はじめに
全般
Q. voiceフォルダが見つからない。
A. 「voiceフォルダの見つけ方」をどうぞ。
Q. 原音や原音設定を更新したはずなのに反映されない。
A. voiceフォルダにアクセス権限がないかもしれません。ぱっと見保存できているように見えても、実際は保存できていない等のトラブルが発生します。
C:\Program Files (x86)\UTAU\voice はWindowsによって制限されているため使用しないでください。
C:\Program Files (x86)\UTAU\voice はWindowsによって制限されているため使用しないでください。
録音編
録音ソフト・機材について
Q. OREMOで録音中に突然録音できなくなった。
A. OREMOが録音できなくなるパターンとして、『自動録音中の録音中(赤文字表示中)に再生と停止(スペースキー)を押すと停止するが以降録音できなくなる』というのがあります。
この場合の対処法としては、OREMOのフォルダにあるoremo-init.tclをテキストエディタで開き「set v(recNow){1}」という記述があるので{1}を{0}に書き換えて上書きすると直ることがあります。
環境によってはこれが原因でないこともあるのでご留意ください。
この場合の対処法としては、OREMOのフォルダにあるoremo-init.tclをテキストエディタで開き「set v(recNow){1}」という記述があるので{1}を{0}に書き換えて上書きすると直ることがあります。
環境によってはこれが原因でないこともあるのでご留意ください。
また、より新しい録音ソフト「RecStar」に移行することもご検討ください。
Q. OREMOの自動録音中にガイドBGMやソフトの動作が少し止まってしまう。
A. 以下の方法を試してみてください。
- OREMO以外の使ってないソフトや常駐アプリを終了する。
- OREMOのメニューの表示から「波形を表示」のチェックを外して波形を非表示にする。他にもF0やスペクトル、パワーは非表示にする。
- オプションのオーディオI/O設定からPortAudioで録音する設定に変更する。
以上のことをしても改善しない場合は他のソフトの利用も検討してみてください。
OREMOの限界(OREMOを使うか否か)
OREMOの限界(OREMOを使うか否か)
Q. 8モーラの録音リストを使って録音したら音声が入りきらない。
Q. スマホやiPadでUTAU音源は録音できる?
A.
