スヌーティ
概要
ジャンバ・ジュキーバ博士が作った試作品277号。紫色のコウモリにそっくりなエイリアン。吸血鬼のような見た目をしているが、人間の血液ではなく地球上には存在しないスヌートニアムという物質を求めてさまよっている。
スヌートニアムは粘液であり、地球上の生き物の鼻水によく似た物質であるという。
エピソード
第49話「スヌーティ」に登場。ガソリンスタンドの洗車によって始動した試作品277号はスヌートニアムを求めて
ビクトリアの家へとやってくる。277号が自分を狙っていることに気付いたビクトリアはアレルギーでくしゃみを連発しながら、友人の
リロ・ペレカイと
スティッチに電話を掛けて助けを求める。リロとスティッチが277号を捕らえると
ガントゥが277号を狙ってやってくる。一刻も早く277号を倒したいビクトリアはそれをガントゥに引き渡そうと提案するが、リロはスティッチや277号がエイリアンであることを告白し、協力を要請する。渋々承諾するビクトリアだが、スティッチとガントゥが争っている間に277号は逃げていってしまう。
翌日、リロ、スティッチ、ビクトリア、
カヒコ巡査は町で277号を発見する。スティッチは277号を捕獲するが、逆に襲われて気を失ってしまう。
ジャンバ・ジュキーバ博士は277号の狙うスヌートニアムは地球上には存在しないが、スティッチの体内の粘液がスヌートニアムに酷似していると指摘する。277号をスヌーティと名付けたりロはなんとか捕まえようとするが、ビクトリアと意見が割れてしまう。
ビクトリアが自分でスヌーティを捕まえようと金物屋で木の杭を調達していると、ガントゥに出会う。ガントゥは
試作品625号から「
ハムスターヴィール博士がガントゥのテレビのコードを切ってしまい、ガントゥの大好きな番組『
あなたがヒーロー*』を録画できなかった」と言われ、テレビのコードを買いに来ていた。利害が一致したビクトリアはガントゥにスヌーティの捕獲を依頼する。
ガントゥとビクトリアはスヌーティを
ワイアレアレ山*に追い詰めた。しかし、ガントゥはスヌーティに狙われやすいアレルギー持ちのビクトリアをおとりにしようと企んでいた。怒るビクトリアに「騙されるほうが悪い」と言い放ったガントゥはスヌーティを捕獲する。そこへ
ウェンディ・プリークリーの運転でやってきたリロとスティッチはビクトリアとガントゥが組んでいたことに衝撃を受ける。逃げるガントゥはプリークリーの停車していた車に躓いて崖から転落。さらにプリークリーの操作ミスでガントゥの
マンタ・シャトルも壊されてしまう。
スヌーティの無事に安心したビクトリアはリロに謝罪した。そしてビクトリアのくしゃみを治してくれたスヌーティを可愛がり、ペットとして飼うことに決める。
ウェンディ・プリークリーがハマっていた臭い芳香剤をかけるとヘドロが小さくなることに気付いたジャンバは、プリークリーとともにスーパーマーケットでスプレーを大量購入する。リロ、ジャンバ、プリークリー、そして完治したスティッチは協力してプルーツに立ち向かい、プルーツを元のサイズに戻すことに成功。プルーツは芳香剤のおかげで綺麗好きな性格となった。プルーツはパッジの住む海の近くのビーチでゴミ拾いに勤しむこととなった。
リロイによって他の試作品たちとともに
アロハ・スタジアムに集められてまとめて始末されそうになる。そこへリロとスティッチたちが現れ、イトコたちと
ハムスターヴィール博士率いるリロイのクローン軍団の戦いが始まる。当初は善戦するイトコたちだが、圧倒的なパワー差に押されてしまう。リロとスティッチが仲間たちを率いてリロイの弱点である「
アロハ・オエ」を演奏し始めるとスタジアムは大熱狂。リロイのクローン軍団とハムスターヴィール博士は刑務所送りとなる。
最後には、リロとスティッチの家族写真に参加した。
登場作品
2000年代
声
最終更新:2024年09月09日 00:26