ノートルダムの鐘
バリエーション
『ノートルダムの鐘』のオープニング・ソング。狂言回しの
クロパンが、主人公である
カジモドの出自を説明する曲。本来、クロパンが知り得ない事実も歌に含まれているため、クロパンが登場人物とストーリーテラーを兼ねていることがわかる。
クロード・フロロー判事はジプシーの女(
カジモドの母)が窃盗をしたと思い込み、彼女が抱えていたものを奪い取る。彼女が抱えていたのは盗品ではなく醜い姿の赤ん坊だった。フロローは赤ん坊を怪物として井戸に捨てようとするが、司祭に止められる。取り上げた拍子に頭を打って死亡した母親の代わりに
ノートルダム大聖堂*で
カジモドという名前を付けてひっそりと育てることにする。
日本語歌詞では最後に「(鐘を)鳴らすのは怪物か、それとも人か」とカジモドの正体を問う内容になっているが、本来の英語歌詞では「怪物は誰だ?人間は誰だ?」とカジモドとフロローのどちらが怪物なのかを問う内容となっている。
リプライズ
最後のシーンで流れるリプライズ。オリジナル版の歌詞とリンクしており、物語を締めくくる楽曲となっている。
最終更新:2024年09月08日 22:26