Uncanny X-Men ANNUAL【アンキャニイ・X-Men・アンニュアル】


概要

"Uncanny X-Men"の年刊スペシャル号。


2016年号

マグニートー率いるX-MENはダークライダーズに殺されたはずのエリクサーが復活しているのを発見。しかもエリクサーの能力は強化され、その真の能力は不明ながらも死者を復活させることすら可能になったという。マグニートーはこの能力ならテリジェン・クラウドに触れることで発症するミュータントの病気”M-ポックス"を治癒できるのでは、と考え彼を発症者のキャンプに連れていく。
エリクサーは確かにミュータントの発症者たちを治癒させるが、自分自身の精神が錯乱し、吸収した負の状態を一般人の医師や看護師に移してしまい、彼らは死亡してしまう。
計画は狙い通りにはいかなかったが、マグニートーはエリクサーをチベットに連れていき、シェン・ゾーンに預けた。
エリクサーはシェン・ゾーンとともに能力の使い方を考えることになった。

一方、借金生活を送るドミノは貸主のサンスポットから連絡を受けある任務を依頼される。コロンビアで士官が部隊を率い、M-ポックスに感染したミュータントたちを虐殺した上で逃亡したというのだ。ドミノはその部隊全員の「処理」を請け負う。
敵の数は42人。サンスポットが監視衛星で敵の詳細な情報を送り、ドミノはリモートで指示を受けながら敵の隠れ家へと侵入する。
その途中では「オレがそいつの脚を撃ち、終わらせようと思って近づいたら『マーサ!マーサ!』って叫びだしてさ」「それってお前の母ちゃんの名前じゃね?」「そうなんだよ。なんでそんなこと叫んでるんだって聞いたらそいつの母ちゃんもマーサだってわかってさ。そんなん聞いたらもうそいつ殺せないじゃん…」*1などと話している2人をあっさり殺し…
最終的に能力のおかげでターゲットを処理するドミノ。
実は、最初からA.I.M.のプライベートネットワークのセキュリティホールを突き、情報を抜いていて、借金を返すために任務を受けられる状況にしていたのだ。

2019年号

テリジェン・ミストによって死亡したサイクロップスの復活を描く。





最終更新:2025年04月22日 07:13

*1 もちろんあの映画に関するジョークである。