Pike
カードタイプ:
Village/村
エキスパンション:Towers of Ruin(Advance)
英語版
Card Name |
Number |
Class |
Cost |
Gold |
Weight |
Light |
VP |
Text |
Pike |
8 |
Weapon・Polearm |
4 |
2 |
3 |
|
|
Physical Attack +2 This hero is not affected by Battle effects. |
日本語版(仮訳)
カード名 |
枚数 |
分類 |
コスト |
金貨値 |
重量 |
明かり |
勝利点 |
テキスト |
パイク |
8 |
武器・長柄 |
4 |
2 |
3 |
|
|
物理攻撃+2 この英雄は戦闘効果の影響を受けない。 |
カード解説/CARD GLOSSARY
複数の英雄に同時に効果を及ぼす戦闘効果は、完全に打ち消されはしません。パイクを装備した英雄に影響する部分だけが打ち消されます。
カード分析
所感
- 遠距離戦闘に特化した長槍。身長の倍以上もの長さを持っていたようだ。
- ゲーム上でもその特性が反映されており、Polearm属性を持ち相手の能力範囲外から攻撃することで戦闘効果を無効化する。
- 単純な武器としてみると攻撃+2は正直面白くない。
- Polearmとしては純粋なLongspearの強化カード。金貨値そのまま、体力も3で据え置きでRegularでの装備に何の問題も無い。
- ただ、Longspear自体は前半はともかく後半もてあまし気味のカード。攻撃値1点上昇だけで、その扱いを覆せるかは厳しい面が。
- 特殊能力は戦闘効果の無効化。書いてあることはシンプルなのだがその分ルールは結構複雑。
- あくまで戦闘効果への干渉のみであり、Aftermathや、全体効果等に関しては無力。
- 打ち消される主な効果は以下のもの。
① カードを捨てる。- Smokeplume Drake等
② カードを廃棄する。- Ettin等
③ 英雄の体力を減ずる(※)。- Horror Incarnate等
④ 英雄の攻撃力を減ずる(※)。- Packhunter Gnoll等
⑤ 英雄の攻撃力を増加させる。- Grayskinn Thrall等
(※)Royal Guard・Corruptedの能力減はなぜか戦闘効果として書かれていないことに注意。
- 「呪いを得る」といった英雄に無関係な効果は防げない。
- 複数の英雄に同時に効果を発揮する戦闘効果の場合、(「カード2枚を捨てる」、「すべての英雄は体力-1を受ける」など)、Pike持ちのみ効果を免れるが、他の英雄は効果を受ける。
- 対象をプレイヤーが選んで処理する能力に関しては、能力の対象にならないのではなく、(適正ならば)対象として選んでよく、その上で捨てる/廃棄するという結果が発生しなくなるという処理がおそらく正解。
- たとえば、英雄が3枚あり(1枚がPike持ち)、「英雄2枚を廃棄する」という効果を受けたとする。
この場合Pike持ちを効果対象に含めることで、結果として廃棄される英雄を1体のみにすることが可能。
もちろんPike持ちでないもの2枚を選んで、わざと廃棄するというプレイングは依然として可能。
- 一つの戦闘効果が複数の処理で構成される場合、英雄に効果を及ぼす部分のみが無効化される。
Belacの持つ、「最大攻撃力の英雄を捨てる。その英雄の攻撃力だけヘルスを得る。」という戦闘効果の場合、英雄が捨てられることはなくなるがヘルス上昇部分はそのまま対象とした英雄を参照して処理が行われる。
- ⑤のようなプレイヤーが利益を得られるケースであっても、Pikeを装備してしまっている限りは強制で打ち消してしまう。
Grayskinn Thrallは武器を装備していなければそもそも恩恵を受けられないし、Pikeを装備していたら効果が打ち消されると、まったくかみ合わない。
- 錯誤しがちだが、Pike自身は武器を捨てる/廃棄させるような効果をモロに受ける。
「カード2枚を廃棄する」効果でPikeと装備英雄を選んだ場合は、Pikeの効果は発揮されて、英雄は生き残るという処理でよいだろう。
武器に影響を与える戦闘効果と英雄に影響を与える戦闘効果を別々に持つモンスターの場合(Orsegなどでありえる)、どちらの戦闘効果を先に解決するかで、結果が変わる。
- 軽いことは軽い武器だが、それでも重さ3であることには注意。魔術師を守ろうと思ってたらそもそも装備できる体力が無かった、なんてことの無いように。
- Polearm属性を生かすにはRegularに装備させたいが、Regularを守る価値は?というとはなはだ怪しいため、能力を全力で発揮できる機会に恵まれない。素での攻撃力不足もありどうにも地味なカードである。
- それでも戦闘前にこちらの戦力を削ってくるタイプのモンスターに対しては一定の効果がある。他の類似カードと比べて、使い回しが効く点を活かしていこう。
シナジー
- Regular:
Polearmである以上、Regularと連携を組むことはほぼ必須。
アンチシナジー
- Lesser Phoenix:
きわめて低リスクで戦闘効果を無効化できるこれを入手できてしまうと、ちょっと悲しい。
もっとも経験点が常にあまっているわけではないのでPikeが完全に無意味というわけではない。
Shadow Catも同種の能力を持っているが、こちらは6XPを有している必要があるのでさほど競合しない。
得意なモンスター
苦手なモンスター
クラシック版カード使用時
最終更新:2013年08月24日 10:22