ワールドメイトの事典
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ワールドメイト(Worldmate)
宗教団体 ワールドメイト(Worldmate)
旧名称コスモメイト、パワフルコスモメイト、コスモコアと
旧名称コスモメイト、パワフルコスモメイト、コスモコアと
その教祖 深見東州(Toshu Fukami)
旧名 深見青山(Seizan Fukami) こと
本名、半田晴久(Haruhisa Handa)、
旧名 深見青山(Seizan Fukami) こと
本名、半田晴久(Haruhisa Handa)、
およびその関連組織の実態と問題について、雑誌の記事、関連書籍、ネット上の書き込み、などの情報を保管するための事典です。
どんな団体か
たちばな出版の母体は「ワールドメイト」という団体。
ワールドメイトは、傘下に皇大神社という神道グループや旅行代理店のジャパンペガサスツアー、世界芸術文化振興協会、神道国際学会などを抱える任意団体なのだが、
これまでに「コスモメイト」「パワフルコスモメイト」「コスモワールド」と名称を幾度となく変え、宗教行事をかたった詐欺的な商法で問題になったことがある集団。
事実、コスモメイト時代の1996年5月には64億円の所得隠しを指摘され、法人税法違反(脱税)の刑事告発こそ見送られたものの、悪質な所得隠しに適用される重加算税を含めた約30億円を追徴課税されている。
おまけに、93年3月には強制猥褻行為を受けたとして、元社員が深見氏を本名の半田晴久で横浜地裁に提訴。
氏はすぐさま和解金を支払い和解したが、セクハラはこれだけではないとの指摘もある。
氏はすぐさま和解金を支払い和解したが、セクハラはこれだけではないとの指摘もある。
なんとも、呆れかえるような人物が関係しているのだが、いやしくもジャーナリストである筑紫氏がそのことをご存じないはずはない。
井上トシユキ
(サイゾー2000年5月号掲載)
(サイゾー2000年5月号掲載)
ワールドメイトとは、どのような宗教団体なのでしょうか?
教祖の深見東州さんを説明するには、関東圏限定ではあるのですが「みすず学院」の謎コスプレに満ちた電車の吊り広告が手っ取り早いかもしれません。
みすず学院の学長半田晴久はワールドメイトの教祖深見東州です(深見がペンネーム)。半田晴久/深見東州はみすず学院以外にも色々と会社を経営している実業家でもあります。
ギャグやコスプレで人を笑わせるのが大好きな人のようですね。
ギャグやコスプレで人を笑わせるのが大好きな人のようですね。
半田/深見は宗教活動を行い、政界にも献金を通じて働きかけておられるようです。
また、たいへんに訴訟沙汰(訴えられる方と訴える方の両方)が多い団体のように思えます。
高額の玉串返還訴訟が3件(いずれも解決金支払いで和解)、セクハラで1件(1100万円で和解)、後述する分派騒ぎの際に除名された職員17名の地位保全で1件(計6000万円で和解)、圧倒的に多いのはワールドメイトが出版社やライターを名誉毀損で訴えた裁判で、ほとんどが棄却されています。
裁判の多さ(乱訴)はカルトの定義の一つでもあります。
ウィキペディア(Wikipedia)
より↓
より↓
ワールドメイトは、深見東州(半田晴久)が創設した神道系新宗教の宗教法人。御親元素大御神(みおやもとすおおみかみ。別名⦿の神、スの神)などを祀る。本部を静岡県伊豆の国市に置く。
開祖は植松愛子、教祖は深見東州(半田晴久)。
深見の団体内の呼称は「リーダー」である。
深見の団体内の呼称は「リーダー」である。
かつては宗教団体だったが、2012年(平成24年)9月の野田内閣 (第2次改造)時の平野博文文部科学大臣から念願だった「宗教法人」の認証を得た。
神道系の新宗教であり、若者をターゲットに、音楽や様々なエンターテイメント要素のある軽いノリと、神事での厳粛さの使い分け、教祖深見のエンターテイナーとしての魅力、1990年代の霊界ブームでの深見の著作の人気などで勢力を拡大した。
その一方、深見は著作において神社神道の世界を紹介しており、神社参拝を重視し、特に伊勢神宮を奉じる。神社参拝による開運ができると考えている。
教団において、植松愛子は「神の啓示の受け手」、深見東州は「神の仕組みの担い手」として仕組みを解明し、広める役目である。
御親元素大御神様(みおやもとすおおみかみ、(別名⦿の神、スの神)を最も重視しており、総本部にある皇大神御社(すめらおおかみおんやしろ)の祭神である。
「姿なく終わり無く、無限絶対・無始無終」の宇宙的な神であるとされる。
スの神は世界救世教、世界真光文明教団の崇敬対象と同じであり、植松愛子に1972年(深見と出会う前)に降り、使命を与え、深見との出会いを予言した神であるという。
キリスト教のヤハウェ、天照大神や国常立命、守護霊などもすべてスの神が人間に分かりやすいように仮の姿で顕れたものであるとしている。
太陽系は①目に見える物質の世界である「現実界」、②目に見えない霊の住む「霊界」、③神の世界「神界」からなり、それぞれの世界は呼応し合っており、物質界より霊界が、霊界より神界の能力が高く、神が主導権を握っているという世界観を持つ。
