パック(Puck) / ユージン・ミルトン・ジュード(Eugene Milton Judd)

(キャラクター、マーベル)

初登場:Alpha Flight #1 (1983年5月)
属性:呪いをかけられた人間、男性、地球人、カナダ人
チーム履歴:ベータ・フライト→アルファ・フライト

概要

古代の魔剣の呪いで、子ども並の身長に縮んでしまったガチムチ親父。
禿げ頭に髭がトレードマーク。
1914年生まれ。8歳(1922年)の時に初めて熊を仕留める。
傭兵となり、1939年にアジア某国で伝説のブラックブレードを盗もうとした際、剣に封じられていた魔人ラザァーに体内に侵入され、現在の姿に変化した。
固いゴムのように弾むことができ、ボールのように転がり、弾んでの攻撃を得意とする。
その様子が、アイスホッケーのパックのように見えるため、パックと名乗った。
また、様々な格闘技に長けた達人でもある。

有名なコスチュームが、顔と手足を出して、頭も覆う全身タイツで、日本人の目にはまるで「ダルマ」のように見えてしまう。

元はアルファ・フライトの下部組織ベータ・フライトの一員だったがジェームス・ハドソン(リーダーのヴィンディケーター、後のガーディアン)の妻ヘザー(後のヴィンディケーター)が発した招集信号を受けアルファ・フライトに昇格。*1

アルファ・フライトのメンバーの他、(年齢も近く、アルファ・フライトとの関わりの深い)ウルヴァリンブラックウィドウドミノらとも親交が深い。

ズザ・ユー(Zuzha Yu)という娘がおり、彼女もパックを名乗って彼同様にアルファ・フライトに所属した(死亡)。
初代メジャー・メイプルリーフ*2の息子の一人、二代目メジャー・メイプルリーフがズザと結婚しており、息子に当たる(死亡)。

コレクティブ事件でアルファ・フライトが全滅した際、二代目パック、二代目メジャー・メイプルリーフともども死亡した。カオス・ウォー後、パック(ユージン)は開門していた死後の世界の門を通り、生き返る。

元メンバーのノーススターカイル・ジナドゥの結婚式に出席、カイルの父親から奇異な目で見られていた。

ミュータントと思われているときがあるが、呪いによるミューテイトである。


最終更新:2025年05月02日 16:43

*1 "Alpha Flight"#1,1983年5月

*2 第二次大戦の勇者だったが、息子の一人がゲイでAIDSで亡くなったため、ノーススターにゲイの公表とAIDS啓発を訴えた