名前 |
エア |
分類 |
野菜 |
初出 |
122話 |
捕獲レベル |
6200 |
生息地 |
のろま雨の丘 |
概要
正体は
エアの巨木に数百年に一度実る、全長1500メートル以上の巨大な実。
一つの惑星を覆い尽くせるほどの空気が凝縮されており、熟して地面に落ちた瞬間に吹き出す空気は大陸の雲を全て吹き飛ばし、百色の虹の橋を作る。
その大量の空気は馬王
ヘラクレスが次代の
八王を出産するのに必要だが、
ここ数万年は実が落ちる前に
ブルーニトロが奪い去ってしまうせいでヘラクレスは未熟児しか出産できず、大陸は存亡の危機にある。
なお非常に繊細な食材のため、ヘラクレスのような圧倒的強者が近づくとすぐに腐ってしまう。
調理方法
味仙人や
ブルーニトロが見つけた調理法は、実の中に充満しているおいしい空気を少しずつ抜きながら実を冷却し、旨味を閉じ込めるというもの。
しかしそれだと抜けたぶんの旨味が無くなってしまうため、
本来の旨味を引き出すには、100%の旨味を逃さないまま完全に熟して実が地面に落ちる瞬間、実の形を保ちつつすべての空気を1箇所から一気に抜く必要がある。
しかし1ミリでも手元が狂えば実が一気に破裂する可能性もある
超特殊調理食材であり、調理は至難の業。
実の巨大さもさることながら、包丁を入れたところと別の場所から火山の噴火級の勢いで空気が漏れ出ることも多くあるため、
熟練した
料理人でも一人で100%の調理をすることは困難である。
生で食べるのが一番美味しく火を通すと味が落ちてしまうが、
まだまだ研究の浅い食材であり、
小松はおいしい調理方法を考えるのが楽しみだと語っている。
食材として
見た目はキャベツのような包皮型の食材。
触った感じは肉に近く、鉛のような重さと今にも動き出しそうな弾力性を持つ。
一嗅ぎしただけで高濃度の酸素が目の毛細血管の隅々まで行き渡り、地上から宇宙が見渡せるほど一瞬視力が上がる。
食べると呼吸で体内に入ってくる酸素量が増大し、血流が良くなり新陳代謝が活発になる。
一呼吸で擦り傷が消え、二呼吸で切り傷が塞がり、三呼吸でナイフの深い刺し傷も治り始め、更に呼吸を重ねると骨折や重い火傷も治るほど自然治癒力が上がる。
さらに食べた直後なら海に何十時間も潜っていたり、酸素の全くない場所で数日過ごせるようになる。
来歴
関連項目
最終更新:2015年12月05日 08:47