一応、年代書いてますがただの時系列整理のためのものなので基本気にしなくても大丈夫です。
ライバル馬の概要については、SSで登場した際に、そっちの方で書きます。
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メメントヴィータ(欧字名:Memento vita、香港名:活着軌跡、2013年3月28日-20■■年3月8日)は日本の元競走馬、繁殖牝馬。とある掲示板にいるウマ娘の競走馬ver.のwikiである。
ウマ娘のメメントヴィータのついてはこちらから→メメントヴィータ
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メメントヴィータ |
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欧字表記 Memento vita |
香港表記 活着軌跡 |
品種 サラブレッド |
性別 牝 |
毛色 鹿毛 |
生誕 2013年3月28日 |
父 トウカイテイオー |
母 ラインクラフト |
母の父 エンドスウィープ |
生国 🇯🇵日本(北海道安平町) |
生産者 桜響牧場 |
馬主 桜響牧場 |
調教師 ████(栗東)(*1) |
競走成績 |
タイトル JRA賞年度代表馬(2016年) JRA賞年度代表馬(2018年) JRA賞最優秀2歳牝馬(2015年) JRA賞最優秀3歳牝馬(2016年) JRA賞最優秀4歳以上牝馬(2018年) JRA賞特別賞(2018年) |
生涯戦績 18戦16勝 (JRA)14戦13勝 (フランス)3戦2勝 (ドバイ)1戦1勝 |
獲得賞金 28億9620万0000円 (JRA)20憶1620万0000円 (フランス)407万4100ユーロ (ドバイ)348万ドル |
勝ち鞍 |
GⅠ 阪神JF 2015年 |
GⅠ 桜花賞 2016年 |
GⅠ 東京優駿 2016年 |
GⅠ 秋華賞 2016年 |
GⅠ 高松宮記念 2017年 |
GⅠ 宝塚記念 2017年 |
GⅠ ドバイシーマクラシック 2018年 |
GⅠ 凱旋門賞 2018年 |
GⅠ ジャパンカップ 2018年 |
GⅠ 有馬記念 2018年 |
GⅡ フィリーズレビュー 2016年 |
GⅡ 関西TVローズステークス 2016年 |
GⅡ 中山記念 2016年 |
GⅡ フォワ賞 2016年 |
GⅢ KBSファンタジーステークス 2015年 |
+ | 目次 |
血統背景
父トウカイテイオーは現役時代に日本ダービー、有馬記念を含むGⅠを4勝した名馬。種牡馬としては、GⅠ級競争勝ち馬を3頭輩出していた。
母ラインクラフトは桜花賞やNHKマイルカップを勝ったマイラー。現役中に一度生死の狭間を彷徨ったが、どうにか生き延びて、桜響牧場に引き取られた。そのあと、ラインクラフトの2013を産んだ際に、亡くなった。
この血統に配合理論など頭の固い話など存在せず、ただの『趣味』で作られた配合である。ただ、ノーザンダンサーが3本あるので、それだけ後から気付いて「言い訳を見つけられた」と思ったのはラインクラフトの2013誕生後であった。
母ラインクラフトは桜花賞やNHKマイルカップを勝ったマイラー。現役中に一度生死の狭間を彷徨ったが、どうにか生き延びて、桜響牧場に引き取られた。そのあと、ラインクラフトの2013を産んだ際に、亡くなった。
この血統に配合理論など頭の固い話など存在せず、ただの『趣味』で作られた配合である。ただ、ノーザンダンサーが3本あるので、それだけ後から気付いて「言い訳を見つけられた」と思ったのはラインクラフトの2013誕生後であった。
血統表(netkeiba競走馬配合シミュレートより)


現役時代
