Kampvognn16 Rachel | ||
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車両概観 | ||
車種 | 主力戦車 | |
製造期間 | 2017 -2017年 | |
就役期間 | -現在 | |
前級 | Kamv.15 Karen | |
次級 | 最新 | |
性能諸元 | ||
全長 | 26m | |
全幅 | 9m | |
全高 | 11m | |
機関 | HACエンジン | |
乗員 | 3名(車長/砲手/操縦手 | |
重量 | 785br(=55.5t | |
武装 | 7H49B 125mm砲 | 33発(HE/HEAT-MP/HEDH |
CAV-13 CB機関砲 | 1000発 | |
速度 | 72km/h | |
行動距離 | 500km |
Kampvognn16 Rachel(ラケル)は、シェラルド王国で開発、運用されている主力戦車である。
特殊な国土事情からKamv.12、Kamv.13といった小型、軽量な主力戦車を運用していたシェラルドだが、国際開発競争での性能インフレーションや海外進出の可能性の中で、既存の設計では限界を迎えていた。そこで国防軍はオルボー重工に新型車両を発注した。 要求書には120mm級で多彩な弾種に対応した主砲、機銃を増設し居住性にも配慮した砲塔などが記され、それに伴う大型化についてはおおむね不問とした。
前身の113から一回り大型化し、後部配置を改め中央に配置された砲塔には125mm砲が据えられ、榴散弾を発射可能になった。また、砲塔配置の見直しに伴う車体内の機関配置見直しによりより大型のエンジンが搭載可能となり、機動性も向上している。履帯カバーは転輪を完全に覆う形となり、砲塔上部の機銃やセンサ類の増設により非正規戦への対応力も向上している。
主砲の7H49B ReGotecは従来のHEAT-MP、HESHに加え、協力なHEDH弾(榴散弾)を発射可能。現行の他国戦車の装甲に対し十分に貫徹が見込め、旧式であれば一撃での撃破も可能である。14、15に引き続き装備しているCAV-13重機関銃は操作性が多少は向上しており、同軸、車上にそれぞれ増設されたFC機銃と共に重工な制圧射撃を可能としている。
防御システムはより複雑化された複合装甲と砲塔後部まで覆う水流装甲により向上が図られている。車体後部にも申し訳程度のケツ合装甲を装備している。