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キャプテン・ブリテン (Captain Britain) / ブライアン・ブラドック(Brian Braddock)

(キャラクター、マーベル)

  • 下記の通りマルチバースのキャプテン・ブリテンが集合しキャプテン・ブリテン・コァという集団を形成するため、異世界を含めると数多くのキャプテン・ブリテンが存在するが、この項目では主にEarth-616のキャプテン・ブリテンことブライアン・ブラドックについて記述する。

初出:Captain Britain #1 (1976年10月)
属性:地球人とアザーワールド人のハイブリッド、男性、イギリス人
家族:双子の姉(サイロックことベッツィー・ブラドック)

概要

イギリスを代表し、イギリスを守護する使命を帯びた超人。
エクスカリバーに所属していたのが有名。
アーサー王伝説の要素を多く含むキャラクターで、魔法的なエピソードが多い(何せ、超人になったのも、アーサー王伝説に出る魔法使いマーリンとその娘ローマの力によるもの)。
マーリンとローマの試練では、"Sword of might"(力の宝剣)か"Amulet of Right" (義の宝珠)を差し出され、宝珠を選んだ者だけがキャプテン・ブリテンになることを許される。

ミュータントと絡む話が多いが、本人はミュータントではなく、英国の大地とアザーワールドからエネルギーをもらう超人。エネルギーを貯めるためにスーツを使っている。
紆余曲折はあったものの先にアメリカに行った、X-MENサイロック(こちらはミュータント)の双子の弟、という設定で有名。
さらにヤバい兄であるジェイミー(全裸にオムツ姿でヤバイ笑みを浮かべているというカットが有名)がいる。

当初は、胸に前足を揃えず二本足で立った獅子が右を向いた文様、クォータースタッフというスタイルで、コンテスト・オブ・チャンピオンズまで通す。
後にユニオンジャックを、マスクとスーツにあしらったコスチュームに変わる。

当初は、イギリスの土に触れている限り無敵で、パワーを得ることができるというご当地ヒーローだった。
全並行世界ごとに、その世界のイギリスを守るそれぞれのキャプテン・ブリテンが任命されており、それをキャプテン・ブリテン・コァという。
ハウスオブM事件の際、滅亡に瀕していたマーベル正史世界を救った影の功労者。
MI-13に所属後、シークレット・インベイジョンの時は、魔法の王国アヴァロンを守りスクラル軍を撃退したり、、仲間たちとイギリスを守っている。
イギリスの若き超人を集め、「ブラドック・アカデミー」を設立。しかし、数人の生徒がアベンジャーズアリーナ事件で拉致されてしまった。

イギリス国民から愛されているヒーローで、一般市民に正体はバレているが、みんなでバレていないフリをされている。

メガンと結婚し子どもが生まれたが、異様に頭のよい子で、メガンがどうしようと悩んでいた。子どもの名付け親としてエクスカリバーの元メンバー(キティ・プライドナイトクロウラーレイチェル・サマーズ)が呼ばれたが、一騒動起こって結局子どもが普通の赤ん坊になり、三人が名付けをした。

キャプテン・ブリテン・コァ

マーリンがマルチバースを超えて召集した異世界のキャプテン・ブリテンたちの軍団。主にブライアン・ブラドックの別バージョンたちだが、ブライアンがその世界でふさわしくないとされた場合などは別の存在が選ばれることもある。
スターライト・シタデルにあるオムニバースの扉を守護する存在。マーリンローマサターナインらの指揮下にあった。
インカージョンによって彼らが全滅すると、サターナインが巫女を集めて扉を守るようになった。

クラコア期:ベッツィーがキャプテン・ブリテンに

クラコア島にミュータントの独立国家が設立されると、転移ゲートがアヴァロン世界(アザーワールド)の井戸(モルガン・ル・フェイの魔力の源とされる)と接続されてしまう。
これによりミュータントと対立が発生、ブライアンとベッツィー(元サイロック、ずっと日本の暗殺者カンノンの肉体を借りていたがこの時期はイギリス人女性の姿に戻っている)が調査に赴いた。しかしブライアンがモルガンに精神操作を受け黒騎士にされてしまい、ベッツィーがキャプテン・ブリテンの称号を引き継いだ。
これはイギリス王室に正式に認められ、仲間たち(ローグガンビット)もエクスカリバーの一員となった。
("Excalibur Vol. 4",2019年〜)

キャプテン・アバロン

一方でブライアンは再び選択の試練を受け、剣を選んでしまう。
クロスオーバー”X of Swords”ではアザーワールドの王国アバロン(当時は長兄のジェイミー・ブラドックが王となっていた)の守護者となり、キャプテン・アバロンを名乗るようになる。


作品履歴

最初は、イギリス版のマーベル・コミックス(マーベルUK)のオリジナル作品で、アメリカで出ていなかった(アメリカ初出は、Marvel Team-Up Vol 1 #65 (1978年1月))。
イギリスのコミックス誌は週刊が一般的(32ページ、カラー/白黒、プログ(Prog)という単位の話が数タイトル入っている。日本の週刊マンガ雑誌で一回分が8ページくらいでカラーで続く感じ)なので、基本月刊でコミックスを出すアメリカとペースが異なっていた。このため、月刊のアメリカ版コミックスを編集して週刊で出版していたが、無理が発生。
このため、イギリスのご当地ヒーローを兼ねて、イギリス・オリジナルのコミックスとして、キャプテン・ブリテンが生まれた。なので本来は一回がもっと薄いのだが、再版するときは話数をまとめてアメリカのフォーマットに変えている。
キャプテン・ブリテンの初出のときは、キャプテン・ブリテンのお面がおまけについていた。

なお、初出はイギリスなのだが、イギリスでなくアメリカの作家陣(しかもイギリス人だがアメリカで仕事をしていたクリス・クレアモントなど)によりつくられているので、純粋なイギリス製のヒーローではないという意見もある。



最終更新:2026年05月11日 10:30