デビュー前
2013年3月28日、桜響牧場にて誕生。
監視カメラには生まれて少しで脚を震わせながら立ったラインクラフトの2013がラインクラフトの顔を舐めている様子が記録されている。
両親譲りの鹿毛にトウカイテイオー譲りの容姿の良さやラインクラフト譲りの気性の良さで牧場関係者からも評価は非常に高い馬だった。
が、バカなのかただ単にアホなのか、馬房内で転がり自力で立てない状況になったり(暴れてたら牧場関係者が助けてくれた)、放牧に出すと、走って転んだり(怪我は無し)していたが、牧場関係者がくれたぬいぐるみと遊ぶ(物理)姿や寝る姿はとてもかわいらしかったという。
生産のみをおこなう生産牧場とは違い、生産から育成までをも行える総合牧場として経営していたため、鞍付けなどを含む馴化なども行われたが、ラインクラフトの2013を担当した生産・育成厩舎の厩舎長は二人とも口を揃えて「素直でおとなしくてとってもいい子」だと語った。実際、気性も素直で、すぐにハミ受けをしてくれるような子であり、騎乗者からは「神馬」、「この子に騎手として乗れる人が羨ましい」といった言葉が出るほどだった。
監視カメラには生まれて少しで脚を震わせながら立ったラインクラフトの2013がラインクラフトの顔を舐めている様子が記録されている。
両親譲りの鹿毛にトウカイテイオー譲りの容姿の良さやラインクラフト譲りの気性の良さで牧場関係者からも評価は非常に高い馬だった。
が、バカなのかただ単にアホなのか、馬房内で転がり自力で立てない状況になったり(暴れてたら牧場関係者が助けてくれた)、放牧に出すと、走って転んだり(怪我は無し)していたが、牧場関係者がくれたぬいぐるみと遊ぶ(物理)姿や寝る姿はとてもかわいらしかったという。
生産のみをおこなう生産牧場とは違い、生産から育成までをも行える総合牧場として経営していたため、鞍付けなどを含む馴化なども行われたが、ラインクラフトの2013を担当した生産・育成厩舎の厩舎長は二人とも口を揃えて「素直でおとなしくてとってもいい子」だと語った。実際、気性も素直で、すぐにハミ受けをしてくれるような子であり、騎乗者からは「神馬」、「この子に騎手として乗れる人が羨ましい」といった言葉が出るほどだった。
現役
2歳シーズン(2015年)
2015年の春頃には栗東の__厩舎へ入厩した。__調教師は、「トモが詰まっているとてもいい馬。小柄だけど、これから成長すればもっといい馬になるんじゃないかな」とコメントした。同時に、メメントヴィータ可愛いbotに成り果てた担当厩務員に関してはノーコメントを貫いている。というのも、担当厩務員の彼はラインクラフト強火担であり、「あのラインクラフト様のお子様まじ尊い可愛い。すばらしい。生まれてくれてありがとう」と記者の前で言葉を残している変態である。
2015年、7月末に中京第_R1600mにてデビュー。鞍上にデビューしたばかりの新人騎手____(*2)を乗せ、約412mある直線を活かして、初勝利を飾った。
元々、ゲート調教がうまくいかずゲート難が疑われていたが、新馬戦でのレースの運び方によって、馬郡が苦手なことも分かった。その結果を受け、併せ馬などを中心に調教が行われたが、温厚な性格ゆえに勝負根性が全くといってないことも影響し、最終手段として「追込」をするということに収まった。
2015年、7月末に中京第_R1600mにてデビュー。鞍上にデビューしたばかりの新人騎手____(*2)を乗せ、約412mある直線を活かして、初勝利を飾った。
元々、ゲート調教がうまくいかずゲート難が疑われていたが、新馬戦でのレースの運び方によって、馬郡が苦手なことも分かった。その結果を受け、併せ馬などを中心に調教が行われたが、温厚な性格ゆえに勝負根性が全くといってないことも影響し、最終手段として「追込」をするということに収まった。
