frame_decoration

ウィンストン・ディヴァー

名前:Winston Deavor
デビュー:『インクレディブル・ファミリー』(2018年)

概要

通信技術を扱う電機会社デヴテックのCEOで、開発担当の妹イヴリン・ディヴァーと二人三脚で便利な製品を消費者に届けている。世間が求めているものへの感性が鋭く、イヴリンの技術をしかるべき形で届けることを得意としている。

創業者の父と同じく熱狂的なスーパーヒーロー支持者で、父はゲイザービーム*ファイロニック*とは直通電話で繋がるほど親しい仲だった。しかしスーパーヒーローが法律で禁止された後、電話が通じなかったことで父は強盗に射殺されてしまったため、スーパーヒーローが認められる社会を実現しようとしている。スーパーヒーローに頼りすぎる社会を危惧している現実主義者のイヴリンとは対照的に、スーパーヒーローを前に大はしゃぎで往年のテーマソングを歌うなど幼稚な面もある。

スーパーヒーローを世に認めさせる作戦として、破壊的な行動を主とするMr.インクレディブルではなくイラスティガールを指名する。

エピソード

インクレディブル・ファミリー

デヴテックのCEOウィンストン・ディヴァーは、銀行を襲撃するアンダーマイナーと戦うMr.インクレディブル(ボブ・パー)、イラスティガール(ヘレン・パー)、フロゾン*(ルシアス・ベスト)を目撃。トミーにフロゾンを勧誘するように指示する。

広報担当のウィンストンと妹で開発担当のイヴリン・ディヴァーは便利な製品を販売する傍ら、両親と親交のあったスーパーヒーローの時代を復活させるための計画を立案していた。ウィンストンはヒーローに小型カメラを取り付けてその活躍を知らしめるべきと考えた。やる気満々のボブだが、被害を最小限に抑えるため最初の任務はヘレン一人に任された。ウィンストンは住むところのないパー一家に豪邸とイラスティサイクルを渡す。

ヘレン、ウィンストン、イヴリンは犯罪発生率の高いニューアーバムメトロレヴの暴走を食い止め、市民の安全を守った。運転士は催眠状態に掛かっており、画面には黒幕スクリーンスレイヴァーからイラスティガールへの宣戦布告のメッセージが残されていた。大活躍したヘレンはマスコミや市民の注目の的となり、チャドのインタビューを受ける。今度は洗脳されたチャドからヘンリエッタ・セリック大使の護衛ヘリを襲撃する旨が伝えられ、ヘレンは大使を救出した。

ヘレンの活躍により、これまで世を忍んで息苦しい生活をしていたスーパーヒーローたち(ヴォイドヘレクトリクスクラッシュアーリフラックスブリックスクリーチ)が活躍したいと意思表示するようになった。世間に評価される一方、スクリーンスレイヴァーを取り逃がしたことに納得行かないヘレンはイヴリンとの会話から、スクリーンスレイヴァーのメッセージを逆探知する作戦を提案。スクリーンスレイヴァーのアジトに潜入し、その住民であるピザ屋の配達員をいとも簡単に逮捕する。彼女の功績によって国際スーパーヒーロー協定が調印されることとなった。

デヴテックの船エヴァージャストで国際スーパーヒーロー協定が結ばれたタイミングでスーパーヒーローたちがエヴァージャストを暴走させ始めた。妹のイヴリンはウィンストンを連れてジェット機で脱出し、そこでウィンストンはイヴリンがスクリーンスレイヴァーの黒幕であることを理解する。ウィンストンはイヴリンのやり方を非難し船へ戻り、大使たちとスーパーヒーローの洗脳を解除し、船から脱出するように指示した。

ヒーローたちの活躍でエヴァージャストは暴走を止め、ウィンストンはスクリーンスレイヴァーの黒幕がイヴリンだったことを見抜けなかったことをヘレンに謝罪した。


登場作品

2010年代




タグ:

キャラクター
最終更新:2023年09月10日 00:40