したらば1スレ/(423-427)女子高生総格闘家化
空手部や柔道部のような格闘技の鉄板の部活から、今まで男しかいなかった、ボクシング部やプロレス部にまで多くの女子が入部し、格闘技系の部活の男達はこの異常事態を千載一遇のチャンスとして、新入生が入ってくる春でもないのに、派手な勧誘活動を連日繰り返している。
丁度、三ヶ月前この高校では2つの事件が重なった。
まず1つ目が、うちの高校の卒業生であり俺と幼馴染の関係にある「ナミ姉」が世界的に有名な外国人の男性総合格闘家をこの町唯一のイベントである、「格闘大会」でボコボコにし、最強の女性格闘家として世界的に一躍有名になったこと。
2つ目が、ナミ姉の勝利の、その翌日、うちの高校二年と三年を仕切っていた武闘派のヤンキーであるリュウヤが二年生のアイドルである相原ミナミに教室で絞め落とされ、失禁し、尚かつその光景をあらゆる角度から携帯動画で撮影され、ネット上にアップされた。
相原ミナミとはクラスが違かったので、事の詳細は知らないが、アップされた動画を見る限り、「マジ喧嘩」である事は間違いなかった。
それ以来リュウヤは登校拒否になり、リュウヤの周りに集まっていたヤンキーグループ達も何となく解散するような形になった。その動きと反する様に、女子達のヤンキーグループが大半を占め始め、学校内での男子の権力は少しずつ落ちていった。
この2つの事件以来、「異様な空気」が教室内や学校中に蔓延している。
クラスの休み時間に女子同士でプロレス技を掛け合ったり、机の上にはファッション誌のすぐ横に格闘雑誌が置かれる様になった。
「ねぇ、ユウト、アンタって格闘技の大会とか出てたよねぇ?」怠そうに直ぐ後ろの席のユカリが話掛けて来た。ユカリは典型的な「ギャル」でセミロングの髪を茶髪に染め、ルーズソックスを履き、校則違反のピアスを両耳に空け、メイクばっちりの子だ。
だが、体臭がキツく、甘い香水の間をぬって時折きつい脇の臭いと、汚れたルーズソックスの臭いが鼻につく。
だが、体臭がキツく、甘い香水の間をぬって時折きつい脇の臭いと、汚れたルーズソックスの臭いが鼻につく。
「何だよ。お前も流行りの格闘技でも始めたのか?」あまり振り返って話したくなかったが、本人は自分の「体臭」をとても気にしているので、
「なぜ後ろを向かないのか」理由を聞かれると面倒だったので、ユカリの方を向いた。
「なぜ後ろを向かないのか」理由を聞かれると面倒だったので、ユカリの方を向いた。
「まぁね。ミナミの「試合」見ちゃったら、やらずにはいられないっしょ♪」
そういってユカリは軽いジャブを俺の胸に当てて来た。ボクシングでもやり始めたのだろうか?
「ユカリのルーズソックスから臭いは凶器なので、テコンドーなどの足技を使う格闘技をすれば強くなるよ」と皮肉でも言おうかと思ったが、やめた。ギャルはいちいちウルサいし、めんどくさいのだ。
そういってユカリは軽いジャブを俺の胸に当てて来た。ボクシングでもやり始めたのだろうか?