2戦目になったKBSファンタジーSでは3番人気におされ、最後方直線一気という、弾けるような末脚を発揮。2歳馬らしからぬ豪快な勝ち方で勝利した。
これを受け、3戦目は阪神ジュベナイルフィリーズに出走した。同レース出走馬の中にはデイリー杯2歳ステークス勝ち馬のレインイーリスも出走していたが、僅差で1番人気となった。
最終直線で逃げるレインイーリスを強烈な末脚を発揮し、見事1番人気に応えて見せた。
最終直線で逃げるレインイーリスを強烈な末脚を発揮し、見事1番人気に応えて見せた。
阪神ジュベナイルフィリーズに勝ったことや、強烈な印象を残したことにより、『JRA賞最優秀2歳牝馬』に選ばれた。
3歳シーズン(2016年)
母ラインクラフトと同じくフィリーズレビューから始動。これを堂々の1番人気で勝利。
次走、桜花賞も堂々の1番人気で迎えた。デイリー杯勝ち馬であり、阪神JF2着馬のレインイーリスも出走しており、レインイーリス陣営は『逃げ宣言』を。一方、メメントヴィータ陣営は『追い込み宣言』をしていた。
当日の桜花賞は快晴で、桜も満開。もはや、花見会場にしたいぐらいだった(ただの現地民感想)。
レースがスタートすると、好スタートを決めたのはレインイーリス。逆に出遅れ気味だったのはメメントヴィータ。
いつもと違ったのはレインイーリスの大逃げだった。これにより、展開は縦長に。追い込み宣言していたメメントヴィータよりも他馬が前に行き、必然的に前が壁状態になってしまったものの、3コーナーで大きく外を回り、捲りをすると、残り200m地点で先頭粘っていたレインイーリスを交わすと、そのままゴール。第一冠を桜の花で飾った。
このまま順調に優駿牝馬も取るだろうと思われた当馬であったが、優駿牝馬2日前に感冒(*3)になってしまうというアクシデントが発生した。治ったのは当日であり、優駿牝馬を回避。他に出走登録がしてあった東京優駿に出走することになった。
枠抽選では見事に大外を引いてしまったものの、「いいハンデ。言い方を変えれば外でよかったです」と関係者は言っていた。当日のパドックでは父トウカイテイオーとの絡みがある横断幕が多かった。
本番では最後方に位置をとり、最終直線、大外からの追込で残り100m地点で、皐月賞馬クラウンプルーフの外から差し切った。
これを馬主はこう振り返っている「東京2400mには必ず出たい。負けられない、意地があったんです。鞍上の彼も初のダービー制覇でしたからね」
これにより、親子3世代での日本ダービー制覇となった。
次走、桜花賞も堂々の1番人気で迎えた。デイリー杯勝ち馬であり、阪神JF2着馬のレインイーリスも出走しており、レインイーリス陣営は『逃げ宣言』を。一方、メメントヴィータ陣営は『追い込み宣言』をしていた。
当日の桜花賞は快晴で、桜も満開。もはや、花見会場にしたいぐらいだった(ただの現地民感想)。
レースがスタートすると、好スタートを決めたのはレインイーリス。逆に出遅れ気味だったのはメメントヴィータ。
いつもと違ったのはレインイーリスの大逃げだった。これにより、展開は縦長に。追い込み宣言していたメメントヴィータよりも他馬が前に行き、必然的に前が壁状態になってしまったものの、3コーナーで大きく外を回り、捲りをすると、残り200m地点で先頭粘っていたレインイーリスを交わすと、そのままゴール。第一冠を桜の花で飾った。
このまま順調に優駿牝馬も取るだろうと思われた当馬であったが、優駿牝馬2日前に感冒(*3)になってしまうというアクシデントが発生した。治ったのは当日であり、優駿牝馬を回避。他に出走登録がしてあった東京優駿に出走することになった。
枠抽選では見事に大外を引いてしまったものの、「いいハンデ。言い方を変えれば外でよかったです」と関係者は言っていた。当日のパドックでは父トウカイテイオーとの絡みがある横断幕が多かった。
