frame_decoration

XIII機関

名前:Organization XIII
グループ:『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』(2004年)

概要

13名の人間型ノーバディ*から構成される集団。リーダーのゼムナスを筆頭に全員が黒コートを着ており、それぞれ属性と得意の武器を持つ。人間そっくりな姿をしているが心を持たないノーバディであるため、心を回収してキングダムハーツを作り、それを媒介にして心を得ることで人間同様の完全な存在になろうとしている。

シリーズ第1作『キングダム ハーツ』のFM版にゼムナスが隠しボス(名前は伏せられている)として先行登場。続編の『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』で機関の存在とメンバーの半数が登場。その次の『キングダム ハーツII』で「XIII機関」という名称と残りの半数が登場した。主人公のソラは機関員のロクサスと深い関係があり、ロクサスを主人公にしたスピンオフ『キングダム ハーツ 358/2 Days』も発売されている。『Days』では機関の物語が描かれ、ミッションモードではすべてのメンバーを操作することもできる。

心が欲しいという目的のために集まった集団のように思えるが、ゼムナスがXIII機関を組織した真の目的は長らく秘められており、メンバーのほとんどもそれを知らされていない。物語が進むにつれて明かされていき、真の目的を叶えるために真XIII機関*なる集団が組織されることになる。

人間が心を失いハートレスとなった際に発生する抜け殻「ノーバディ」。ノーバディはモンスターのような見た目をしているが、稀に強い心の持ち主のノーバディは元の人間に似た姿をしており、人間同然に話すこともでき、元の記憶も継承する。XIII機関にスカウトされた人間型ノーバディはゼムナスから元の名前(アルファベット)に異端の印「X」を加えてアナグラムにしたもの(例:Sora→Roxas)を名前として与えられる。

ナンバーは加入順に割り振られる。No.1のゼムナスがリーダーで、No.2~6は発足と同時に加入した初期メンバーである。ナンバーと職務は比例せず、機関の副司令官に当たるサイクスはNo.7、忘却の城の管理者であるNo.11のマールーシャの下に初期メンバーが付いたりすることもある。

本拠地は存在しなかった世界*の城。重要な会議は13個の高さを調節できる椅子のある円状の部屋で行われる。座席順は時計回りにNo.1、3、5、7、9、11、13、12、10、8、6、4、2。機関のメンバーはサイクスから主に心を集める任務を受領し、各ワールドへと向かう。仕事を終えた後は自由時間を過ごしても良い。特別な任務を与えられる場合もあり、しばらく城に戻らないケースもある。

メンバー

# 名前 元の名前 称号 属性 武器 配下
No.1 ゼムナス ゼアノート* 狭間の指導者 エアリアルブレード ソーサラー
No.2 シグバール ブライグ 魔弾の射手 空間 ガンアロー スナイパー
No.3 ザルディン ディラン 旋風の六槍 ランス ドラグーン
No.4 ヴィクセン エヴェン 凍てつく学究 シールド 不明
No.5 レクセウス エレウス 静かなる豪傑 アックスソード 不明
No.6 ゼクシオン イエンツォ 影歩む策士 レキシコン 不明
No.7 サイクス アイザ 月に舞う魔人 クレイモア バーサーカー
No.8 アクセル リア 踊る火の風 チャクラム アサシン
No.9 デミックス 夜想のしらべ シタール ダンサー
No.10 ルクソード 運命を賭す者 カード ギャンブラー
No.11 マールーシャ ラーリアム 優雅なる凶刃 サイズ リーパー
No.12 ラクシーヌ エルレナ 非情の妖姫 ナイフ ニンジャ
No.13 ロクサス ソラ めぐりあう鍵 キーブレード サムライ
No.14 シオン - - キーブレード なし

登場作品

ゲーム

タグ:

グループ
最終更新:2024年09月08日 18:18