Alpha Flight【アルファ・フライト】

(シリーズタイトル、マーベル)

出版:1983年〜
ストーリーは"Uncanny X-MEN"#139・#140から継続

概要

カナダのヒーローチームアルファ・フライトを主人公にしたシリーズ。
これまで"Uncanny X-MEN"のゲストのような扱いだったが、本作から独立を果たした。
しかしストーリーは第1話いきなりチームが解散されるところから始まり、再結成される。

登場人物

アルファ・フライト

ヴィンディケーターリーダー。のちにガーディアンに改名。
ノーススター:スピードスターのミュータントでオーロラの双子の弟。後にX-MEN入り。
オーロラ:ノーススターの双子の姉。
サスカッチ:普段は生物物理学博士だが伝説の怪物に変身できるパワー担当。
スノーバード:イヌイット神の末裔。カナダに生息する動物に変身できる。
シャーマン:アメリカ先住民族の霊媒師。
("Uncanny X-MEN"#120,1979年4月)

さらに下部組織にベータ・フライト、ガンマ・フライトも存在した。

追加メンバー

オリジナルシリーズ"Alpha Flight"(1983年)がスタートすると政府はチームの解散を決定。
しかしカナダ北西部で怪物ツンドラが復活し、ヴィンディケーターは単独で対処しようとしたが、妻のヘザーが秘密の通信機を起動してメンバーを集結させた。
これによりベータ・フライトからも2人のメンバーが加入。

マリーナ:宇宙種族プロデクスと人間のハイブリッド。水中生活ができ、水を操る。
パック:身長は低いが敏捷で怪力の持ち主。喧嘩っ早い男。

内容

#1
X-MENと協力しウェンディゴを倒したアルファ・フライトだったが、政府は解散を決定。
それも仕方がないと受け入れるヴィンディケーターだった。
しかしカナダ北西部で怪物ツンドラが復活し、ヴィンディケーターは単独で対処しようとしたが、妻のヘザーが秘密の通信機を起動してメンバーを集結させた。
また元のメンバーもそれぞれ危機を察して駆けつけ、連携プレーでツンドラを倒す。
やはりヒーローチームの必要性を感じたメンバーは政府とは無関係のヒーローチームとしてのアルファ・フライトの再結成を決めるのだった。ただしパックだけは戦闘に間に合わず、全てが終わってからヴィンディケーターの自宅に辿り着いた。

# 2〜4
マリーナのオリジンが語られるストーリー。
マスター・オブ・ザ・ワールド(本名イーシュ、プロテクスの宇宙船と同化し支配した原始人)が世界征服に乗り出すためマリーナを召喚。その肉体を苦しみを伴う研究・解析にかけようとする。アルファ・フライトだけでなくネイモア・ザ・サブマリナースーザン・ストームまで駆けつけ、彼らの手によって救出された。
このとき、駆けつけたネイモア・ザ・サブマリナーがマリーナに隠された更なる謎を解くためアトランティスに連れて行くことを提案。マリーナも承諾したため、一時的にチームを離脱することとなった。

またこのシリーズからジェームスがコードネームをヴィンディケーターからガーディアンに変更。巻末にはジェームスのオリジンも2話にわたって描かれた。

#5
パックのストーリー。第2話で重傷を負ったパックはオリンタリオ州オールバニーにあるシャーマンが務める病院に入院。
そこで看護師が薬物を横流ししていることを知る。
後半はシャーマンのオリジン前編。

#6
スノーバードのストーリー。王立カナダ騎馬警察マッケンジー支局に務める女性に身をやつすスノーバード。
ヒーロー活動のため度々任務を離れるため、上司に処分を受ける。そんな中、古代の魔人コロマクが復活。
イヌイット神話の神の末裔としてそれを察知したスノーバードは、単身で魔神との戦いに身を投じる。
後半はシャーマンのオリジン後編。

# 7〜8
ノーススターとオーロラのストーリー。ノーススターの旧来の友人を地元の有力者が手で触れるだけで殺害。怒りに燃えるノーススターが調査する。赤と白のコスチュームと覆面をまとう謎の女ネメシスが初登場。
後半はスノーバードのオリジン。

# 9〜10
サスカッチのストーリー。山頂の研究所でスーパースクラルと遭遇してしまったサスカッチ。
後半はオーロラとノーススターのオリジン。












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最終更新:2025年05月05日 12:16