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パパ・フリオ

名前:Papa Julio
デビュー:『リメンバー・ミー』(2017年)

概要



若い頃は音楽を嗜んでいたが、ココと結婚する際に義母ママ・イメルダの取り決めに従って音楽を手放した。ココとの出会いも彼女がこっそりとマリアッチ広場へダンスをしに行った時だという。

エピソード

リメンバー・ミー

メキシコ*の祝祭日である死者の日*、リヴェラ一族(パパ・フリオ、オスカルフェリペロシータおばさんヴィクトリア・リヴェラ)は生者の国の家族たちに会いにやってくるが、リーダーのママ・イメルダが検問で足止めを食らってしまう。ちょうどその頃、子孫のミゲル・リヴェラが死者のギターを盗もうとしたことで死者の国へ迷い込んでいた。イメルダが検問で引っかかった理由が、ミゲルの友達の野良犬ダンテが彼女の写真を祭壇から落としてしまったからであり、写真を戻すことを条件にミゲルを生者の国へ返そうとする。しかし、イメルダがミゲルに音楽禁止という条件を言い渡したため、ミゲルは先祖たちのもとを逃げ去る。

アレブリヘのペピータとダンテのおかげで穴の中に落ちているミゲルを発見した一族。そこにはイメルダの夫であるヘクターの姿もあった。ヘクターは家族を残してミュージシャンになるために旅立ったが、家族のもとへ帰るためにエルネスト・デラクルスにコンビ解消を告げたところ毒殺されていた。高齢のココがヘクターを忘れると、彼は死者の国から消えてしまう。生前の行いを詫びるヘクターに対し、イメルダは一時的に手を貸すことを約束する。

ヘクターの写真を奪い返すために、ミゲルと先祖たちはデラクルスのサンライズ・コンサート*に忍び込む。怒ったデラクルスは生前の悪事を高らかに白状すると、写真を受け取ったミゲルを高い建物から投げ落とす。ミゲルは写真を落としてしまうが、ダンテとペピータに救われる。デラクルスの悪行はコンサート会場の巨大スクリーンで中継されており、死者の国中で彼の名声はなくなってしまった。ペピータに投げ飛ばされたデラクルスは死んだときと同じく鐘の下敷きになってしまう。ミゲルは消えかけるヘクターを残し、ココに会うために急いで生者の国へ戻る。

ミゲルのおかげでココはヘクターを思い出し、持っていた彼の写真を祭壇に飾った。翌年の死者の日、リヴェラ家の祭壇にはヘクターとココの写真が飾られていた。音楽の禁は解かれ、マリアッチの衣装に身を包んだミゲルは家族の大切さを噛みしめながら先祖たちと楽しく過ごす。

登場作品

2010年代




タグ:

キャラクター
最終更新:2021年01月11日 15:42