本番では最後方に位置をとり、最終直線、大外からの追込で残り100m地点で、皐月賞馬クラウンプルーフの外から差し切った。
これを馬主はこう振り返っている「東京2400mには必ず出たい。負けられない、意地があったんです。鞍上の彼も初のダービー制覇でしたからね」
これにより、親子3世代での日本ダービー制覇となった。
とくに何事もなく、無事に放牧という名の温泉漬け。しゃぶしゃぶを終えた後は、関西ローズSを余力を残したまま完勝。
緊張に包まれた秋華賞だが、いつも通り出遅れ、珍しく3コーナーで捲り最終直線では先頭に立ってそのまま逃げ切り勝ちを決めた。
緊張に包まれた秋華賞だが、いつも通り出遅れ、珍しく3コーナーで捲り最終直線では先頭に立ってそのまま逃げ切り勝ちを決めた。
「京都競馬場に美しいコスモスが咲き乱れたっ!メメントヴィータ、桜花賞、日本ダービー、秋華賞を勝ち変則三冠達成です!」
「2016年 秋華賞」 より
このあとは、エリザベス女王杯や有馬記念に進む案があったそうだが、たまっている疲労解消や、次走の高松宮記念に向けて、再び放牧に出された。
変則三冠(桜花賞、東京優駿、秋華賞)の達成により、2016年度の『JRA最優秀3歳牝馬』、『年度代表馬』を獲得した。
4歳シーズン(2017年)
休養明け初戦は高松宮記念から始動した。これも今までと同じく__騎手が騎乗した。
7枠14番。奇しくも、母ラインクラフトが走った時と同じゲートからのスタートとなった。この高松宮記念も桜花賞と同じく、3コーナーからの捲りを決めて勝利した。
次走は少し間をあけて宝塚記念に。「これに勝ったら凱旋門賞に行く」というフラグ発言をした。結果としては、フラグ回避成功。
夏には渡仏し、___厩舎に到着した。2日後の早朝にはリヨンの坂コース(*4)で調教を開始し、その後もシャンティイ調教場のリヨン坂路を中心に調教が行われていた。シャンティイ競馬場で芝コース追い切りも好調で、調教師は「いい感じに落ち着いている。どうなるかわからないけど、あとは彼に任せる」と言った。
第96回凱旋門賞では16番ゲートからのスタート。ロンシャン競馬場が改修工事のため、シャンティイ競馬場で行われた今回の凱旋門賞だが、今回は珍しく出遅れなしで最後方につけてレースを進めた。その後も順調なように思えたが、馬群が苦手なメメントヴィータを思ってか大外一気を狙っていたのもあったか、内の馬が外に膨れ、直線で不利を受けたことによりオークス三冠馬の______2着に敗退した。
その後は検疫を受け、年末の締めに有馬記念に出走したが、普段の末脚炸裂__とはいかず、これを2着と敗退。
7枠14番。奇しくも、母ラインクラフトが走った時と同じゲートからのスタートとなった。この高松宮記念も桜花賞と同じく、3コーナーからの捲りを決めて勝利した。
次走は少し間をあけて宝塚記念に。「これに勝ったら凱旋門賞に行く」という
夏には渡仏し、___厩舎に到着した。2日後の早朝にはリヨンの坂コース(*4)で調教を開始し、その後もシャンティイ調教場のリヨン坂路を中心に調教が行われていた。シャンティイ競馬場で芝コース追い切りも好調で、調教師は「いい感じに落ち着いている。どうなるかわからないけど、あとは彼に任せる」と言った。
第96回凱旋門賞では16番ゲートからのスタート。ロンシャン競馬場が改修工事のため、シャンティイ競馬場で行われた今回の凱旋門賞だが、今回は珍しく出遅れなしで最後方につけてレースを進めた。その後も順調なように思えたが、馬群が苦手なメメントヴィータを思ってか大外一気を狙っていたのもあったか、内の馬が外に膨れ、直線で不利を受けたことによりオークス三冠馬の______2着に敗退した。