RecStar
というAndroidやiOS対応のUTAU音源録音アプリがあります。
また、スマホでも使用できる原音設定ツールや調声ツールがあります。
また、スマホでも使用できる原音設定ツールや調声ツールがあります。
Q. オーディオインターフェースはUSB2.0と3.0のどちらがいいですか?
A.現状は個人で使う目的であればUSB2.0で充分と考えられます。
USB2.0でも必要な転送速度を満たしています。また、環境によってはUSB3.0とBluetoothの無線が干渉してノイズが発生したという事例もあります。
給電能力はUSB3.0のほうが上で本体動作も安定すると思いますが、ACアダプターから別途電力を供給するセルフパワータイプのほうが動作がより安定します。
USB2.0でセルフパワータイプのオーディオIFがおすすめです。
参考
なぜUSB3.0やThunderboltではなく、USB2.0端子を搭載しているのでしょうか? Synthax Japan Inc. シンタックスジャパン
USB2.0でも必要な転送速度を満たしています。また、環境によってはUSB3.0とBluetoothの無線が干渉してノイズが発生したという事例もあります。
給電能力はUSB3.0のほうが上で本体動作も安定すると思いますが、ACアダプターから別途電力を供給するセルフパワータイプのほうが動作がより安定します。
USB2.0でセルフパワータイプのオーディオIFがおすすめです。
参考
なぜUSB3.0やThunderboltではなく、USB2.0端子を搭載しているのでしょうか? Synthax Japan Inc. シンタックスジャパン
録音リスト・読み方について
Q. 一部の録音リストにあるカタカナの「ガ行」ってなに?
A. カタカナのガ行は鼻濁音です。
鼻濁音とは簡単に説明すると「やや鼻にかかったガ行の発音」です。
鼻濁音の本来の表記は「か゜,き゜,く゜,け゜,こ゜」などですが、『歌詞として入力しづらい』『setParamのoto.ini生成に対応していない』などの理由のため、一部の録音リストではカタカナのガ行表記が採用されています。
setParamのoto.ini生成はカタカナに対応しています。
鼻濁音とは簡単に説明すると「やや鼻にかかったガ行の発音」です。
鼻濁音の本来の表記は「か゜,き゜,く゜,け゜,こ゜」などですが、『歌詞として入力しづらい』『setParamのoto.ini生成に対応していない』などの理由のため、一部の録音リストではカタカナのガ行表記が採用されています。
setParamのoto.ini生成はカタカナに対応しています。
Q. 連続音はモーラ数が多いほど収録効率は良くなる?
A. モーラ数が多いほど録音リストが読みづらくなり、読み間違える確率が上がります。
従ってリテイクがかさみ収録時間も増えて、結果的に収録効率が悪くなるということもあります。
モーラ数が多いほど録音行数が減るから収録効率が良くなる!…というのは一概には言えません。
録音リストを見比べてみて、収録者の肺活量等に見合う録音リストを選びましょう。
従ってリテイクがかさみ収録時間も増えて、結果的に収録効率が悪くなるということもあります。
モーラ数が多いほど録音行数が減るから収録効率が良くなる!…というのは一概には言えません。
録音リストを見比べてみて、収録者の肺活量等に見合う録音リストを選びましょう。
Q. 間違って録音リストではなく、録音リストのコメントファイルを使って録ってしまった。
A. 「
録音リストと間違えてコメントファイルを選んだ人のための救世主
」ツールで修正できます。
原音設定編
ファイルについて
Q. 音源(wavファイル)が原音設定ソフトに読み込まれない・波形が表示されない。
原音ファイルをこのツールに通すことで解決する場合が多いです:
きみがためtools - UTAU wav最適化
Q. wavファイル名の頭に「_」を付け忘れてしまった。または付いていない音源に「_」を付けたい。
A. setParamの [ツール] → [wavファイル名先頭に「_」を追加] でwavファイル名の頭に「_」を一括で付けることができます。
このツールでは、wavファイルとoto.iniの両方にまとめて「_」を付けることができます。
このツールでは、wavファイルとoto.iniの両方にまとめて「_」を付けることができます。
また、
oto.iniまとめて改造ましーん
の「wav名に_をつける」機能では、wavファイルとoto.iniに加え、frqなど同名の周波数表にも「_」を付けることができます。
wavファイル名の頭に「_」が付いていないとUTAUの類似音節メニューに出てしまうので必ず付けておきましょう。
Q. ガ行など濁点がついた音だけが読み込まれない。
A. WindowsとmacOSやスマホでは、濁点の表記システムが違うため、スマホやmacOSで録った音源をWindowsに持っていくと濁点のついた音だけ扱えないことがあります。
原音ファイルをこのツールに通すことで解決できます: きみがためtools - UTAU wav最適化
原音ファイルをこのツールに通すことで解決できます: きみがためtools - UTAU wav最適化
エイリアスについて
Q. 連続音等の重複番号が振られる順番を録音リストの順番通りにしたい。
setParamを起動→音源フォルダを選択→次の確認画面で「パラメータを自動的に生成する」を選択→「連続発声データ」を選択
またはsetParamのメニューバーから [ツール] → [原音パラメータの自動推定] → [連続音の自動推定] で連続発生用oto.ini生成ウィンドウを開きます。
そこから「エイリアスの設定」枠にある「エイリアス重複の優先順リスト」に録音に使用したリストファイルを選択してパラメータ生成してください。
またはsetParamのメニューバーから [ツール] → [原音パラメータの自動推定] → [連続音の自動推定] で連続発生用oto.ini生成ウィンドウを開きます。
そこから「エイリアスの設定」枠にある「エイリアス重複の優先順リスト」に録音に使用したリストファイルを選択してパラメータ生成してください。
また、録音リストの頭に番号を振っておくと録音リストの順番どおりに重複番号を振ることができます。
参考記事→ 音源や録音リストの各wavに番号を振る方法
参考記事→ 音源や録音リストの各wavに番号を振る方法
以下、折りたたみにて補足
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Q. 「a ん」などの重複音節が沢山あって削除したい。
A.
