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クッキー・ファーンズワース

名前:Jebidiah Allardyce "Cookie" Farnsworth
デビュー:『アトランティス 失われた帝国』(2001年)

概要

アトランティス*探検隊のメンバーである料理人。豆と酒とベーコンとラードの脂っこい食事を作る。

1842年、オクラホマ州*タルサ*出身。1861年、ジョージ・マクレラン*将軍率いるミシガン州第7騎兵旅団に参加し、チームスターとラバの皮むき係として働き始めた。

後、ジョージ・アームストロング・カスター*二等中佐に狙撃手として採用された。1863年、アルフレッド・プレソントン*将軍指揮のポトマック陸軍騎兵隊第3師団に入隊。チャンセラーズビルの戦いでの活躍から、伍長に昇進した。

この時期に物資の不足した一週間の空腹の後、クッキーは料理人としての訓練を始めた。彼は先の戦いで功績を挙げていたが、キッチンのほうが好きだった。クッキーは昇進したばかりのカスター准将率いるミシガン騎兵旅団に入り、ゲティスバーグ*ブリストー*マインラン*などで活躍した。狙撃手としても戦いに参加したクッキーは1864年にFalling Watersで南軍のペティグルー将軍を狙撃した。州間戦争の後、クッキーは降格したカスター中佐の専属料理人として、ワイオミング州*ララミー砦*に勤務した。1866年には第7アメリカ騎兵隊に所属し、1867年にカスターとともに遠征した。1876年5月、クッキーは食中毒事件の責任を取らされ、ノースダコタ州*アバクロンビー砦の一般料理人の指揮下に降格となった。

クッキーは1878年に陸軍を退役しテキサス州*ヒューストンに移ると、ウィットモア・インダストリーズ・ストックヤード・アンド・フィードロットに勤務した。ルイジアナ州*バトン・ルージュ*ニューオーリンズ*で料理学校に通う。ニューヨークに移り、Three Chestnut Restaurantを開店し、シェフとして活躍した。その後レストランを赤字で売却し、ウォルドーフ・アストリア・ホテルのシェフに就任したが、料理に文句をつけてきた客と口論の末、脚を銃撃してしまい解雇された。

エピソード

アトランティス 失われた帝国

サディアス・サッチプレストン・ウィットモアの資金援助のもと、「羊飼いの日誌*」を発見するためにアイスランド*への探検隊へと向かった。ローク司令官を筆頭にした各部門のスペシャリストであるヘルガ・シンクレアヴィニー・サントリーニドクター・スウィートモール、クッキー・ファーンズワース、ミセス・パッカードマニュエル・ラミレスとともに、羊飼いの日誌は見事発見された。

1914年、サディアス亡き後、ウィットモアはサディアスの孫である言語学者マイロ・サッチに羊飼いの日誌を託し、今度はアトランティス発見のための探検隊を発足する。マイロはかつてサディアスとともに日誌を発見したメンバー(引退したマニュエルの代理は娘のオードリー・ラミレス)と合流し、探検に出発する。探検隊はアトランティスの入口を守る伝説の生き物をやり過ごして進むが、200名いたメンバーのおよそ9割が犠牲になってしまう。

一行はアトランティスを求めて陸路を進み、最初は浮いていたマイロも仲間と打ち解け始める。マイロは羊飼いの日誌にページの欠落があることを気にしていた。ある晩、マイロの不注意でホタルのような生き物に光を向けてしまったことで野営地は火事となり、メンバーは火口に落ちてしまう。一行はアトランティスに到着し、海底に沈んだと思っていたアトランティスが繁栄した都市であることを知る。アトランティスの王女キーダから歓迎を受けるが、王カシュキム・ネダクからは立ち去るように言われてしまう。

マイロとキーダは互いの世界の知識を共有し、仲良くなる。彼女と話すうちに、マイロはアトランティス人が過去の大洪水以来、文字が読めなくなったことを知る。マイロがアトランティス語を読めることを知ったキーダは、母が洪水の際に消えた謎が解けるかもしれないと期待する。しかし、ローク司令官と仲間たちが本性を現し、キーダを捕らえてクリスタルを要求する。ロークは羊飼いの日誌から重要なページを抜き取っており、王を殴り倒すとマイロを脅してアトランティスの心臓*へと向かう。そこではキーダがクリスタルに導かれ、クリスタルと一体化してしまう。ロークとヘルガと隊員たちはクリスタル化したキーダを連れて地上へ戻ろうとするが、オードリー、ヴィニー、スウィート、クッキー、モール、パッカードは反旗を翻し、マイロとともに残る。

王は「国の危機になるとクリスタルは王家の者を生贄にして強力なエネルギーを発揮する」という。かつて王がこのエネルギーを戦争に使おうとしたため、クリスタルの怒りを買い、洪水が起き、識字能力を奪われたという。王から最期に国を託されたマイロと仲間たちはキーダと見つけた戦闘機に乗り込み、キーダを取り戻すためにロークたちを追う。ロークとヘルガが仲間割れし、追いついたマイロはクリスタル化したキーダのエネルギーでロークをクリスタルのモンスターへと変える。ヘルガは力尽き、クリスタル化したロークはプロペラで粉砕する。

戦いによってアトランティスの入口にあった火山が活動を始め、大陸にマグマが押し寄せるが、巨大な石像たちがクリスタルの力で目を覚ました巨大な石像たちが大陸を守った。キーダは亡き父の跡を継いで女王となり、マイロは仲間たちを見送り、彼女とアトランティスに残ることになった。

地上に戻った仲間たちはウィットモアに旅の成果を報告し、アトランティスで見たものを口外しないことに同意した。ウィットモアにはマイロから感謝の手紙が贈られ、そこには「祖父と二人から」と記されていた。

アトランティス 帝国最後の謎

キーダと結婚しアトランティスの王となったマイロのもとにかつての仲間たちが訪れる。

3つの事件が終わり、キーダは父がアトランティスを世間の目から隠す判断をしてきたことについて考え直し、アトランティスを再び地上へと蘇らせることを決意した。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、最後の記念写真の場面のみに登場する。

登場作品

2000年代



2020年代




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キャラクター
最終更新:2024年09月09日 10:38