その後は検疫を受け、年末の締めに有馬記念に出走したが、普段の末脚炸裂__とはいかず、これを2着と敗退。
5歳シーズン(2018年)
有馬記念敗退後も桜響牧場で放牧になった。本来なら高松宮記念に向けて調整をしていたが、凱旋門賞リベンジに向けて中距離のレースを使うことになり、ドバイシーマクラシックを目標に前哨戦として中山記念を使った。
中山記念を完勝すると一先ずの目標であるドバイシーマクラシックへ出走した。
昨年のクラシック前線を競い合ったオークス馬レインイーリスはアルクォズスプリントに。菊花賞馬フェアツェーレンはドバイゴールドカップに。皐月賞馬クラウンプルーフはドバイターフに。そして、変則三冠馬メメントヴィータはドバイシーマクラシックへ、4頭お互いを帯同馬にしてドバイミーティングに出走した。
中山記念を完勝すると一先ずの目標であるドバイシーマクラシックへ出走した。
昨年のクラシック前線を競い合ったオークス馬レインイーリスはアルクォズスプリントに。菊花賞馬フェアツェーレンはドバイゴールドカップに。皐月賞馬クラウンプルーフはドバイターフに。そして、変則三冠馬メメントヴィータはドバイシーマクラシックへ、4頭お互いを帯同馬にしてドバイミーティングに出走した。
挑んだドバイシーマクラシックは見事にメメントヴィータが1着で勝利。
勝利インタビューでは「これで秋のフランス旅行も楽しめますね」と語った。
ドバイから帰国した後は、英気を養うために放牧へ。8月頃に渡仏すると、フォワ賞に出走。消耗も少なく、勝利した。
フォワ賞の勝利インタビューでは、「今年こそ、行けます。行きます。勝ちます」と発言し、今年は2連覇をかけて出走してくる______陣営に対して闘志を燃やしていた。
来る凱旋門賞。今年の日本からの参戦はメメントヴィータだけであった。人気は前年覇者______に続く2番人気。
今回も17番枠という外からのスタートになった。今回は後方、外側につけての競馬。3コーナーからフォルスストレートにかけて、馬群の少し離れた外側を走っていた。最後の直線に入ると、だんだんと、確実に前へ迫っていき、残り200mで______を躱すとそのまま突き放してゴールした。
凱旋門賞が終わった後はすぐに帰国。ジャパンカップに向けて調整を開始した。
このジャパンカップには、日本勢を代表とするメメントヴィータやレインイーリス、クラウンプルーフ、フェアツェーレン。海外勢からは欧州最強牝馬______がリベンジをしに参戦した。
最後の直線で先頭に立ったレインイーリスを後ろから差し切り、日本レコードそして世界レコードを大きく更新する2分19秒9のタイムでゴールした。この勝利により、シンボリルドルフ、トウカイテイオーから続くジャパンカップ勝利となった。
ラストランとなった有馬記念のオッズは単勝元返しとなる1.0倍と大変人気だった。
勝利インタビューでは「これで秋のフランス旅行も楽しめますね」と語った。
ドバイから帰国した後は、英気を養うために放牧へ。8月頃に渡仏すると、フォワ賞に出走。消耗も少なく、勝利した。
フォワ賞の勝利インタビューでは、「今年こそ、行けます。行きます。勝ちます」と発言し、今年は2連覇をかけて出走してくる______陣営に対して闘志を燃やしていた。
来る凱旋門賞。今年の日本からの参戦はメメントヴィータだけであった。人気は前年覇者______に続く2番人気。
今回も17番枠という外からのスタートになった。今回は後方、外側につけての競馬。3コーナーからフォルスストレートにかけて、馬群の少し離れた外側を走っていた。最後の直線に入ると、だんだんと、確実に前へ迫っていき、残り200mで______を躱すとそのまま突き放してゴールした。
凱旋門賞が終わった後はすぐに帰国。ジャパンカップに向けて調整を開始した。