- setParamの [ツール] → [エイリアス一括変更] で重複音節を削除できます。
- 既に重複番号が振られている場合:「a 息」などの漢字が付いているエイリアス行を別のoto.iniに退避させてから、エイリアス一括変更の変換規則に「%m%r」を入れ、%rの上限値を設定して実行します。
- 重複番号が振られていない場合:エイリアス一括変更の変換規則に「%a%r」を入れ、%rの上限値を設定して実行します。
-
oto.iniまとめて改造ましーん
の「重複エイリアスの確認と削除」機能で削除できます。
- 既に重複番号が振られている場合は、先に「エイリアス変換」機能で数字を削除しておくのがおすすめです。
- 消去前に、消すものと残すものを一覧表示して確認できます。このときどれを残すかチェックボックスで選択できます。
- 残す個数は指定でき、2つ以上残す場合は自動的にリネームされます。例えば「a ん」がたくさんあるとき、「a ん」と「a ん2」を残して3番目以降を削除するなどができます。
- 拗音でないほうが優先的に残るように自動的に選択されます。例えば、カ行とキャ行の両方に[き]が存在する場合はカ行のものを優先して残します。[ん]系ならア行のものを優先して残します。
Q. 「a ん」などの重複音節をたくさん作られないようにしたい。
A. setParamの連続音のoto.ini生成機能で「エイリアスの設定」枠にある「エイリアスが重複した際に通し番号を付けるか」のところで「付ける」を選択してパラメータ生成してください。
通し番号の上限を「2」に設定すると「a ん」、「a ん2」の2つまで生成されます。
通し番号の上限を「2」に設定すると「a ん」、「a ん2」の2つまで生成されます。
パラメータについて
Q. 歌わせてみると発音タイミングがおかしい。
A. 原音設定がずれているケースと、ustファイルに不要なパラメータが入ってしまっている場合の両方が考えられます。
- ustに不要なパラメータが入ってしまっている場合
UTAUで音符を選択して「音符のプロパティ」を開き、先行発声・オーバーラップ・STPの値を空欄にしてください。
(STPの欄が隠れている場合は「詳細」をクリックすると開きます)
複数の音符を選択している場合、音符ごとに違う値が入っていると入力欄がグレーになります。ダブルクリックで白(空欄)にできます。
(STPの欄が隠れている場合は「詳細」をクリックすると開きます)
