<王>(おう)

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登場作品

アライズ

領戦王争で“星霊力”を多く持っていた領将、すなわち領戦王争の勝者。
ハンフリクト・ミルグリスなる人物が7年前に即位したと言われているが今回の領戦王争を宣言した後、見た者はいない…。
北米版の表記は「Sovereign」。

+ ネタバレ
その正体は<招霊の儀>におけるレネギス統御機構の生体中枢。ヘルガイムキルにより二等権限と識別紋を付与される。
製造の素体にはダナ人種が用いられる。全属性に均等に適正を持つ個体が理想だが、これを見出すことは確率的に非現実的。
このため調整途中での死亡率は非常に高く、成功しても安定性は維持できない。
人体実験による<王>の成功体は「調整体1273号 個体名アルフェン」「10105号 個体名ヴォルラーン 世代無し(ライ)特殊調整系(アングサリ)母集団無し(ライモ)」しかおらず、300年にたった二人しかいなかったことになる(『Beyond tha Dawn』ではもう一人、ヴォルラーンが完成したため調整途中で中断された調整体がいたことが判明する)。
その高い星霊力干渉能力と不安定さの同居は重大な保安上の脅威となるため、
適用に際しては必ず補助機構による安定化措置を講じなければならない。

…とあるように<王>はアルフェンとヴォルラーンのみ、領戦王争を勝ち抜いた末の<王>はいない…ということになる。
では勝ち抜いた末の<王>はどうなったのか?というと「退位した歴代レナ王は余生をレナ本国で過ごし生涯を終える」と言われているが、実際のところはヘルガイムキルによってズーグルに改造される末路を迎えるのだった。
なおアルフェンが炎の剣を扱えるのはこの力によるものであり、正体判明後はフラムエッジ発動時に王の紋章が浮かび上がる。


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関連項目

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最終更新:2023年12月02日 19:45