このジャパンカップには、日本勢を代表とするメメントヴィータやレインイーリス、クラウンプルーフ、フェアツェーレン。海外勢からは欧州最強牝馬______がリベンジをしに参戦した。
最後の直線で先頭に立ったレインイーリスを後ろから差し切り、日本レコードそして世界レコードを大きく更新する2分19秒9のタイムでゴールした。この勝利により、シンボリルドルフ、トウカイテイオーから続くジャパンカップ勝利となった。
ラストランとなった有馬記念のオッズは単勝元返しとなる1.0倍と大変人気だった。
「中山の最終直線、310mの直線に入ってここでメメントヴィータが先頭!ぐんぐん後ろを突き放す!3馬身!5馬身!6馬身!――これはもう圧勝だ!―――掲示板に赤い文字が輝いています、レコード、レコードだ!」
「2018年 有馬記念」 より
タイムは2分28秒2。これまでのレコードタイムであった2分29秒5を上回り、世界レコードにも輝いている。2着馬との差は7馬身であった。
引退式は有馬記念の後に行われ、大勢のファンが彼女を見送った。
メメントヴィータの引退について、主戦騎手の__騎手は「僕の夢。僕がやりたかったこと。全部この子が叶えてくれました。次はこの子の子供に乗ってみたいですね。今度は、一緒に夢と追いたいです」とコメントをしている。
メメントヴィータの引退について、主戦騎手の__騎手は「僕の夢。僕がやりたかったこと。全部この子が叶えてくれました。次はこの子の子供に乗ってみたいですね。今度は、一緒に夢と追いたいです」とコメントをしている。
引退後
競走馬として現役を終えた後は、出身牧場の桜響牧場へ帰り、桜響牧場を代表する繁殖牝馬として活躍していた。
繁殖牝馬引退後はリードホースとして活躍し、未来ある若駒達を引っ張っていった。
最後は放牧地に植えてあるカワヅザクラ(*5)の木の下で娘を含む、他の馬に見送られながら眠りについた。関係者が来た時には、花吹雪が舞っていた。28歳。2041年3月8日(*6)、老衰。
競走馬でもかなり長寿なのだが、シンザンを超えるには後8年長生きする必要がある。なんであんな長生きなんだ…?
繁殖牝馬引退後はリードホースとして活躍し、未来ある若駒達を引っ張っていった。
最後は放牧地に植えてあるカワヅザクラ(*5)の木の下で娘を含む、他の馬に見送られながら眠りについた。関係者が来た時には、花吹雪が舞っていた。28歳。2041年3月8日(*6)、老衰。
競走馬でもかなり長寿なのだが、シンザンを超えるには後8年長生きする必要がある。
競争成績

繁殖牝馬として
血統面から見てもディープインパクトやキングマンボもおらず、サンデーサイレンスの3×4が作りやすいのも魅力的だった。
繁殖成績
誕生年 | 名前 | 毛色 | 父 | 性 | 戦績 | |
1 | 2020 | トリオンファンテ(*7) | 鹿毛 | ドゥラメンテ | 牡 | GⅡ、GⅢ7勝 |
2 | 2021 | トウカイノワール(*8) | 鹿毛 | キタサンブラック | 牝 | GⅠ7勝 |
3 | 2022 | ラインプリンシパル(*9) | 鹿毛 | モーリス | 牝 | GⅠ6勝 |
4 | 2023 | ラフィキ(*10) | 鹿毛 | キズナ | 牡 | OP勝ち |
5 | 2024 | ロールレリュイーヌ(*11) | 栗毛 | オルフェーヴル | 牝 | GⅠ5勝 |
6 | 2025 | カルペディエム(*12) | 黒鹿毛 | エピファネイア | 牝 | GⅠ8勝 |
7 | 2026 | トリビュート(*13) | 鹿毛 | クワイトファイン | 牡 | GⅠ4勝 |
8 | 2027 | グロースズィーク(*14) | 鹿毛 | オルフェーヴル | 牝 | |