宗教被害
これらの教団は震災を天罰・人類の悪業の噴出と説き、被災者の不安を煽るとともに信者の凝集力を高めようとすることが指摘される。
統一教会の場合はどうだったか。
東日本大震災の地震・津波は首都圏を襲うはずだったが、統一教会が日本で巡回の大会をしたおかげで、震源地を関東ではなく海に移動させたと説いた。
宗教現象に終わりはなく、次々と事件、問題が起きることを示さねばならない。
これらの団体は目に見える限り、宗教団体の要件を満たしているし、「詐欺」「脅迫」として問題にされたことを「宗教行為」として実行しているのだ。
ワールドメイトの場合、密室性や時間の切迫性は被害者側も言及していない。
神霊的な世界観や、その注入の仕方を操れる教祖がいると、霊感・霊視商法の類いは方法を工夫すればいくらでも可能となってくる。
オウム真理教の信徒が、グル(教祖)信仰やカルマ(悪因縁)の呪縛、ハルマゲドン(最終戦争)を信ずることで大量殺人に至った事が裁判を通じて明らかになってきた。
「宗教被害」からみて、オウム問題は特殊ではなく、やや極端な「典型例」と考えたほうがいいのではないか。
「宗教被害」を訴えられ、苦情を寄せられるこうした教団による被害は、1980年代に姿を現わし、90年代に入ると、統一教会に加え、オウム真理教、霊視商法の本覚寺・明覚寺グループ、法の華三法行(アースエイド、ゼロの力学)、ワールドメイト、神慈秀明会、サイエントロジーなど数を増やしてきた。
「宗教関連被害」あるいは「宗教被害」とでもいおうか、かかわった宗教に「騙され」「脅され」て金銭や財産を奪われたいという訴えが、各地の消費生活の公的相談窓口に数多く寄せられ続けている。
洗練された教義をもちいて、システマティックに人に『被害』を及ぼす新しいタイプの宗教が出現してきたのである。
この手の「被害」では、統一協会の霊感商法が有名であり、これまで、全国各地で何度も訴訟沙汰となりかなり世間を騒がせてきた。
そして近年、神道系のワールドメイト(コスモメイト、パワフルコスモメイトから改称)という占いと神社開運商法と「霊能」を売り物にしている団体が、訴訟沙汰のトラブルを起こしていることにも注意を払っておく必要がある。
1994年には、パワフルコスモメイト(当時。現在ワールドメイトと名乗る)の会員が、主宰者の深見青山(当時。現在深見東州と名乗る)を相手取った訴訟が短期間に二件続いた。
「この家はひどい所に建っている」といわれ、「『救霊師』資格を得るための玉ぐし料」「除霊」「御神事」などの名目で約8000万円を支払わされたと、慰謝料など計8500万円余の賠償請求が発生。
そして翌月には「子どもがいじめられる原因は水子の霊」とされ「除霊」費用に5000万円をだましとられたと。7000万円の損害賠償請求が起こされた(いずれも東京地裁)。
ワールドメイトの訴訟内容に見られるように、最近では、壷や多宝塔や墓といったモノだけでなく、「霊視」や「神社参拝」や祈祷の手数料といった「リスクマネジメント」的な性格の「ビジネス」を含んでいるという点で、
「新たな霊感商法」(「毎日」94年5月24日付)としての性格もあるといえる。
これらの被害はマスコミ媒体によっては「霊視商法」といわれることもある。そして占いや神社参拝がけして侮れない尖兵的役割を果たしているといえる。
虚偽
深見東州こと半田晴久氏は、著書で、『私は職業を持ち、神霊活動による収入からは、一銭もお金を戴いていない・・・』と書いているが、これが虚偽であることは、国税裁判の資料及び証人尋問等で明らかになった。
https://wmdata.main.jp/jittai.html
https://wmdata.main.jp/jittai.html
新潮社に対する裁判の、深見東州(半田晴久)氏の証人尋問において、
裁判官が、週刊新潮に掲載された、深見氏が帽子とガウンで正装して手に証書を抱えている写真について、
裁判官が、週刊新潮に掲載された、深見氏が帽子とガウンで正装して手に証書を抱えている写真について、
裁判官: 今回無断引用されたとされる写真は、西オーストラリア州立カーテン工科大学の名誉文学博士号を授与されたときの、式典の際に用いられたものと受けとめてよろしいわけですね。
深見氏: はい
裁判官: 名誉文学博士号というのは、何らかの論文を出されたのですか、それとも違う理由で授与されたのですか。
深見氏: (論文は出さなかった趣旨の証言)
ところが、その写真の説明には、「連合王国、ロンドン大学、東洋・アフリカ研究学部、名誉客員教授」と書かれており、「カーテン大学」での式典の写真の中の下部に「SOAS」(東洋・アフリカ研究学部)と大書したもう1枚の写真と共に、みすず学苑のパンフに掲載されている。
要するに、みすず学苑のパンフには、カーテン大学での写真が、より知名度の高いロンドン大学での写真として掲載されている。
これは、純粋な受験生をも欺こうとする犯罪行為ではないか。
https://wmdata.main.jp/saiban-3/jikenbo_1.html
https://wmdata.main.jp/saiban-3/jikenbo_1.html