ELDEN RING 黄金樹への道

登録日:2025/05/15 Thu 00:39:00
更新日:2025/05/16 Fri 10:19:44NEW!
所要時間:約 5 分で読めます





シリアスだと思うだろう?




【概要】

ELDEN RING 黄金樹への道とはKADOKAWAのwebコミック配信サイト「ComicWalker」で連載中の、ゲーム『ELDEN RING』のコミカライズ版にあたる漫画作品である。作者は飛田ニキイチ。
全編シリアス雰囲気が漂うエルデンリングで飛田ニキイチ氏の作風である「美麗作画から繰り出されるシュールギャグ」をやるものだから、狭間の地の人々がなんかみんなテンションおかしいし人の話聞かない唯我独尊の変人だらけのギャグ漫画と化した。

キャラ同士の掛け合いが豊富な分、原作ゲームと異なり当面の目的は何で今話してるのは誰で褪せ人はどうして誰と戦っているのかと状況がわかりやすく整理されている点は独自の味付けが濃すぎるもののコミカライズかくあるべしと言ったところ。
作者の取材の甲斐あってかゲーム既プレイ層向けのエルデンリングあるあるネタも高品質と評判が良い。
各話サブタイトルもエルデンリングのメッセージをモチーフにしている。

こんな漫画だがちゃんとフロムソフトウェアの監修が入っており、作者曰く「ギャグ漫画にする上でどこまでがセーフなのかわからなかったので、最初に個人的にかなりぶっこんだ1・2話のネームを提出したところ、ほぼ修正なくOKが出てしまい逆に困惑しました」とのこと。
しかし調子に乗って4話で聖杯瓶を褪夫の胸の突起に刺したらNGが出たらしい。ケツならいいんだ…


【あらすじ】

素寒貧で狭間の地・リムグレイブへ放り出された褪せ人・褪夫(あせお)
狭間の地の過酷さに心が折れかけた褪夫は、謎の少女・メリナに取引を持ちかけられ、祝福の導きに従って黄金樹を目指すことに。
褪夫の行く手には次々に個性豊かすぎる人物たちが待ち受ける。フーテンのパッチ、半狼のブライヴ、忌み鬼マルギット、接ぎ木のゴドリック、そして魔女ラニ……。
命からがらリムグレイブを旅する褪夫は、当面の目的地・ストームヴィル城にたどり着けるのか──!?


【登場人物】


主要キャラ

  • 褪夫(あせお)
主人公。プレイヤーの分身である「名も無き褪せ人」に当たるキャラクター。猫派。
記憶を失い、リムグレイブにパンイチで行き倒れていた褪せ人。「褪夫」という名前は「褪せ人だから」という理由でメリナに命名されたもの。

当初はパンイチで狭間の地に流されたために装備も戦闘能力も素人同然だったが、旅をしているうちに徐々に実力をつけ、単身で飛竜を討ち取ったりしている。
重度の潔癖症故に他人の古着が着られないという贅沢な悩みを抱えていたが、パッチやラニから貴重な新品の服を恵んでもらったり、お針子のボックに新しい服を仕立ててもらうことで何とかパンイチから脱却。
しかし衣装が新調されてもしばらくすると破損してパンイチに戻るお約束を背負っている。後に敵の攻撃を受ける瞬間自らマッパになりダメージと引き換えに装備を守る早着替えの特技を習得した。
活躍を重ねることで「今最もエルデの王に近い男・全裸のパリィ王」と噂されるようになる。
メリナに導かれて黄金樹を目指すことに。初期装備を見る限り、素性は素寒貧。

相手が真面目タイプならばふざけて、話を聞かないタイプならば怒って突っ込むなど、ボケとツッコミの両方をこなせるタイプ。
こちらを物凄い勢いで弄ってくるメリナに対してはひたすらツッコミを入れるが、そういうのが無いラニに対しては無意識の行動で怒らせてもいる。
また能天気なアホではあるものの他人には割とまともに応対するため、読者からは「もしかしてうちの褪せ人よりよっぽど真面目なのでは?」との評価も。
ゲーム中の褪せ人はそもそも何考えてるか分からないしプレイヤーの気分次第であちこちフラフラしたりアレだからね…

