交響詩 ローマの松
ストーリー
巨大なクジラの群れが大空を跳び回る。
概要
交響詩で描かれたモチーフとは関係なく、巨大なクジラの群れが空を飛び回る様子が描かれる。
『ファンタジア2000』の中で最初に提案された作品であり、1993年10月の時点でデザインが存在していた。当初は赤ちゃんペンギンが空飛ぶクジラを眺めるストーリーだったが、赤ちゃんクジラが主人公に据えられた。監督の
ヘンデル・ブトイ*は音楽の強弱表を作成し、曲のどの部分でアニメーションを盛り上げるかを把握できるようにした。制作初期はクジラのCGが未完成であったため鉛筆でクジラを手描きした。クジラを
CAPS*でスキャンした結果、クジラの重量感が低く動きが速すぎるといった問題があった。クジラのリアリティを追求して動きの調整やデザインの修正が行われた。最終的に従来のプログラムではクジラのアニメーションが実現できなかったため、プログラム自体を書き直したという。クジラの群れのプログラムには、クジラ同士がぶつかった時に自然とやんわり離れていくようなコードにされており、同時期に制作されていた『
ライオン・キング』(1994年)のヌーの暴走のシーンにも使われている。
キャスト
イントロダクション
- 吹替版:2000年1月1日公開。 ※Blu-ray・DVD・VHS収録
楽曲
最終更新:2022年11月10日 00:57