ギャビー・ギャビー
概要
1950年代に製造された女の子のヴィンテージ人形。黄色いワンピースと茶色いツインテールが特徴で、背中のひもを引くと喋るボイスボックスを内蔵する。
セカンド・チャンス・アンティークで長く暮らし、複数の腹話術人形
ベンソンを従えている。
礼儀正しく穏やかな話し方をするが、自分の願いを叶えるためには相手を監視したり逃げ道を塞いだりする強引さも持つ。ベンソンたちを使って店内を支配しているため最初は恐ろしい存在に見えるが、根本にあるのは「子供に選ばれ、愛されたい」という普通のおもちゃと同じ願いである。
製造段階からボイスボックスに欠陥があり、60年以上にわたって子供から選ばれなかった。そのため、自分が愛されない原因を壊れた声に求め、正常なボイスボックスさえ手に入れば
ハーモニーに選んでもらえると信じている。長い孤独から一つの考えへ執着し、他人の意思まで犠牲にしかける点が弱点となっている。
一方で、拒絶された相手の痛みを理解できる優しさも持つ。自分自身が望んだ子供に選ばれなかった後には、同じように一人で不安を抱えている
迷子の少女へ目を向けることができる。誰かに愛されたいという願いが、最終的には「自分から誰かを助ける」方向へ変わるキャラクターである。
エピソード
セカンド・チャンス・アンティークで、腹話術人形の
ベンソンたちと暮らしている。店へ迷い込んだ
ウッディと
フォーキーに出会うと親切に案内し、探している
ボー・ピープの居場所を知っていると話す。しかし、ウッディが自分と同年代のプルストリング人形で、正常に動くボイスボックスを持っていることに気づくと態度を変え、ベンソンたちに二人を捕らえさせようとする。ウッディには逃げられるが、フォーキーを捕らえて店に残す。
ギャビーは製造時からボイスボックスが壊れていたため、60年以上にわたって子供に選ばれないまま店で暮らしていた。店主
マーガレットの孫
ハーモニーが遊びに来るたびに、自分もいつか彼女のおもちゃになれることを夢見ており、正常な声さえ手に入れば選んでもらえると信じている。捕らえたフォーキーとは次第に打ち解け、
ボニー・アンダーソンやウッディについて話を聞く。特に、ウッディの足に持ち主の名前が書かれていることを知ると、彼が長く子供に愛されてきたおもちゃであることへ強い関心を示す。
ボー・ピープ、
ギグル・マクディンプルズ、
デューク・カブーンらがフォーキーを救出するため店へ侵入すると、ベンソンたちを使って彼らを追う。救出作戦は失敗し、ボーたちは撤退するが、ウッディはフォーキーを置いていくことができず、一人でギャビーのもとへ戻る。ギャビーから、自分は一度も子供に愛された経験がなく、ハーモニーに選ばれることをずっと待ち続けていると聞いたウッディは、その願いを理解し、フォーキーを解放することを条件に自分のボイスボックスを譲る。
正常なボイスボックスを手に入れたギャビーは、初めて自分の録音された声を正しく聞くことができる。ベンソンたちに別れを告げ、フォーキーとともにハーモニーが来るのを待つ。ハーモニーが店を訪れると、自分を見つけてもらえるよう姿を見せ、声を聞かせることにも成功するが、ハーモニーは少し遊んだだけでギャビーを箱へ戻し、持ち帰ろうとはしない。長年唯一の希望としてきた相手に拒絶されたギャビーは大きなショックを受け、自分にはもう子供に愛される機会はないと諦める。
ウッディからボイスボックスを返すと申し出るが、ウッディは受け取らず、ハーモニーだけが子供ではないと励ます。さらに
ボニー・アンダーソンのもとへ一緒に行くことを提案され、ギャビーはもう一度子供と暮らす可能性を信じて店を出る。
ボー・ピープたちとも合流し、移動遊園地にいるボニーのもとを目指す。
その途中、両親とはぐれて泣いている
迷子の少女を見つける。ギャビーは少女も自分と同じように「迷子」なのだと気づき、ボニーのもとへ行くことより彼女を助けることを選ぶ。ウッディたちに励まされながら少女の目につく場所へ自ら進み出ると、少女に拾い上げられる。ギャビーは自分から少女へ話しかけ、友達になろうと伝える。
ギャビーを抱いたことで勇気を取り戻した少女は、近くの警備員へ助けを求め、無事に両親と再会する。ギャビーも少女から大切に抱きしめられ、長年望み続けていた自分の子供を得る。ウッディたちは離れた場所からその様子を見届け、ギャビーの新しい生活を喜ぶ。
登場作品
2010年代
2020年代
声
最終更新:2026年10月01日 00:21