タランチュラ (Tarantula)

(キャラクター名、マーベル)

過去にタランチュラを名乗ったキャラクターは大勢存在する。

クレイ・ライリー

初登場:"Ghost Rider" #2, 1967年1月
ゴースト・ライダー(カーター・スレイド、バイクではなく馬に乗る初代ゴースト・ライダー)の敵
他のタランチュラとは無関係、コスチュームも違う

アントン・ミゲル・ロドリゲス (Anton Miguel Rodrique)

初登場:"Amazing Spider-Man" #134, 1974年4月
属性:鍛錬した人間、デルヴァディア人(南米の架空の国家)
家族:ジャシンダ・ロドリゲス(娘、後にタランチュラの名を引き継ぐ)

概要

主にスパイダーマンの敵。格闘戦の達人でテロリストで犯罪者。ブーツのつま先に麻痺性の毒を注入する針を仕込んでいる。
赤字に黒のラインが入ったコスチュームは独裁国家デルヴァディアの国旗を模したもので、いわばファシズム国家のキャプテン・アメリカのような存在。

経歴

元はデルヴァディア(南米の架空の小国家)を独裁者から解放しようとする革命軍の一員だった。独裁者と戦うために列車の爆破や政治家の誘拐や強盗などに手を染めていった。しかし次第に暴走していったロドリゲスは殺しを楽しむようになってしまい、革命軍を追放されてしまう。
そして逆に殺人者を必要としていた独裁政権側に雇われてしまい、独裁国家に使える"ヒーロー"のタランチュラとなった。
ところが捕えた革命兵の尋問中、「殺すのはやめろ」と制止した仲間の警備兵に腹を立てて殺してしまい、政府軍も追放されてしまう。
こうしてロドリゲスはアメリカに密入国し、犯罪に手を染めるようになった。
初めてスパイダーマンと戦ったときはヒルダゴ(ボーラの達人)とジュアン(ムチの達人)という子分を従え、ハドソン川の観光船をハイジャックし市長から身代金を奪おうとしたが、運が悪過ぎるのかたまたま乗り合わせたスパイダーマンとパニッシャーによる共闘で阻止された。いわばスパイダーマンがパニッシャーと和解するきっかけになったヴィラン
("Amazing Spider-Man" #134〜135, 1974年4月)

能力

格闘戦の達人、特につま先に仕込んだ麻痺性の毒針で攻撃するという手口を使う。
テロ型の大型犯罪の立案、実行

ルイス・アルバレス(Luis Alvarez)

属性:薬物によって強化された人間、デルヴァディア人

概要

ロドリゲスの死後、彼もまたデルヴァディアの独裁国家に雇われタランチュラになり、逃亡者を暗殺する任務を帯びてアメリカへ。
当時のキャプテン・アメリカ(ジョン・ウォーカー)と協力してスパイダーマンを攻撃する。しかしその戦いぶりや発言からジョン・ウォーカーがタランチュラを疑い、協力するのをやめてしまたためスパイダーマンに敗れる。
ジョン・ウォーカーはアメリカ政府の情報機関関係者の男の指示を受けてタランチュラに協力していたのだが、後でその男が独断でデルヴァニアに協力していたことを知り、彼を打ちのめした。

ジャシンダ・ロドリゲス(Jacinda Rodriguez)

属性:鍛錬した人間、デルヴァディア人、女性
家族:アントン・ミゲル・ロドリゲス(父)

概要

アントン・ミゲル・ロドリゲスの娘で傭兵。バトロック・ザ・リーパーの娘と組んだことがある。

マリア・ヴァスケス(Maria Vasquez)

概要

独裁国家デルヴァディアとは無関係。
ヒーローズ・フォー・ハイアの一員になったことがある。

その他

ケイン・パーカー(ピーター・パーカーのクローン)が一時タランチュラを名乗ったことがある
最終更新:2025年05月31日 01:26