ナロ
概要
嫉妬深い嵐の神で極度の人間嫌い。躊躇なく人類を滅ぼそうとしている。既に強い力を持ちながら、今もなおさらなる力や権力を求めている。
海の民と海とのつながりを断ち切るための呪いを謎の島
モトゥフェトゥにかけ、呪いを時に人類が到達できないように島を沈めた。さらに何世紀にもわたって雲、稲妻、竜巻からなる恐ろしい嵐の結界でモトゥフェトゥを人類から遠ざけている。
モアナがこれまでに直面したどの脅威よりもはるかに恐ろしい存在であると描写されている。
貝の牢獄の執行者
マタンギとは因縁があるらしく、彼女の「罰」を名目に配下にしているが、彼女は反旗を翻す機会を伺っているようである。モトゥフェトゥに近づくモアナたちを妨害する際には巨大なウナギを召喚したりもした。
下半身には黒い布をまとっている。
エピソード
その昔、嵐の神
ナロは
モトゥフェトゥに呪いをかけて海底に沈めた。これにより、人々はそれぞれの島を行き来できなくなってしまった。祖先
タウタイ・ヴァサの幻からそのことを聞いた
モアナは仲間たちとモトゥフェトゥを探す旅に出る。
ナロの右腕である執行者
マタンギは、ナロを探していた
マウイを捕らえて貝の牢獄に閉じ込めた。しかしマタンギはナロの支配に反抗しマウイを解放しモアナたちのモトゥフェトゥへの航海を後押しした。
ナロは呪いを解かせないため沈んだモトゥフェトゥの周囲を強大な嵐で守っていた。ナロはモアナたちの船に巨大なウナギを差し向け、モアナたちを退ける。
再びナロの嵐に挑むモアナたち。モアナはナロの狙いが人間であることに気付き、自分たちが囮となりマウイがモトゥフェトゥを目指す作戦に変更。魂胆に気付いたナロはマウイを雷で攻撃。モニたちがマウイを救助する間にモアナは雷を食らいながらもモトゥフェトゥに到着する。目を覚ましたマウイは気を失ったモアナに近づいて祈ると、タウタイ・ヴァサや
タラおばあちゃんら祖先たちが姿を現す。祖先たちはモアナに航海士のタトゥーと半神の力を授ける。モアナとマウイは二人でモトゥフェトゥを引き揚げ、呪いを解くことに成功した。
モアナとマウイたちがモトゥフェトゥの呪いを解いたことを知り、ナロはモアナたちを支援したマタンギに対して怒った。そこへ同じくモアナに恨みを持つ
タマトアが現れた。
登場作品
2020年代
声
最終更新:2025年03月25日 22:22