「ユカリのルーズソックスから臭いは凶器なので、テコンドーなどの足技を使う格闘技をすれば強くなるよ」と皮肉でも言おうかと思ったが、やめた。ギャルはいちいちウルサいし、めんどくさいのだ。
「ユカリの前の「試合」見せてあげたら?」そう話に割って入って来たのは、ミカだ。ミカもユカリと同様の「ギャル」で2人が一緒に歩いていると、どちらがどちらか解らない事がある。
スカートの丈がユカリに比べて若干長いのが、ミカだ。この2人は校内でも有名な仲の良いギャルコンビだ。
スカートの丈がユカリに比べて若干長いのが、ミカだ。この2人は校内でも有名な仲の良いギャルコンビだ。
「ユカリ、お前なんかの試合にでたの?」俺は耳を疑った。こんな怠そうに毎日を生活しているユカリのようなギャルにさえ、格闘技が浸透してきているのか。
「え~、この前のは相手が中学生だったしぃ、ミカとのタッグだったしぃ、、、」ユカリがゴネテいる間に、ミカが自身の携帯を素早く操作し、「これ」と俺にミカの携帯を手渡した。
携帯の小さな画面に映っていたのは、ユカリとミカ、それに近所の西中学校の制服を来た少年が、暗い駐車場のような所で向かい合っている光景だった。
「試合開始!」と画面に映ると同時に、ユカリとミカが少年に飛びかかり、ユカリは少年の鳩尾に何発も体重を載せたパンチを叩き込み、少年が膝を着いた所で、助走を付けた、ミカが低くなった少年の顔面に飛び膝蹴りを入れた。
少年が立ち上がるより早く、ユカリが少年に被い被さり、マウントポジションを取ると、少年の顔面に向かって何発もパンチを叩き込んだ。少年は意識が飛んでしまったのか、短い痙攣を繰り返している。ユカリの手が血に染まると、立ち上がり、
「いっくょ~♪」とカメラに合図すると、ルーズソックスを履いた両足で少年の顔面の上に立った。ユカリは少年の顔面に自分のルーズソックスの臭いを擦り込ませる様に動いた。30秒ぐらいし、「試合終了!」という文字が携帯に映し出され、画面が消えた。
「いっくょ~♪」とカメラに合図すると、ルーズソックスを履いた両足で少年の顔面の上に立った。ユカリは少年の顔面に自分のルーズソックスの臭いを擦り込ませる様に動いた。30秒ぐらいし、「試合終了!」という文字が携帯に映し出され、画面が消えた。
俺は何と言っていいか解らず、何も映っていない携帯の画面をしばらく見つめた。
やっと顔を上げると、ユカリとミカが怪しげな笑みを浮かべて、俺を見ていた。どうだった?
とも、何も質問をしてこない。ただただ、俺の「反応」を楽しんでいるようだった。
とも、何も質問をしてこない。ただただ、俺の「反応」を楽しんでいるようだった。
俺は黙って、ミカに携帯を返すと、ミカはそっとユカリに耳打ちをして、2人は席を立ち、教室の外へと出て行った。
俺は驚きでその場に固まってしまった。そして、俺の様子を見て、何かを耳打ちしている女子が教室内に何人もいる事に気づいた。
俺は、彼女達に気づかないふりをして、帰りの支度を始めた。何か、俺はとんでもない事に関わろうとしている。いや、もう関わっているかもしれない。
俺は、彼女達に気づかないふりをして、帰りの支度を始めた。何か、俺はとんでもない事に関わろうとしている。いや、もう関わっているかもしれない。
携帯映像は、まるでテレビで見る格闘技の試合のようだった。画質のクオリティも良かったし、「試合開始」というテロップが、綺麗に挿入されてた。
少なからず、その辺の高校生が作れる様なものだとは思えなかった。
少なからず、その辺の高校生が作れる様なものだとは思えなかった。
支度を済ませ、足早に廊下を出た。「こら、どこに行くんだ。」と先生に途中止められたが、「早退します。」と目も合わせず、一方的に言い、学校を後にした。
学校の校門を出る際に、違う高校の女子高生4人組がタムロしていた。全員の手にはなぜかオープンフィンガーグローブが装着され、しきりに携帯をいじっていた。
