Dead No More: The Clone Conspiracy
出版:2016年10月〜2017年2月
概要
スパイダーマン系4誌にわたり繰り広げられるクロスオーバー。
死者を生き返らせるテクノロジーを開発したニュー・U・テクノロジー社の謎を追う。彼らはこれまで死亡した人々を生き返らせ、あらゆる人の信頼を得ていくが、スパイダーマンはその技術に懐疑的になり調査していくうちにその影にある人物がいることを突き止める。
J・ジョナ・ジェイムソンや
リザードなどヴィランたちの家族や恋人、さらには
グウェン・ステイシーまでもを復活させ「良いことをしている」と語る黒幕に、ピーター・パーカーの決断とは…?
掲載誌とあらすじ
前日譚
Amazing Spider-man Vol.3 #16〜19
J・ジョナ・ジェイムソンの父、
ジョン・ジョナ・ジェイムソン・シニアが不治の病に倒れ死に瀕している中、ニュー・U・テクノロジー社を名乗る企業の医師がクローン技術で造った臓器での治療を申し出る。これに頼るか迷っているところに、パーカー・インダストリーの化学プラントが爆発。従業員が瀕死の重症を負い、ニュー・U・テクノロジー社の技術でクローンの肺を移植することで一命を取り止めた。しかし、ピーターがその従業員に触れた瞬間、スパイダーセンスが激しく反応。ピーターはニュー・Uに対し懐疑的になり、JJJシニアには使わないように勧めた。その一方でパーカー・インダストリーで保安主任として働く
プロウラーに潜入調査を実行させる。
ニュー・U・テクノロジー社の黒幕
ジャッカルはスパイダーマンの仇敵、
リザード、
エレクトロ、
ライノらの死んだ家族や恋人を生き返らせ、味方に引き入れていく。エレクトロに対しては失った能力を復活させようとするが失敗。代わりに生き返ったエレクトロの恋人に能力を与えてしまい、彼女が新たなエレクトロとなった。
パーカー・インダストリーで助手兼飲み物係として働くロボット、
リビング・ブレインには実は消滅したはずの
ドクター・オクトパスの意識が乗り移っていた。彼はかつてピーター・パーカーに乗り移りスパイダーマンとして活動していた時期に恋人だった女性
アンナ・マリア・マルコーニが忘れられず、ロボットの中から見守っていたのだ。しかしピーターと会話する中で知ったある事実に耐えられず、リビング・ブレインは自爆。再び意識を小型のロボットに移し、いずこかへ逃走した。
そうこうしている間にジョン・ジョナ・ジェイムソン・シニアは病状が悪化しこの世を去ってしまう。
本編
Dead No More: The Clone Conspiracy #1〜5
タイ・イン
後日談
Dead No More: The Clone Conspiracy: Omega
結末とその後への影響(ネタバレあり)
クローンとして生き返った人々のほとんどは塵となって再びこの世を去ってしまう。
ジャッカルの正体は生き返ったスパイダーマンのクローン、
ベン・ライリーだった。
ベンは本物の
ジャッカルを殺害すると、1人で生きる道を選ぶ。
最終更新:2023年06月09日 02:31