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ラリューヌ・オークレード
通称
性別
所属 ライズ・アーマメント・テクノロジー
オラクルボード -
認証レメゲトン エドワール
搭乗テウルギア フォノートグラフ


キャラクター概要

“< ついこないだまで、ポリバケツで食べ残しとか探してたのに。不思議だよね、人生。>”
“< とにかく、たくさん助けて貰ったから、私もたくさん頑張るよ!>”

235年時点で14歳。階級は「士官候補生見習い予定」。241年で20歳、階級は少尉となる。
純朴で素直、そして幼さと奔放さが目立つ性格。生まれ育ちの関係で妙に現実的・即物的な一面も見せる。
セミロングの黒髪・黒目と日に焼けた健康的な肌が特徴的。

赤子の時分に捨てられた孤児。生まれつきの障害で喋る事が出来なかった。
名前すら無かったので、CD領出身のボランティアが故郷の民謡「月の光に(オ・クレル・ドゥ・ラ・リュヌ)」の名を改変して付けた。
学校にも行けなかったので、貧困地域で教会やボランティアの手伝い、声の不要な内職などをして暮らしていた。

交通事故を切っ掛けに軍に拾われた。
「様々な事情」によって「軍事部で預かり普通の学校に通わせ、然るべき年齢に成ってから改めてテウルゴス教育を施す」という特例中の特例が適用されている。

電気式人工咽頭での発声や会話を練習中。
まだ練習中なので、提供された携帯端末で筆談したり、手話や身振りでコミュニケーションを取ることが多い。

後に彼女が配されるテウルギアには、脳波を読み込み合成音声を発する装置が装備され、ヘッドギアを被れば片言ではあるものの最小限の負担で会話が可能。
なお、この装置は高性能なコンピュータを要する為、ヘッドギアのケーブルが届くコクピット周辺でないと使えない。

貧困孤児から基地住まいと、一気に住む世界が変わった為、様々な事に興味深々。
軍人以前の基本的教育から始めなければならず、本人も周囲もだいぶ苦労をしたらしい。

そしてRATもまさか、あの企業製の機体をラリューヌに託す事になるとは、235年の段階では知る由も無かった。



レメゲトン:エドワール

“まったく、手のかかる娘っ子だ。躾がまるでなっとらん。”
“生い立ちがどうあれ、淑女としての振る舞いを身に付け……これ! はしたない真似をするでない!。”

老人の姿をしたレメゲトン。
尊大な性格に偉そうな口調だが、大人としてラリューヌを導ける人柄でもある。兵器だけでなく機械や電気の扱い自体が得意。
余った部品や廃材を用いた、例えば簡易ラジオのようなモノの作り方をラリューヌに度々教えていて、レメゲトンというよりは手先の器用な祖父に近い立ち位置にいる。


テウルギア:フォノートグラフ

機体名 フォノートグラフ
開発 リュミエール・クロノワール ライズ・アーマメント・テクノロジー
機体サイズ 12.2m
武装 無し

機体概要

“引っ掻き痕に、煤の溝。ノイズ塗れの幽かな記憶を、声無き声で空に歌う。”

人類最古の録音を成し遂げたが、それを音として自ら再生する機能が無かった「自動速記装置」の名を冠したテウルギア。
リュミエール社製テウルギア、LME-PHA-08/HeD_A9 ファンタズマゴリア・トゥルースレコーダーの2番機。空中での早期警戒管制を主任務とする機体。
エンブレムは『月明りに照らされる(装置の方の)フォノートグラフ』

製造段階でRATでの運用に合わせた調整が為されており、リュミエールの意向で外装に影響する変更を厳しく制限されている。
この為、機体の引き渡し後の変更はラリューヌ用の代替発声システムが追加された程度に留まっている。

強力な戦域管制能力・共同作戦能力に加え、電子戦もこなしてみせるが、戦闘行動半径は短い。
足の速さと単機で複数をこなせる能力から、大勢を動かせなかったり、大勢では間に合わないような状況に投入される。
機体のコストが極めて高い事もあって、AWACSほど戦場に居る時間・回数は多くない。

また、特徴的な外観とフレームの知名度を利用し、意味深な発言や行動を繰り返して、本当に注目すべき事柄から目を離させるスケープゴートの役割を担う事もある。
意外な事に、それなりに効果があるらしい。また、この悪戯のような任務は、ラリューヌも気に入っている。

所持兵装

兵装は存在せず、追加で装備することも現状では不可能である。


機体原型機 原案/更科 月華様
その他原案/もふもリスト
最終更新:2018年11月09日 23:45