ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツ(the Brotherhood of Evil Mutants)
概要
ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツは
ミュータントのグループ。
元々は、ミュータントを優越種と看做し人類を支配するため
マグニートーによって組織された。それ以来、人類とミュータントとの共存を目指す
X-MENと対立し、幾度となく戦った。
ただし、後年に再結成された"ブラザーフッド"を名乗るチームの中には、そういった政治的イデオロギーとは無縁のチームも存在する。
また後期のチームは名称から「イビル」を抜くこともある。
後に、
マグニートーの描き方が変わってくると、
プロフェッサーXは「何がイビル(悪)か、イビルに対する自分のチームは<善>なのか」という哲学的な問いをかけられたと考えた。
チームの経歴とリーダーの変遷
初登場時はマグニートーが結成したチームだった。本拠地は小さな島。
最初の攻撃はキャノン砲を積んだ貨物船を奪い、南アメリカの小国サント・マルコ共和国を支配することだった。計画は完璧に進み、一瞬で政府を掌握することに成功。しかし、X-MENの活躍により逃亡せざるを得なくなった。
ミスティーク
結成:Uncanny X-MEN#141(1981年1月)
"
Days of future past"で初登場。ミュータント排斥主義者の政治家を暗殺するために結成した。
後にアメリカ政府の傘下に入り、フリーダムフォースとなる。
【初期メンバー】
ミスティーク:ミュータント・テロリスト。変身能力を持つ。
ディスティニー:盲目だが、予言能力を持つ。
アバランチ:固形物を溶かしたり、崩壊させたりした上に、その残骸を使って津波を起こして攻撃する。
パイロ:炎を自在に操る。ただし自分で発火できないので、火炎放射器を背負っている。
ブロブ:柔らかい体であらゆる衝撃を吸収。また地面に根を張ったように動かない能力もある。
アラクネ:黒スーツに白のクモ模様の
スパイダーウーマン。
テレキネシスを使って壁に張り付き、精神力で生み出した糸を操る。ミュータントではない。
【初期メンバー】
トード、パイロ、ファンタジア、サウロン
その後も様々なキャラクターがブラザーフッドを組織している。
"X-MEN:GOLD VOl.2"(2017年)に登場。ニューヨークの国連本部を襲撃し、市長を誘拐。
キティ・プライドが
リーダーのX-MENと戦った。
最終更新:2024年08月31日 22:56