死に覚えゲーである本編と違い、なんと現在一度も死んでいない。ほぼ初見の攻撃でも対応できるという、プレイヤーから見れば底知れぬ強者である。

未だ気を抜けばパンイチになるが、現在はボックがコーディネートした猟犬騎士の鎧、卑兵の足甲、流浪兵の手甲という組み合わせの装備に落ち着いている。

  • メリナ
褪夫の巫女代わりとして契約を結んだ女性。
ゲーム本編より出番が多く、前触れなく現れては進行の遅い褪夫を黄金樹に向かわせるため辛辣に催促している。
「メリイィィィィ」という効果音と共にガンを付けて脅すこともしばしばあり、これをされた褪夫は大体彼女の言うことを聞く。
さも常識人のような顔をしているが、裏では褪夫の尻に聖杯瓶を吸いつけたり「頭が悪そうだったから」とルーンを断りなく知力ステに全振りしたりと、やることが結構フリーダム。
本人も幾らかルーンを保持しており、褪夫にトイチといった闇金並の高金利で貸している。
褪夫はたまに「メリメリ」という愛称で呼んでいるが、本人は嫌がっている。

  • トレント
メリナから譲り受けた霊馬。
褪夫の足として共に狭間の地を駆け抜ける相棒。
初対面の際に褪夫との契約を渋っていたメリナに対して彼を選ぶよう促したが、惹かれた理由は「いいケツをしてるから」。
「ボフッ」としか喋れないが、褪夫やメリナはトレントが何を言っているか理解できているようだ。

  • シロ、ポチ、タロウ
はぐれ狼の遺灰から呼び出せる3匹の狼の霊体。名付けたのは褪夫で、正式名称は狂戦士の守護者シロ、穢れなき聖獣ポチ、デスウルフ タロウ
強敵相手だとビビッて勝手に消える癖があったが、褪夫との訓練によって連携「黄金隊形(ゴールデンフォーメーション)」を会得した。
褪夫が猫派と判明してから彼らとの絆に若干ヒビが入った。

リムグレイブ

  • 白面のヴァレー
私の貴方の私。
褪夫が最初に出会った人物。しかしその胡散臭い見た目と言動から「手揉みお面野郎」と呼ばれあまり信用されていない。
趣味で家庭菜園をしているらしく、彼の育てたロアレーズンはツリーガードも買いに来るらしい。

パッチ追い剥ぎ団の頭目。シリーズおなじみの鷲鼻につるっぱげの盗賊。
リムグレイブ西部の曇り川の洞窟で雑兵をまとめ悪業に精を出している。団訓は「誘い出し背後に立って蹴り落とせ」。
一時は行き倒れていた褪夫を拾い面倒を見ていたが、足抜けを乞う褪夫を「使えねえ奴はいらねえ」とすんなり送り出した(それはそれとして餞別と称して転送罠にかけた)。
褪夫とパッチは以降何度も顔を合わせることになるのだが、褪夫からは「パッチの兄貴」と呼ばれ親しまれており、割と愚弄されている。
追い剥ぎ団を辞めた後はゴドリックに売りつけるため、接ぎ木の材料となる生物を狩ってはストームヴィル城に卸している。
原作同様守銭奴ではあるが話はわかる方で、本来の目的であった学院の輝石鍵を褪夫が欲した時は輝石竜スマラグの亡骸という想定外の収穫があったために新品の服と共に譲った。
また、メリナの高利貸しについて素で引いていた。

  • パッチ追い剥ぎ団の雑兵
パッチの部下。
「あー…うー…」といったうめき声しか話さないが、薬や道具を作るための素材を採取しまくって入手困難にし、それに困った褪せ人やゴドリック兵たちに高額で売りつけているやり手の集団。
先日は「王都で限定販売された1/6女王マリカ様人形黄金樹カラーバージョン」をバイトを使って買い占め高額で転売して大きな利益を上げた。
パッチ曰くほとんど追い剥ぎしてなかったとのこと。

  • 半狼のブライヴ
魔女ラニの従者。大いなる意志によりラニへ遣わされた人狼の戦士。
腕利きの剣士だが地図の読み方が分からず方向音痴。丸いものに反応し追いかけたくなるなど狼というより犬。
ラニへの忠心は強く、ある日たまたま同席したダリウィルとラニの話で意気投合してノリと勢いで「ラニ様を愛でる会ことラニ会」を結成。
互いにラニの人形を作ることに青春をかけていたがある理由で関係は決裂。ブライヴはダリウィルの行方を追っている。

