ウェアウルフ・バイ・ナイト(Werewolf by Night)

(キャラクター、マーベル)

狼人間。”ウェアウルフ・バイ・ナイト”を名乗るのは、2人いる。
初代:ジャック・ラッセル:現在は”ウェアウルフ”を名乗る。
二代目:ジェイク・ゴメス
表記ゆれ:『ワーウルフ』表記もあり

ジャック・ラッセル(Jack Russell)

初出:Marvel Spotlight #2 (1972年2月)
属性:狼人間、男性、地球人、アメリカ人

概要

生まれた時の名前はジェイコブ(Jacob)だが、法的に改名してジャック(Jack)になっている。

1795年、祖先のグリゴリー・ラッソフが妻の救出のためドラキュラ伯爵に攻め込んだが、ドラキュラの手下の狼人間(女性)に噛まれ、狼人間の呪いを受けた。
このときグリゴリーの子どもは既に生まれており、すぐに狼人間にならなかったが、1950年代にグリゴリーの子孫グレゴリーがダークホールドに書かれていた狼人間誕生の秘密を見たときに、それが引き金となって子孫が狼人間となった。グレゴリーはアメリカ人の妻をアメリカに送り返し、自分は群衆に殺された。
このためグレゴリーの子孫、ジャックは18歳になったときから、満月の間、3夜続けて心を持たない狼人間に変身するようになった。

後に、スリー・フー・アー・オールの力で、人の心を持ったまま自分の意志で狼人間に変身出来るようになった。
だが、満月の日は心も野獣になってしまうため、自分を脱出不可能な部屋に監禁してやり過ごしている。

オカルト系のヒーローであり、自分の力を使ってクライムファイターや、オカルト事件の解決をしている。
ムーンナイト(初出はWerewolf by Night誌)や、ティグラ(当時はウェア・ウーマンと呼ばれていた)らとともに犯罪者と戦っていた。
モービウスダイモン・ヘルストロームジェニファー・ケイルとともに、ミッドナイト・サンズとして他次元からから来たゾンビたちと戦う。

ウルフスベーンが捨てた狼人間の男児を育てていたが、X-FACTORメフィストの戦いに巻き込まれて男児は死亡している。

実写ドラマ

2022年10月ディズニー+で配信されたスペシャルドラマ『ワーウルフ・バイ・ナイト>ワーウルフ・バイ・ナイト(実写ドラマ)』に登場した。


ジェイク・ゴメス(Jake Gomez)


初出:Werewolf by Night (Vol. 3) #1 (2020年10月)
属性:狼人間、男性、地球人、メキシコ人

概要

ジェイクは、13歳の時に、月とは無関係に狼男に変身することができることを発見する。
ある時、ホピ族をライフ・ファーマスーティカル・オーガニゼーションが連れ去っていることを発見、止めようとしたところ、米国の保安官であるレッド・ウルフらと会う。レッド・ウルフはジェイクの力の制御を助けることを申し出た。

感情により狼男に変身するため、普段はいとこのモリーがつくった音楽のプレイリストで感情をなだめている。


最終更新:2022年10月08日 13:25