タロス(Talos)
（キャラクター、MCU）
概要
初登場時は
スクラルの将軍。現在は地球に住んでいる。
能力
スクラルとしての変身能力
地球人よりも遥かに強靭な身体能力
軍人としての戦闘能力
ストーリー
後に判明することだが、このミッションそのものが
タロス率いる
スクラル人が仕掛けたものであり、目的はキャロルの拉致であった。
スクラルは既にクリーによって母星を破壊され難民化しており、新たな安住の地を求めて旅を続けるためにクリーの協力者
マー・ベル（地球名ウェンディ・ローソン博士）が地球で開発していた
ライトスピード・エンジンの情報を欲していたのである。そのため、マー・ベルと
ライトスピード・エンジンを知っているはずのキャロルを捕らえ、記憶をスキャンしようとしていただけであった。このとき自力で拘束具を破壊して脱出したキャロルに詰問されてではあるが、正直にこのことを話している。
しかし
スクラルは敵だとしか信じていないキャロルは強大な戦闘力を発揮、単身で
スクラルの部隊を振り切り、脱出ポッドを奪って地球に不時着。
タロスも部下を引き連れて地球に降り立ち、女性サーファーに身をやつして追跡を開始する。
部下の1人が
フィル・コールソンに化けて
ニック・フューリーに同行するが正体がバレて殺されてしまい、S.H.I.L.D.で解剖される。
タロスはS.H.I.E.LD.の上官ケリーに化けて解剖に立ち合い、こっそりと仲間の遺体に弔いの言葉をかけている。
ペガサス計画の施設でもケラーとして
ニック・フューリーに接近するが、「フューリーのことをみんなフューリーとしか呼ばない」という事実を知らず「ニコラス」と呼んでしまい、カマをかけられて正体がバレる。格闘戦ではフューリーを圧倒するが、キャロルが現れフォトンブラストを受けダウン。フューリーとキャロルを逃してしまう。
ルイジアナのマリア・ランボーの家にキャロルとフューリーがたどり着くと、
タロスも後から追いつき、このときペガサス計画の施設から奪取した
マー・ベル死亡時のブラックボックスを共に聞くことでようやくキャロルとフューリーに真実を話すことができ、和解。
マー・ベルが隠した
ライトスピード・エンジンのエネルギーコアが地球軌道上のラボにあることを知り、またキャロルは自分が地球人であることを理解する。
ペガサス計画基地から奪った新型戦闘機を改造し、
マー・ベルのラボに辿り着いた一行はエネルギーコアを発見（実は四次元キューブ、つまりインフィニティ・ストーンの１つである）。さらにタロスは
マー・ベルが６年間匿っていた妻や子を含む難民たちと再会を果たす。
しかし、
ヨン・ロッグも部隊を引き連れ追いつき一同を制圧。
ニック・フューリーや難民たちは連行されそうになるが、
クリー兵に化けた
タロスの活躍により脱出に成功する。
ヨン・ロッグを退け、戦いを終えた一同はマリア・ランボーの家で今後について話し合う。
タロスは再び
S.H.I.E.L.D.の上官に化けて暮らすことを望むが、フューリーに断られる。
キャロルは
スクラルの安住の星を探すことを約束し宇宙に飛び立つと、
タロスやその家族たちも宇宙船に乗りキャロルに従うのだった。
デシメーション（
サノスの指パッチンにより宇宙の人口が半減した現象）により消滅した人々が帰還した後は
ニック・フューリーに化け地球で活動。
マリア・ヒルに化けた妻の
ソレンと共に行動していた。
本物のフューリーの指示で人工知能E.D.I.T.H.搭載のサングラスをピーター・パーカー（
スパイダーマン）に手渡すが、
ミステリオに完全に騙され、彼をS.H.I.L.E.D.残党のメンバーやピーターに引き合わせてしまう。
ストーリー上、ポスト・クレジットシーンで
ニック・フューリーがタロスだったことが明らかになるが、ミステリオに騙されて事件を大きくしてしまったことを本物のフューリーには隠蔽しようとしていたようである。しかし妻に諭されて
ニック・フューリーに報告。
最終更新：2023年07月08日 01:31