  • 猟犬騎士ダリウィル
裏切り者の猟犬騎士。本編では「絶対に裏切らないはずの猟犬騎士なのにどういうわけかラニを裏切った」とされており、当然ながらシリアスな理由が示唆されていた。
一方でこちらでは元ラニ会の一員だったが、原典にない衣装を作成しラニ人形を着せ替えるというラニ会の掟に反する行為を行ったためブライブに追われている。
なおブライヴも口では糾弾していたものの「着せ替え」には魅力を感じており、自らも道を誤りかけたが会話の程度の低さにイラついたメリナにクラブ二撃を叩き込まれダリヴィルは地に伏した。

  • ローデリカ
ゴドリックのおぞましい所業に心折れて逃げ出した女性。
褪夫のパンイチ姿にまともにツッコミを入れてくれる希少な存在。
褪夫との関わりで次第に前向きになり円卓に身を寄せて調霊師を志すようになる。

リムグレイブで不用意に近づいたビギナー褪人をボコる黄金の騎士。褪夫も二度ぶっ飛ばされた。
王都の流行に詳しいらしく、ゴドリックの「大ルーン争奪接ぎ木対決」で審査員を務めた。
褪夫曰く「こんな社交的な奴が初心者狩りしてたのかよ…」

  • 魔術師ロジェール
褪夫より一足先にストームヴィル城に忍び込んでいた褪せ人。
うっかりミスで高所から転落するが、辛うじて一命を取り留めて円卓にやってきた。

ストームヴィル城の門番。
野心を持った褪せ人を狩るのが生きがいゆえにマルギットを前に戦闘をあきらめ死ぬ準備をした褪せ夫に憤慨して懇々と説教を始め、
結局、この場は見逃してあげるから鍛え直して再び挑みに来るようにと言いつけてその場を退散。
だが褪夫はマルギットが消えたのを見計らい、約束を反故にしてそのまま城へと歩を進めたのだった。
その後も自分に挑みにくる褪せ夫を楽しみにしており、部下に稽古付けるように頼んで差し向けたりしている。

継ぎの秘法によって異形化したデミゴッドの1人。奴はデミゴッドの中でも最弱…
原作と違ってかなりフランクでノリが軽い。部下との間に溝を感じているのが最近の悩み。
王都で目立って流行りそうなデザインの接ぎ木とかいう具体性のないふんわりした要望を部下に振る厄介な上司。
普段は大ルーンを奪いに来た褪せ人は問答無用で接ぎ木にしているが、今回は部下との絆を深めるため「大ルーン争奪接ぎ木対決」を企画した。

  • ケネス・ハイト
一応はゴドリック軍に属するリムグレイブの貴族。フロムのソウルボーンらしからぬ裏のない善人かつ、最後は生きたままで幸せを掴む希少な存在だが、声がデカい。
漫画ではより声がデカくなっており、常時ミュージカルのように歌いながら大声で喋る。そのノリに褪夫もブライヴも困惑していた。
そして疑うことを知らないアホの子故に、亜人達に磔にされて火あぶりの準備を進められても歓待と勘違いしていたので、呆れた褪夫は放置することにした。

リエーニエ

  • トープス
私について知りたい? じゃあ10ルーン
……といった感じで、何かとかこつけて10ルーンを要求してくる鈍石の魔術師。本編ではここまでがめつくない。というか作中屈指の聖人。
レアルカリア学院に帰りたいと思っているが、当てがないために教会跡地で項垂れていたところ、褪夫に出会う。
学院に向かう彼に魔術を教え、もし替えの鍵が手に入れば取ってきて欲しいと頼む。
本編では彼の忘れ形見として得られるとある魔法が、この漫画では褪せ夫の得意分野(パリィの一種)であるため、とあるシーンで大活躍する事に。

デミゴッドの1人であり、ある事情から肉体を捨て魂のみを人形に宿している。魔女レナの正体。
褪夫に興味を持ち自身に仕えるよう何度も誘いをかけているのだが、その度に袖にされている。
霊呼びの鈴やカーリア騎士装備一式を褪夫にプレゼントしているが、それが原因で褪夫は彼女の身内から敵視される羽目になった。

大真面目な性格を崩さないせいでギャグ漫画たる本作の餌食となり、デミゴッドというすごい存在なのが判明した後も褪夫とは夫婦漫才のようなやり取りを繰り広げる羽目になる。
ラニィというオトマノペで怒る。

  • 魔術教授セルブス
ラニの従者の一人にして、ラニ会の一員。傀儡の秘術を識る怪しい魔術師。
しかしラニに従順なフリをして、その実ラニ本人を傀儡化させることを目論んでいた。
自身の秘密を知った褪夫を誘導してラニに秘薬を飲ませようとしたが、褪夫の裏切りによって失敗。粛清された。
同時、どこからか悲鳴が聞こえてきたが……?

