frame_decoration

ローク司令官

名前:Commander Lyle Tiberius Rourke
デビュー:『アトランティス 失われた帝国』(2001年)

概要

アトランティス*を探す探検隊の隊長。本名はライル・ティベリアス・ローク。ローク隊長とも。

マイロ・サッチの祖父サディアス・サッチとともにアイスランド*への探検隊を率いて「羊飼いの日誌*」を発見した実績を持つ。適切なリーダーシップを発揮し、仲間たちからは頼りになる存在として認識されているが実利主義的なところもある。身長190cm。

1860年生まれ。父ジャクソン中佐の影響で幼い頃から軍人としての指導を受けていたが、1864年に父が戦死する。短気な性格が災いし寄宿学校を追い出された後は、弱冠15歳にして軍隊に入隊し、カリスマ的な才能を発揮していく。1887年6月に結婚したが、わずか4ヶ月で妻に捨てられてしまったという。

エピソード

アトランティス 失われた帝国

ローク司令官はプレストン・ウィットモアの資金援助のもと、サディアス・サッチと「羊飼いの日誌*」を発見するためにアイスランド*への探検隊を率いることになる。各部門のスペシャリストであるヘルガ・シンクレアヴィニー・サントリーニドクター・スウィートモールクッキー・ファーンズワースミセス・パッカードマニュエル・ラミレスとともに、羊飼いの日誌は見事発見された。

1914年、サディアス亡き後、ウィットモアはサディアスの孫である言語学者マイロ・サッチに羊飼いの日誌を託し、今度はアトランティス発見のための探検隊を発足する。マイロはかつてサディアスとともに日誌を発見したメンバー(引退したマニュエルの代理は娘のオードリー・ラミレス)と合流し、探検に出発する。探検隊はアトランティスの入口を守る伝説の生き物をやり過ごして進むが、200名いたメンバーのおよそ9割が犠牲になってしまう。

一行はアトランティスを求めて陸路を進み、最初は浮いていたマイロも仲間と打ち解け始める。マイロは羊飼いの日誌にページの欠落があることを気にしていた。ある晩、マイロの不注意でホタルのような生き物に光を向けてしまったことで野営地は火事となり、メンバーは火口に落ちてしまう。一行はアトランティスに到着し、海底に沈んだと思っていたアトランティスが繁栄した都市であることを知る。アトランティスの王女キーダから歓迎を受けるが、王カシュキム・ネダクからは立ち去るように言われてしまう。

マイロとキーダは互いの世界の知識を共有し、仲良くなる。彼女と話すうちに、マイロはアトランティス人が過去の大洪水以来、文字が読めなくなったことを知る。マイロがアトランティス語を読めることを知ったキーダは、母が洪水の際に消えた謎が解けるかもしれないと期待する。しかし、ローク司令官と仲間たちが本性を現し、キーダを捕らえてクリスタルを要求する。ロークは羊飼いの日誌から重要なページを抜き取っており、王を殴り倒すとマイロを脅してアトランティスの心臓*へと向かう。そこではキーダがクリスタルに導かれ、クリスタルと一体化してしまう。ロークとヘルガと隊員たちはクリスタル化したキーダを連れて地上へ戻ろうとするが、オードリー、ヴィニー、スウィート、クッキー、モール、パッカードは反旗を翻し、マイロとともに残る。

王は「国の危機になるとクリスタルは王家の者を生贄にして強力なエネルギーを発揮する」という。かつて王がこのエネルギーを戦争に使おうとしたため、クリスタルの怒りを買い、洪水が起き、識字能力を奪われたという。王から最期に国を託されたマイロと仲間たちはキーダと見つけた戦闘機に乗り込み、キーダを取り戻すためにロークたちを追う。ロークとヘルガが仲間割れし、追いついたマイロはクリスタル化したキーダのエネルギーでロークをクリスタルのモンスターへと変える。ヘルガは力尽き、クリスタル化したロークはプロペラで粉砕する。

登場作品

2000年代





タグ:

キャラクター
最終更新:2024年09月09日 10:37