9 | 2028 | アヌビス(*15) | 葦毛 | メジロエスキー | 牝 | 12戦11勝(GⅠ2勝) |
10 | 2029 | (*16) | ||||
11 | 2030 | (*17) | ||||
12 | 2031 | (*18) | ||||
13 | 2032 | (*19) |
産駒詳細
+ | トリオンファンテ |
+ | トウカイノワール |
+ | ラインプリンシパル |
+ | ラフィキ |
+ | ロールレリュイーヌ |
+ | カルペディエム |
+ | トリビュート |
+ | グロースズィーク |
+ | アヌビス |
特徴・評価
身体面の特徴
体重は400~420ぐらいをずっとうろちょろしていて、前走から±0が1つもない。父のトウカイテイオーに似て、スライドの伸びや乗り心地もよく、引退後に一度乗つ機会があった父父シンボリルドルフ、父トウカイテイオーに騎乗したことがある__元騎手は「まさにスポーツカーの乗り心地です。ルドルフ、テイオーやラインクラフトから良い面だけを受け継いだ、いい馬です」
距離について、調教師は「高松宮の1200から有馬の2500を走ったけど、距離は馬に合っていたので良かったです。母父がエンドスウィープなので芝だけじゃなくて、ダートを走らせてみても面白かったかもしれませんね」と言っていた。
距離について、調教師は「高松宮の1200から有馬の2500を走ったけど、距離は馬に合っていたので良かったです。母父がエンドスウィープなので芝だけじゃなくて、ダートを走らせてみても面白かったかもしれませんね」と言っていた。
精神面の特徴
精神面で一番有名な話は馬群嫌いだろうか。特に囲まれるのが苦手だったそうで、逃げるか追い込むほかに選択肢がなかったそう。ただ、スタートがうまくいかないのも問題視されて結果的に追込になった。
関係者からは「一人でいると静かだけど、仲のいい馬がいるとよく喋る。初対面の馬がいると黙る」ような馬だったらしい。
裏堀り時の足上げや移動してほしかったらすぐに移動してくれるなど、人間に従順な面があるものの、とにかく繊細な馬だったそう。
蹴り癖、噛み癖なども無く、まさに優等生といった感じであった。
が、前述したとおり、幼駒時代は馬房内で転がり自力で立てない状況になったり(暴れてたら従業員の人が助けてくれた)、放牧に出すと、走って転んだり(怪我は無し)と多少おバカな面が目立ったと言われているが、競走馬になってからは精神的に落ち着きがみられている。
関係者からは「一人でいると静かだけど、仲のいい馬がいるとよく喋る。初対面の馬がいると黙る」ような馬だったらしい。
裏堀り時の足上げや移動してほしかったらすぐに移動してくれるなど、人間に従順な面があるものの、とにかく繊細な馬だったそう。
蹴り癖、噛み癖なども無く、まさに優等生といった感じであった。
が、前述したとおり、幼駒時代は馬房内で転がり自力で立てない状況になったり(暴れてたら従業員の人が助けてくれた)、放牧に出すと、走って転んだり(怪我は無し)と多少おバカな面が目立ったと言われているが、競走馬になってからは精神的に落ち着きがみられている。
エピソード
- ファンからは「天帝」や「皇女」と呼ばれたり、「世紀の怪物(ゴリウー)」と呼ばれている。
「世紀のゴリウー」にたいして陣営は「確かにそうですね」という人と「かわいいだろ」という人に分かれている。一緒のレースに出走したことがある競走馬の陣営ほとんどが「こんな可愛いゴリラがいてたまるか」と言っている。
- 頭を撫でられるのが好きで、レースを勝った時に褒めないと後で誰かの服を破られる。
被害者)厩務員
- 自分を負かした馬の顔は覚えているらしく、2回目の凱旋門賞で――――――にであったときは殺意がすごかったらしい。
わーシングレフィルターかけた84有馬記念のカイチョーみたいー。