  • 満月の女王レナラ
ラダゴンの前妻にして、カーリアの女王、そして王家最強の魔術師。大ルーンを秘める「琥珀の卵」を持つが故にほぼデミゴッドに近い扱いを受けていた。
ゲームでは諸事情からまともな意思疎通ができない廃人に近い精神性を持ったキャラだが、
作中においては、イタズラしまくる幼年学徒を宥めるのに苦労する教育ママ怒りっぽい母親みたいなキャラになっている。
自分を捨てて去ったラダゴンに対しては怒り心頭であり、愚痴を披露するという一ページも見せる。

  • ムーングラム
レナラお付きの騎士。原作ゲームでは台詞を発さない敵対NPCだったが、本作ではよく喋る。
リムグレイブのツリーガードとは友人。また、彼もラニ会の一員である。
褪夫との決闘で遠距離魔法の連発で苦しめるも、奇策の前に敗れる。

  • ならず者
リエーニエのボロ小屋でエビを茹でている褪せ人。「殺すぞ!」が口癖。「殺すぞ!(気さくな挨拶)」
下記のラーヤに勝手にエビを食われた挙句、「エビと言っていたのにザリガニだった」と逆ギレされた。
エビ茹で屋で大儲けする野望を抱いていたが、無許可営業を摘発されて失敗。
古遺跡断崖で褪夫たちと再会し、共にアルター高原を目指した。

  • ディアロス・ホスロー
豪奢な鎧を纏った男。「血潮で物語る」が家訓の武闘派貴族、ホスロー家の次男坊。
貴族として威厳たっぷりに振る舞うが、その態度に反して戦闘能力は褪夫以下。
従者ラニアを何者かに殺害され、たまたま近くを通りがかった褪夫を犯人と決めつけ襲いかかるが、得物の鞭が木に引っかかって不戦敗。それでも負けを認めず「引き分け」扱いしようとするなどプライドがムダに高い。
誤解は解けて二人でラニアを埋めたあと、褪夫を自身の従者に勧誘するが、今度は鞭が身体に絡まって動けなくなったところを放置された。

  • 指痕爛れのヴァイク
かつて「最も王に近づいた者」と呼ばれた褪せ人。狂い火に魅入られ、王の道を外れたとされる。
例によって漫画では変人化しており、カッコつけたポーズを決めると狂い火をばら撒くという厄介な特性を持つ。
また前述した王に近づいた者という肩書にそれなりの誇りを持っていたようで、褪夫が自身の成せなかった大ルーンを持っていると知った時は露骨に不機嫌になった。

ハイータの求める「指痕のブドウ」を探して狂い火村にやってきた褪夫と交戦するが矛を収め、事情を聞くと「別にいいよ」とあっさり渡してくれた。因みにコレは彼自身の目玉である。
その際「この先にある廃教会にだけは決して近づくな」と警告を残し、去っていった。


ケイリッド

ご存知星砕きの英雄にして、マレニアに並ぶデミゴッド最強格の一人。
ギャグ漫画である本作において、本人は一切のギャグをせずに主人公とラダーン祭り参加者を苦しめたデミゴッド。
なんと作中では死体の中に栄養のある食べ物を詰め込んで、ラダーンを飢えさせないようにしている。との発言がある。
もしかしてゲームよりつえーんじゃねぇか……

  • 城主ジェーレン
道化師のような恰好をした赤獅子城の現城主。
ラダーンを武人として葬るため、「ラダーン祭り」を開催する。
それはそれとしてお祭りの屋台は全力で楽しむタイプ。

