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エルネスト・デラクルス

名前:Ernesto de la Cruz
デビュー:『リメンバー・ミー』(2017年)

概要

1896年生まれ。サンタ・セシリア*出身のミャージシャン。シンガーソングライターから始まり映画の主演なども務めたスター。

代表曲は「リメンバー・ミー」。他には主演映画の挿入歌として使われた「つのる想い」などがある。

デラクルスはスターへとのし上がり、メキシコの情熱と誇りの象徴となった。故郷にある霊廟にはエルネスト・デラクルスのギターが飾られている。

1942年、自身のコンサートで「リメンバー・ミー」のパフォーマンス中に大道具の鐘の下敷きとなり、不慮の死を遂げる。彼は故郷の霊廟に埋葬され、伝説の人となった。死後も死者の国でスターっぷりを発揮しており、立派なマンションに住んでいる。毎年死者の日*のフィナーレ(翌朝の日の出)にはサンライズ・コンサート*を開催している。

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彼の曲の多くは同郷出身でコンビを組んでいたヘクターが作ったものだった。残してきた家族のもとへ帰るためにコンビ解消を宣言したヘクターに対し、デラクルスは毒を盛って殺害する。デラクルスはヘクターの曲とギターを奪い、彼の名を伏せたままスターとなっていた。

デラクルスの音楽から始まり俳優もこなすようになったというキャリアや、不慮の事故による死という点はメキシコの実在のスターであるペドロ・インファンテ*と似ており、彼がモデルではないかとされている。デラクルスのパーティーのシーンでは、インファンテやホルヘ・ネグレテ*と会話をする場面もある。

エピソード

リメンバー・ミー

ミュージシャンを夢見るミゲルの一族では、音楽を選んで家族を捨てた高祖父が原因で音楽が禁じられていた。ミゲルは密かに音楽を愛し、「リメンバー・ミー」で知られるミュージシャン、エルネスト・デラクルスを敬愛していた。デラクルスはミゲルと同じサンタ・セシリア*の出身で映画や音楽で名声を得たが、ショーの最中に大道具の鐘の下敷きになって帰らぬ人となってしまう。

死者の国では、死者の日*恒例のサンライズ・コンサート*前にデラクルスが自宅のマンションでパーティーをしていた。そこへ現れたミゲルは見事な歌声を披露し、自分がデラクルスの玄孫であることを告白する。彼の才能を称えたデラクルスはミゲルを歓迎した。ミゲルは高祖父のデラクルスがスターになるために家族を捨てたため、一族で音楽が禁止されていることを話す。死者の国の先祖があてにならないミゲルは、デラクルスに生者の国へ戻るための手伝いをしてほしいと頼む。一度は快諾するデラクルスだったが、かつてのパートナーであるヘクターがデラクルスに曲を盗まれたことを暴露する。実はデラクルスはパートナー解消を宣言したヘクターを毒殺しており、自信の主演映画「家族への道」でそのシーンを再現していた。映画の大ファンであるミゲルがそのやり取りを話したことからヘクターは自分が毒殺されたことを確信し、二人はデラクルスはヘクターの大事な写真を奪われ、大きな穴の中に閉じこめられてしまう。

コンサート会場に移動したデラクルスの前にミゲルとヘクターが家族を引き連れて現れる。ヘクターの妻ママ・イメルダはうっかり舞台に出てしまい、デラクルスとデュエットしながら攻防を繰り返す。怒ったデラクルスは生前の悪事を高らかに白状すると、写真を受け取ったミゲルを高い建物から投げ落とす。ミゲルは写真を落としてしまうが、ダンテとペピータに救われる。デラクルスの悪行はコンサート会場の巨大スクリーンで中継されており、死者の国中で彼の名声はなくなってしまった。ペピータに投げ飛ばされたデラクルスは死んだときと同じく鐘の下敷きになってしまう。

ゲーム

ディズニー マジックキングダムズ

『リメンバー・ミー』の期間限定イベントに登場。

登場作品

2010年代


2019年
ディズニー マジックキングダムズ ※ver4.4.0:2019年10月追加



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キャラクター
最終更新:2024年09月08日 23:12