誰かを呼び出そうとしているようだった。ユカリやミカも、少年を呼び出したのだろうか。
誰かを呼び出そうとしているようだった。ユカリやミカも、少年を呼び出したのだろうか。
俺が毎日をぼーっと過ごしている間に、何か決定的なものが変わってしまった。
俺が普遍的だと思っていた「何か」は確かな暴力という形になって、その花を咲かそうとしている。
俺が普遍的だと思っていた「何か」は確かな暴力という形になって、その花を咲かそうとしている。
足早に家に帰り、自分の部屋に戻ると、服も着替えずにパソコンを開いた。
そして、リュウヤが敗北した「動画」のURLにアクセスした。
先程、ユカリとミカに見せられた動画と以前に見たリュウヤの動画と共通した物を感じていた。
それはギャルコンビが「試合」という言葉を自分達の時にも、リュウヤとミナミの時も使っていたからだ。
先程、ユカリとミカに見せられた動画と以前に見たリュウヤの動画と共通した物を感じていた。
それはギャルコンビが「試合」という言葉を自分達の時にも、リュウヤとミナミの時も使っていたからだ。
リュウヤの敗北動画は、今となっては「リアルに女子高生に完全敗北する男」や、「女子高生にフルボッコにされてみた」などの題名が付けられ、
あらゆる動画投稿サイトにアップロードされ収集が付かなくなっている。だが、それらの動画ではなく最初に学校中にチェーンメールとして出回った動画URLにアクセスした。
あらゆる動画投稿サイトにアップロードされ収集が付かなくなっている。だが、それらの動画ではなく最初に学校中にチェーンメールとして出回った動画URLにアクセスした。
[ Who Is The Next ]
という画面が表示され、一度暗くなると、Ryuya vs Minami という格闘ゲームに出てきそうなテロップが現れた。
そして、突然リュウヤが苦しんでいる顔が画面いっぱいに映し出され、カメラが少しづつ引いて行くと、リュウヤの首元にはムッチリとしてハリがある太股が絡み付き、リュウヤをガッチリと捉えている。
カメラが更にひくと、その太股の主が、学内のアイドルと言われている相原ミナミだという事が解かる。カメラには映っていないが、リュウヤは相当苦しいのであろう、足をバタツカセ、
その足が教室の机や椅子にぶつかっている音が映像の後ろで聞こえてくる。
そして、突然リュウヤが苦しんでいる顔が画面いっぱいに映し出され、カメラが少しづつ引いて行くと、リュウヤの首元にはムッチリとしてハリがある太股が絡み付き、リュウヤをガッチリと捉えている。
カメラが更にひくと、その太股の主が、学内のアイドルと言われている相原ミナミだという事が解かる。カメラには映っていないが、リュウヤは相当苦しいのであろう、足をバタツカセ、
その足が教室の机や椅子にぶつかっている音が映像の後ろで聞こえてくる。
相原ミナミは、楽しそうに自らの二匹の忠実で凶暴な大蛇をリュウヤの首に絡ませ、リュウヤが逃げようとすると、体勢を変え、絞める強弱を変え、リュウヤを苦しめる。
相原ミナミはスカートの丈が以上に短いため、彼女が体勢を変えるたびに、彼女の白いパンツがスカートの中に映る。
相原ミナミはスカートの丈が以上に短いため、彼女が体勢を変えるたびに、彼女の白いパンツがスカートの中に映る。
やがて、リュウヤの目の焦点が合わなくなり、口から泡を吹き始め、やがて失神し、失禁した。
カメラは失神と失禁を確かめるように、リュウヤの顔と、股間に近づいたあと、相原ミナミが画面の中心に来る様に近づき、相原ミナミはカメラに向かって満面の笑みを浮かべて、ピースをした。
そしてゆっくりと、画面が暗くなり、
カメラは失神と失禁を確かめるように、リュウヤの顔と、股間に近づいたあと、相原ミナミが画面の中心に来る様に近づき、相原ミナミはカメラに向かって満面の笑みを浮かべて、ピースをした。
そしてゆっくりと、画面が暗くなり、
[ Who Is The Next ]
というテロップが出た後に、何かのURLが表示されて、画面は止まった。