ルナード国王
概要
息子のアグナルが幼い頃に妻のリタ女王と死別している。彼の最期の仕事は、
魔法の森に住む
ノーサルドラの民との友好の印にダムを建設することであったが、話し合いの最中にノーサルドラの民がアレンデールの兵士に襲いかかってきたことから戦争が始まり、精霊の怒りによって魔法の森は永遠の霧の中に閉じ込められてしまう。ルナードはその戦争で命を落とし、無事に森から生還したアグナルはその日のうちに新国王となった。
彼の忠実なる家来には
マティアス中尉がおり、彼がアグナルの公式衛兵だったが、この一件によって霧の中の森に閉じ込められてしまった。
エピソード
子供の頃、
エルサと
アナは両親から
魔法の森の物語を聞いていた。二人の父
アグナル国王は父親のルナード国王とともに
ノーサルドラという民族のもとへ赴いた。ルナードがノーサルドラにダムをプレゼントし、
ノーサルドラのリーダーと今後のことを話し合おうとしていたところ、ノーサルドラがアレンデールの兵士を襲撃してきた。両者の戦争に森を守る火、水、風、大地の精霊は激怒し、森は霧の中に呑まれてしまった。アグナルは何者かに助けられて国に戻り、その日のうちに国王になったという。一方、母の
イドゥナ王妃は全ての記憶を持つ魔法の川
アートハランの子守唄を聞かせる。
34年後、アレンデールの女王となったエルサは謎の声に導かれて魔法の森へと旅をする。さらなる真実を求めて、エルサは
ダーク・シーを越えてアートハランにたどり着く。アートハランの過去の記憶を辿っていくと、エルサは驚愕の真実を知る。ルナードが建設したダムはノーサルドラや精霊の力を制圧するための罠だった。そして魔法の森での戦争もノーサルドラが起こしたものではなく、ルナードが背後から
ノーサルドラのリーダーに襲いかかって殺害したことが発端であった。エルサは絶望の表情を浮かべ、
失われた洞窟にいるアナに最後の力でメッセージを送り、完全に凍りついてしまう。
洞窟でメッセージを受け取ったアナはルナードの過ちを正すために、アレンデールの安全を守っていたダムを破壊する。エルサは水の精霊
ノックと協力してアレンデールを洪水から守り抜く。ルナードの過ちが正されたことで魔法の森は霧の呪いから放たれるのであった。
登場作品
2010年代
声
最終更新:2024年09月08日 23:32