オーロラ(Aurora) / ジャンヌ・マリー・ボゥビェ (Jeanne-Marie Beaubier)
概要
X-MENや
アルファ・フライトのメンバー。
双子の弟は同じくミュータントでX-MENのメンバー、
ノーススターことジャン・ポール・ボゥビェ。
二重人格者で、スーパーヒーローのオーロラと一般人のジャンヌの人格がある。オーロラとしてヒーロー活動中にショックを受けるとジャンヌに戻り混乱状態になることがあり、その場合は双子の弟ノーススターの助けで落ち着きを取り戻せる。
ケベック出身なのでフランス語で話し、特にジャンヌ人格のときにフランス語を多用する傾向にある。
ノーススターと同じくやや尖った耳、(描き手によるが)オッドアイである。
能力
超人的な速度で行動できる。
理論上は高速近くまで加速可能だが、周囲の環境に与える影響が深刻なため実際にやったことはない。
飛行能力。
弟のノーススターと体を接触(手をつなぐなど)することによって凄まじい閃光を放つことができる。
経歴
オリジン
幼い頃に両親が死亡し、弟のジャン・ポールとは離れて育てられる。
13歳までケベックのマダム・デュポン女学院で育ったが、ある日のこと学校の屋根から飛び降り自殺を計った瞬間、凄まじい速度で飛行してしまった。信心深いジャンヌはこれが神の奇跡だと信じたが、校長は彼女に起きた出来事を神への冒涜であるとみなし厳しい罰を課した。これが原因でジャンヌは精神分裂を引き起こし、恥ずかしがり屋で内向的な人格「ジャンヌ・マリー」と、快活でしたい放題する性格で超能力を持つ別人格「オーロラ」を産み出した。
5年後、彼女は同じ学校で歴史と地理の教師となる。
しかし別人格が目を醒ましてしまい、モントリオールで遊んでいたときに暴漢に襲われ超
スピードで殴り倒す。
ちょうどそこに居合わせた
ウルヴァリンがジャンヌの能力に気付き、当時所属していたカナダ政府の諜報組織
デパートメントHにスカウトした。
ここで弟のジャン・ポールとトレーニングを受け、新チームアルファ・フライトに参加することになり、二人はオーロラとノーススターというコードネームを与えられた。
アルファフライト、X-MENとの出会い
(Uncanny X-MEN#120-121,1979年)
ジャンヌは弟のジャンと共に新しく結成された
アルファ・フライトのメンバーに招聘される。
初任務はカナダ政府のエージェントを勝手に辞めたウルヴァリンを
X-MENから奪還し、メンバーに加えるためだった。
その後、何度かX-MENと敵対したり、協調したりを繰り返し、時にはメンバーの一員となっている。
Uncanny X-Men #508ではすでにヒーローを引退し、弟ノーススターと共にスノースポーツ関連の企業「チーム・ノーススター・エクストリーム・スノースポーツ」を経営する姿が描かれた。ジャンヌはこの企業の社長となっている。
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アルファ・フライトの
サスカッチとはオーロラとして恋愛関係にあったが、別人格のジャンヌ・マリーは到底恋愛などする性格ではないのでややこしい関係だった。
最終更新:2025年05月05日 11:17