ワールドメイトの事典
予備校経営者はあの「問題教祖サマ」
最終更新:
wmdata
-
view
朝日に大広告の予備校経営者はあの「問題教祖サマ」
雑誌
週間新潮2002年3月21日号
週間新潮2002年3月21日号
受験シーズンも終盤、生徒獲得のため予備校が大宣伝をかけ始める季節だ。
生徒数2000人の「みすず学苑」も3大紙に全面広告を掲載、”怒濤の英語力!”と銘打ったコピーには威勢が良いが、この広告には隠されている事実が・・・・・・・・
みすず学苑の学苑長・半田晴久氏(50)にはもう一つの顔がある。宗教団体「ワールドメイト」教祖、深見東州(青山から改名)としての顔だ。
ワールドメイトは、昭和59年に設立された、4万1000人の会員を擁する神道系の宗教団体である。
「宗教法人の認証がおりないから損害を被ったとして監督官庁の静岡県を訴えてみたり、財産を奪われたとする元会員らから損害賠償を請求されたりと、とにかく話題に事欠かない。
前身のパワフルコスモメイト時代には、関連会社による64億円の所得隠しを国税当局に指摘され、30億円の追徴課税処分を受けましたが、これも係争中」(司法記者)
という教団なのである。
という教団なのである。
「この所得隠し事件をもって、専門家による報告書でカルトとされています。この文書は、3官庁が事務局となって作成されたものですが、カルト特定集団としてオウム真理教やライフスペースなども挙げられています。」(同)
とまれ、二つの顔ならぬ、二つの名を持つ男・深見教祖とはどんな人物なのか。
カルトと疑われる教団。そのトップが学苑長を務める予備校の広告を掲載した新聞社の見識が問われるところだが、
「広告は過去10年にわたって掲載しています。みすず学苑は深見東州氏が主宰する宗教団体とは別法人であり、ワールドメイトが絡んだ事件とは直接関係はないと考えています」(朝日新聞広報室)
と言うから驚く。
と言うから驚く。
「彼はかつて受験、セックス、宗教の3つの産業が金儲けには良い方法だと周囲に語ったことがある。
予備校を経営するのは自由だが、疑惑のある教団の教祖を学苑長に戴いている理由がわからないし、みすず学苑のパンフレットのどこを探してもワールドメイトのことが記されていないことにも不信感がありますね」(米本氏)
当のみすず学苑はこう反論する。
「別段隠しているわけではありませんが、教団に対するよからぬ噂が学苑にマイナス効果を与えないようにという配慮です。深見氏が両者の代表を兼ねているのは、他に人材がいないからですよ」
では、入苑した結果、「今では息子が支部に入り浸っている」(元信者)というケースについてはどうか。
「そんなことは一切ありません。そもそも両者は直接関係がないんですから。講師の中にも教団の会員はまずいません。学苑が会員獲得の入り口になっていると思われるのは心外です」(みすず学苑)
受験生を抱える父兄の皆様、くれぐれも予備校選びは慎重に。
予備校「みすず学苑」と宗教団体「ワールドメイト」の関係
国民新聞 平成14年4月25日号
「怒涛の英語力!」と銘打った「みすず学苑」の全面広告が三大紙に掲載された。
みすず学苑の半田晴久学苑長は、宗教団体ワールドメイトの教組、深見東州でもある。
ワールドメイトは元会員から財産を奪われたとする損害賠償を請求されたり、関連会社の所得隠しを指摘されたりと話題に事欠かない。
入苑した結果、
「息子が支部に入り浸りになっている」
という父兄が出ているという。
「息子が支部に入り浸りになっている」
という父兄が出ているという。