複数の音符を選択している場合、音符ごとに違う値が入っていると入力欄がグレーになります。ダブルクリックで白(空欄)にできます。
- 原音設定がずれている場合
発声タイミングに関わるのは先行発声なので、赤い線が子音と母音の間に置かれているか確認してください。
また、上述の「Q. 原音や原音設定を更新したはずなのに反映されない」も確認してみてください。
また、上述の「Q. 原音や原音設定を更新したはずなのに反映されない」も確認してみてください。
Q. 歌わせてみるとノイズが乗るが、これは原音設定で直せる?
A. たいていの場合、ノイズの原因は原音自体にノイズがあるか、周波数表が破綻していることが原因です。
原音設定で解決できるケースもまれにありますが、基本的にはそれ以外のところから確認していくのがセオリーです。
原音設定で解決できるケースもまれにありますが、基本的にはそれ以外のところから確認していくのがセオリーです。
その他
Q. 中身が空のoto.iniってなに?
A. 音源を認識するためのファイルです。
音源の構成が正しければUTAUの音源リストに表示されます。
また、音源フォルダをUTAUのアイコンかUTAUエディタ上にドラッグ&ドロップするとその音源が選択できます。
音源の構成が正しければUTAUの音源リストに表示されます。
また、音源フォルダをUTAUのアイコンかUTAUエディタ上にドラッグ&ドロップするとその音源が選択できます。
詳細
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Q. Moresamplerでoto.iniを自動推定したいが手順がよくわからない
A. 「MoreLauncher」を使うのがおすすめです。使い方は配布ページに記載されています。
【UTAU】setParamプラグイン「MoreLauncher」紹介
【UTAU】setParamプラグイン「MoreLauncher」紹介
moresampler.exe単体でもoto.iniを生成できますが、もともと日本語音源向けのツールではないため、生成されるパラメータが日本語音源の性質に最適化されていません。
MoreLauncherではmoresampler.exeが生成したパラメータを自動調整する機能が搭載されています。
MoreLauncherではmoresampler.exeが生成したパラメータを自動調整する機能が搭載されています。
moresampler.exe単体での使用方法
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UTAUやOpenUtauでの使用編
トラブルシューティング
Q. UTAUやOpenUtauに音源が読み込まれない
A. 「voiceフォルダの見つけ方」を参考に、音源が正しくvoiceフォルダに配置されているか確認してください。
Q. 音が出ない
A. 非常に様々なケースが考えられます。
- まずはUTAUやOpenUtauに各エイリアスが読み込まれているか、原音設定ウィンドウを開いて確認しましょう。
- UTAUの場合、音源が搭載しているエイリアス表記と音符の歌詞の表記が一致しているか確認しましょう。たとえば音源が「あ」で音符が「- あ」だった場合は、音符を「あ」に合わせます。逆に音源に「- た」しかないのに音符が「た」だった場合は「- た」に合わせます。これは単独音化・連続音化と呼ばれる作業で、プラグインで一括置換できます。
- OpenUtauの場合は自動連続音化・CVVC化を「Phonemizer」によって自動で行います。音符の歌詞にはひらがなのみを入力してください。
この画像の「JA VCV&CVVC」の部分が「Default」になっている場合は、「JA VCV&CVVC」(または各音源の形式に合わせたもの)を選択してください。


- OpenUtauの「シンガーのエラーレポート」機能でwavファイルフォーマットや原音設定のエラーを確認できます →音源エラーチェックのやり方
Q. 特定のエンジンだけ音が出ない
A. ほとんどの場合、原音のwavフォーマットか原音設定のどちらかに問題があります。
原音設定の場合、例えば伸縮範囲(setParamでいう、「子」から「右」の間)がないときなどに合成できずエンジンがクラッシュすることがあります。
いずれにせよ、OpenUtauの「シンガーのエラーレポート」機能でエラーを確認できます →音源エラーチェックのやり方
原音設定の場合、例えば伸縮範囲(setParamでいう、「子」から「右」の間)がないときなどに合成できずエンジンがクラッシュすることがあります。
いずれにせよ、OpenUtauの「シンガーのエラーレポート」機能でエラーを確認できます →音源エラーチェックのやり方
Q. 生成された音にだけノイズがある・部分的に1オクターブ違う音が鳴る
原音にはノイズがないが生成された音にだけノイズがある場合、周波数表が破綻している可能性が高いので、frqeditorなどのツールを使用して周波数表を確認・修正してみてください。
Q. UTAU音源やプラグインをダウンロードしたら「uar」形式だった。これは何?
A. UTAU用インストーラー形式です。UTAUがインストールされていると、".uar"ファイルをダブルクリックするだけで簡単に音源やプラグインをインストールできます。
実態としては、install.txtが入っているzipファイルの、拡張子(.zipの部分)を.uarに書き換えたものです。
実態としては、install.txtが入っているzipファイルの、拡張子(.zipの部分)を.uarに書き換えたものです。
便利な使い方
Q. 複数の表情音源を統合するにはどうしたらいいの?
A. 複数の表情音源を統合するにはUTAU音源の適切なフォルダ構成を知っておく必要があります。
通常、UTAUはUTAU音源を親フォルダと子フォルダまで読み込んでくれます。
通常、UTAUはUTAU音源を親フォルダと子フォルダまで読み込んでくれます。
表情音源を統合するには、組み込みたいフォルダに表情音源をまとめ、oto.iniを編集します。
以下、音源統合方法の一例です。
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更に表情音源数を増やして統合したい場合はpresampのmulti-prefix.map機能がおすすめです。
multi-prefix.mapの特徴
multi-prefix.mapの特徴
- 複数のprefix.mapが適用でき、複数の表情音源を併用できる。
- oto.iniの読み込み上限を突破することができる。
また、例外としてoto.iniのwavファイル名を相対パス指定することより、更に深い階層も読み込めるようになります。
添付ファイル