とある王朝に所属する鎧武者。いわゆる辻斬り。
本編では正真正銘の危険人物なのだが、この漫画ではある程度は話が通じるし割とフランク。
ラダーンの馬を斬ってはいけない(斬ったら褪せ夫を屍山血河で斬るよ?という旨の脅し付き)と忠告したりと妙に良心的。

  • 大角のトラゴス
人助けが趣味の褪せ人。本編でも良い人だがこっちでも良い人。
概ね原作ゲーム通りの好漢になっている。

  • 豪胆ライオネル
ずんぐりむっくりの黒い鎧を纏った褪せ人。「恐れ知らずの気取り屋」として有名。
なお、彼はとある人物の護衛のようなもので、あるイベントをかなり進めないと真相がわからないレベルのネタバレ要素なのだが、
この漫画では堂々と、というか主張が激しすぎて気持ち悪いレベルでその人物の親代わりであることを言いまくっている。
本編で真相を知ったユーザーからは「パパ活騎士」を始めとするあんまりにもあんまりなあだ名をつけられていたので、ある意味そのネタ由来かもしれない。

  • 賢者ゴーリー
魔術街サリアの近くのボロ小屋に一人佇んでいる老人。
近くを通りがかった褪夫に腐敗を抑える金の針の入手を依頼した。
……犬を使って脅迫? なんのことやら。

  • ミリセント
腐敗に侵された赤髪の女性。
上記のゴーリーに頼まれやって来た褪夫から金の針を受け取って、一命を取り留める。
その後古遺跡断崖で再会。隻腕でありながら巧みな剣術で褪夫たちと共闘した。

円卓関係者

  • 指読みのエンヤ
円卓にて、大いなる二本指の意志を代弁する老婆。
しかし二本指が明らかに痒そうにしているのに気づかなかったりちゃんと読み取れているのかは疑問。

叡智を探求し続ける円卓の主。
ゲームと同じく真面目なキャラ造形を保っている……。
つまりは、ギャグ漫画の本作において弄られ役という立場になってしまっている。

  • 王骸のエンシャ
常に壁にもたれかかっているギデオンの従者。
ゲーム同様無口だが、口に出さないだけで実はパーティーなどの催し物が大好き。
円卓の不戦の掟を破り、割符の片割れを手に入れた褪夫を襲撃……と思いきや、彼にギデオンに対し円卓を離れることを記した手紙を渡し、そのまま去っていった。

  • 聖職者コリン
目を隠す布と首枷が特徴的な人物。
基本的には礼儀正しいのだが、相手の神経を逆撫でするような一言が多いのが玉に瑕。しかも本人はそれを面白いと思っているのが余計たちが悪い。
後にアルター高原で金仮面卿に弟子入りするため、円卓を離れた。

  • 死衾の乙女フィア
円卓の一室のベッドに腰かけている妖艶な女性。
英雄を胸に抱きその命を分けてもらうことで、死体と同衾して生の温もりを与える役目を持つ。
……というのが原作ゲームにおける彼女だが、本作の彼女の「抱く」というのはプロレス技による整体となっている
当然抱かれる側は激痛を味わうことになるが、その効き目は抜群とのこと。
何かを企んでいるようだが……。

  • ネフェリ・ルー
ザ・脳筋。
話をロクに聞かず考える前に行動するせいで、主人公の褪夫も義父のギデオンも苦しむというマッチョ女子になっている。
しかし義父に裏切られた時は流石に酷く落ち込み、暫くふさぎ込むこととなった。

火山館関係者

  • 招き手のラーヤ
超猫背の少女。
ゲーム本編では奥ゆかしくもなんだかマイペースという娘だったが、本作ではマイペースな面がすごく強調されだいぶ天然かつ図太い性格。
例えばラーヤとの初対面となる「ならず者に首飾りを奪われたイベント」も、漫画では
 ・誰の物とも知れないエビ茹でをラーヤが何の疑問も抱かず食べてしまい、持ち主であるならず者に被害を与えたのがそもそもの発端
 ・結局エビの代金代わりとして首飾りを持って行かれたのだが、自分にも非がある事をいまいち理解していない
という具合に。
空気を読まず自分の言いたい事を言う等して褪夫を振り回したりもするが、人懐っこいためか何やかんやでならず者たちとも仲良くなったりとコミュ力は強め。



この先、変な奴がいるぞ
だからこそこの先、追記・修正が必要だ

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最終更新:2025年05月16日 10:19