タロス(Talos)

(キャラクター、マーベル)

初登場:Incredible Hulk #418 (1994年4月)
種族:スクラル人のミュータント
別名:タロス・ザ・アンテイムド、タロス・ザ・テイムド

概要

当時スクラル皇帝だったドレク7世の叔父。
変身能力を持たずに生まれたスクラル人のミュータントで、「王族でなければ生かされていなかっただろう」と本人も自認している。
その代わりに強力な腕力や耐久力を備え、歴戦の戦士として名誉を示すことで敬意を込め"Talos the Untamed"『タロス・ザ・アンテイムド』(不屈のタロス)と呼ばれるほどになった。

しかしクリー・スクラル・ウォーの中でクリー人の不意打ちを受けて捕らえられ、本来ならば歯の奥に仕込んだ装置で自害を選択するべきだったがそれは自分の死に様ではないと思い留まり捕虜となる。救出された後も女帝ル・クリュルによって名誉を取り戻すため自害を求められるが、自分は戦って死ぬのだと決意しているタロスはこれも拒否。
そんな不名誉により"Talos the tamed『タロス・ザ・テイムド』(服従のタロス)と呼ばれるようになってしまった。

タロスは名誉を回復するため戦いの相手を求めたが同族のスクラル人では相手にならず、その武勇が宇宙まで鳴り響いていた「地球最強の怪物」ハルクに挑むため地球に降り立つ(リック・ジョーンズの結婚式の招待客として)。
ハルクに命を賭けて挑戦するが、事情を聞いたハルクは戦闘の末に泣いて命乞い。タロスからすると拍子抜けであったが、軌道上から見守っていたスクラル人たちからは怪物ハルクに命乞いをさせた勇者に見えたため、タロスは無事名誉を回復。去っていくスクラルの宇宙船をハルクは笑みを浮かべながら見守るのだった。

能力

変身能力はないが、スクラル人の中でも超人的な腕力や身体能力を持つ。
また高い戦闘技術、格闘技術を持つ。

マーベル・シネマティック・ユニバース

MCUでは『キャプテン・マーベル』で初登場。
こちらでは変身能力を駆使している。
詳細はこちら→タロスMCU

その後ディズニー+の配信ドラマ『シークレット・インベイジョン』にも登場した。


最終更新:2023年07月28日 05:56