Avengers Undercover - アメコミ@ wiki

Avengers Undercover『アベンジャーズ・アンダーカバー』

(シリーズタイトル、マーベル)

出版：2014年3月〜11月　全10話

概要

"Avengers Arena"の続編的作品。
マーダーワールドを生き残ったメンバー（X-23とダークホーク以外）のその後を描く。

あらすじ

マーダーワールドでの殺人ゲームから生還したものの、アーケードがネットにアップした動画のため、計らずも有名人になってしまった生存者たち。彼らは未だにその影響に苦しんでいた。
そんな時、メンバーの一人カルン・ブラッドストーンがアーケードの復讐のため行動していることが明らかになる。
カレンを救出するため、ヴィランの島バガリアに潜入した彼らだったが、トラウマのため正気を失ったハズマットがアーケードを殺害。S.H.I.E.L.D.に逮捕されてしまう。
監獄から彼らを救出したのは、その能力を見込んだバガリア島の住人、マスターズ・オブ・エビルのメンバーだった。

マスターズ・オブ・エビルのボス、バロン・ジーモは彼らに「仲間になるか監獄に戻るか」の選択を迫る。
彼らは「仲間になったフリをしてマスターズ・オブ・エビルを内部から崩壊させ、手柄によって恩赦を得る」という第三の選択肢を思いつく。
キャミだけはこの作戦を否定し脱出を計るが、残りのメンバーはバガリア島でスーパー・ヴィランとしての生活を始めることになった……

登場人物

生存者たち

"Avengers Arena"からの生存者で、本作品のメインキャラクター
カルン・ブラッドストーン：元ブラドック・アカデミーの生徒。巨大な怪物に寄生されている。アーケードへの復讐心に取り憑かれている。
アナクロニズム：元ブラドック・アカデミーの生徒。巨大な斧で戦う。
ハズマット：元アベンジャーズ・アカデミーの生徒。恋人のメトルをマーダーワールドで失った。
チェイス・ステイン：元ランナウェイズの少年。天才科学者でヴィランの両親が開発した多目的ガントレット「フェスティゴン」を持つ。
ニコ・ミノル：元ランナウェイズの少女。代々黒魔術師の家系に生まれ、ヴィランの両親から黒魔術の力を受け継ぐ。
キャミ：偶然が重なって宇宙で数年を過ごし、帰還した少女。宇宙海賊として身につけたサバイバル術と戦闘術を持つ。
デスロケット：デスロックの開発者の娘。半身にデスロックのテクノロジーを移植されている。

バガリア島のヴィラン

バロン・ジーモ：新マスターズ・オブ・イビルのボス。
マダム・マスク：新マスターズ・オブ・イビルの女幹部。
コンストリクター：新マスターズ・オブ・イビルの幹部。傭兵。
ダイモン・ヘルストロム：新マスターズ・オブ・イビルの幹部でサタンの息子。
エスカベーター：レッキング・クルーのパイルドライバーの息子。いつもアスガルドの魔術で強化されたシャベルを持ち歩いている。

結末と影響（ネタばれ有り）

全てはバロン・ジーモの罠だった。
バロン・ジーモの計画はS.H.I.E.L.D.をハッキングしてその地球規模の諜報能力や攻撃力を奪うこと、そしてバガリアの地下世界にアベンジャーズを集めた上で地盤を崩し、生き埋めにすることだった。
死んだアーケードはダミーで、実はその技術を奪われた上でバガリアの監獄に閉じ込められていた。

生き埋めにされたヒーローたちは協力して脱出。
バロン・ジーモはS.H.E.I.L.D.をハッキングしてヘリキャリアを奪うが、キャミとアーケードが協力して戦況をひっくり返し勝利。

ヘリキャリアからキャミが行った演説によりマーダーワールドの生存者たちの名誉は回復され、ヒーローたちと再び合流した。

しかしキャミはヒーローの引退を宣言し、宇宙へと飛び去った。

バロンジーモたちマスターズ・オブ・イビルもヘリキャリアを奪って脱出。しかしハッキング技術は失い、次の陰謀を巡らせている。

マーダーワールドの生存者のうち、デスロケットはマスターズ・オブ・イビルに残留。
ランナウェイズのアレックスが生き返り、マスターズ・オブ・イビルに参加。

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