの結婚式には、なんとDC/Vertigoのサンドマンに出てくる
デス(エンドレス)の姿で参加した(
ニール・ゲイマンのお許しを得ている)。また、
デス(エンドレス)がマルロ・チャンドラーの髪の毛をとかす(=「死が迫っている」という意味の慣用句)こともあった。
デスが地上に現れるときに、マルロ・チャンドラーの姿をとることがある。
最終更新:2024年10月24日 23:12