トード Toad / モーティマー・トゥインビー (Mortimer Toynbee)


初出:X-Men #4 (1964)
種族:ミュータント

概要

その名の通り、カエルに近い能力を持つミュータント。
時期によって容貌が大きくかわり、最初は醜い容貌だったが、一時的にイケメン化したこともある。(レイ・パークが好演した映画の影響かと思われる)

初期のマグニートーの腹心であり、ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツの初代メンバーだった。腰巾着のような印象も強いが、マグニートーの信念と強さを心から崇拝していた。

一時的にブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツを再結成し、リーダーとなったこともある。

ジーン・グレイ学園

ウルヴァリンが経営するジーン・グレイ学園では用務員として活動。
ここではハスクと恋仲になるが、彼女は精神的に不安定になり学園を離脱してしまった。
ハスクが残した全身の皮を大事に保管している模様。

この"Wolverine and the X-Men"第1期シリーズ終了と同時にジーン・グレイ学園を去った。

アル中になる

サイクロップスインヒューマンズに宣戦布告しブラック・ボルトとの戦いで死ぬと、ミュータントへの迫害が激化。トードも一般人から暴力を受けてしまい、ヤケになったのかアル中になっていく。
そんなとき、過去から連れてこられたヤング・サイクロップスと再会。彼を殺せば大人のサイクロップスが過ちを犯すこともないと考え、車で轢いた上に拉致する。ヤング・サイクロップスはどうにか逃げ出したが重傷を負ってしまった。

マザーヴァイン

ミス・シニスターが開発したマザーヴァインという血清により更なるミューテーションを引き起こし、舌が常に炎を纏うように強化された。

能力

超人的な跳躍力とキック力。
後に舌を伸ばしてムチのように扱ったり、肌から毒を含む体液を分泌するなどの能力を得た。

実写映画版

映画では第1作の『X-メン』に登場。一度はサイクロップスを倒すほどの能力と狡猾な知能の持ち主として描かれる。
演じたのはレイ・パークで不気味な特殊メイクを施しながらもクールな容貌。スターウォーズのダース・モール役で披露したナギナタ型ライトセイバーへのオマージュなのか、この作品でも棒術を披露した。




最終更新:2024年10月29日 08:17