スリック
概要
ジャンバ・ジュキーバ博士が作った試作品020号。青紫の鼻に赤紫の身体をしたエイリアン。洒落た帽子をかぶり、赤い蝶ネクタイを身に着けている。セールスの能力に長けており、どんなものでも相手に売ることができる。研究費稼ぎの苦手なジャンバがセールスのために制作した試作品だが、エスカレートすると必要なものも売ってしまう困った一面がある。
セールスでは四つの「し」(商品、喋り、しつこさ、支払い)を大切にしている。
エピソード
第44話「スリック」に登場。
フラダンス教室の寄付金集めのためにチョコレート・バーを売ることになった生徒たち。優勝賞品がかき氷一年分とあり張り切る一同。母親譲りのセールス・トークで成績を伸ばす
マートル・エドモンズに対し、悔しさを募らせる
リロ・ペレカイと
スティッチ。落ち込む二人に試作品020号が声を掛ける。
リロにスリックと名付けられた020号は得意のセールス・テクニックでチョコレート・バーを次々と売り捌いていく。マートルに差をつけて上機嫌のリロだったが、スリックは
リロの家の道具を次々と売り出してしまう。リロとスティッチは
ウェンディ・プリークリーの持っていた売却リストと売上金を持って、すべての道具を買い戻しに行く。スリックの存在を知ったマートルはリロが留守の間に家を訪れ、スリックを3ドルで購入してチョコレート・バーを売り始める。
スリックがいなくなったことに気付いたリロとスティッチはマートルのもとを訪れるが、スリックは既に
試作品625号に高値で売却されていた。風邪をひいて寝込んでいた
ガントゥはスリックが勝手に
ガントゥの宇宙船を売りに出したと知って大激怒。リロとスティッチはスリックを救出して教室に戻る。
リロとマートルは全く同額を売り上げており、最後の一本を先に売ったほうが勝ちという状況になった、そこへチョコレート・バーを欲しいガントゥがスリックを攫ってしまい、リロは勝利かスリックの安全かの二択を迫られる。スティッチの後押しもありスリックを選んだリロは、スリックを募金のスタッフに任命する。一方、かき氷一年分を手にしたマートルは欲張って食べすぎてしまい、店主の
ルキに呆れられるのであった。
第48話「プルーツ」では、チームAの作戦失敗後、チームBとしてリロからスカウトを受けるも、多忙のため断った。
第61話「レミー」では、リロの夢の中に登場。プリークリーのコンガダンスの前から7番目で踊っていた。
リロイによって他の試作品たちとともに
アロハ・スタジアムに集められてまとめて始末されそうになる。そこへリロとスティッチたちが現れ、イトコたちと
ハムスターヴィール博士率いるリロイのクローン軍団の戦いが始まる。当初は善戦するイトコたちだが、圧倒的なパワー差に押されてしまう。リロとスティッチが仲間たちを率いてリロイの弱点である「
アロハ・オエ」を演奏し始めるとスタジアムは大熱狂。リロイのクローン軍団とハムスターヴィール博士は刑務所送りとなる。
最後には、リロとスティッチの家族写真に参加した。
登場作品
2000年代
声
最終更新:2024年09月09日 00:24