frame_decoration

ヴィニー・サントリーニ

名前:Vincenzo "Vinny" Santorini
デビュー:『アトランティス 失われた帝国』(2001年)

概要

爆発物のエキスパートのイタリア*人。黒髪に黒い髭を生やした男性で、本名はヴィンセンツォ・サントリーニ。1876年生まれ。身長178cm。

ローク司令官率いるアトランティス*の探検隊に爆発物処理のエキスパートとして参加する。

実家は花屋を経営しており、プロム用のコサージュを作っていた。ある日、隣の中国人のランドリーがガス漏れで爆発し花屋は破壊されてしまった。ヴィニーはそれ以来爆発の魅力に取り憑かれ、爆発物の調合に興味を持った。親戚にはローズという名前のおばがいる。

エピソード

アトランティス 失われた帝国

サディアス・サッチプレストン・ウィットモアの資金援助のもと、「羊飼いの日誌*」を発見するためにアイスランド*への探検隊へと向かった。ローク司令官を筆頭にした各部門のスペシャリストであるヘルガ・シンクレア、ヴィニー・サントリーニ、ドクター・スウィートモールクッキー・ファーンズワースミセス・パッカードマニュエル・ラミレスとともに、羊飼いの日誌は見事発見された。

1914年、サディアス亡き後、ウィットモアはサディアスの孫である言語学者マイロ・サッチに羊飼いの日誌を託し、今度はアトランティス発見のための探検隊を発足する。マイロはかつてサディアスとともに日誌を発見したメンバー(引退したマニュエルの代理は娘のオードリー・ラミレス)と合流し、探検に出発する。探検隊はアトランティスの入口を守る伝説の生き物をやり過ごして進むが、200名いたメンバーのおよそ9割が犠牲になってしまう。

一行はアトランティスを求めて陸路を進み、最初は浮いていたマイロも仲間と打ち解け始める。マイロは羊飼いの日誌にページの欠落があることを気にしていた。ある晩、マイロの不注意でホタルのような生き物に光を向けてしまったことで野営地は火事となり、メンバーは火口に落ちてしまう。一行はアトランティスに到着し、海底に沈んだと思っていたアトランティスが繁栄した都市であることを知る。アトランティスの王女キーダから歓迎を受けるが、王カシュキム・ネダクからは立ち去るように言われてしまう。

マイロとキーダは互いの世界の知識を共有し、仲良くなる。彼女と話すうちに、マイロはアトランティス人が過去の大洪水以来、文字が読めなくなったことを知る。マイロがアトランティス語を読めることを知ったキーダは、母が洪水の際に消えた謎が解けるかもしれないと期待する。しかし、ローク司令官と仲間たちが本性を現し、キーダを捕らえてクリスタルを要求する。ロークは羊飼いの日誌から重要なページを抜き取っており、王を殴り倒すとマイロを脅してアトランティスの心臓*へと向かう。そこではキーダがクリスタルに導かれ、クリスタルと一体化してしまう。ロークとヘルガと隊員たちはクリスタル化したキーダを連れて地上へ戻ろうとするが、オードリー、ヴィニー、スウィート、クッキー、モール、パッカードは反旗を翻し、マイロとともに残る。

王は「国の危機になるとクリスタルは王家の者を生贄にして強力なエネルギーを発揮する」という。かつて王がこのエネルギーを戦争に使おうとしたため、クリスタルの怒りを買い、洪水が起き、識字能力を奪われたという。王から最期に国を託されたマイロと仲間たちはキーダと見つけた戦闘機に乗り込み、キーダを取り戻すためにロークたちを追う。ロークとヘルガが仲間割れし、追いついたマイロはクリスタル化したキーダのエネルギーでロークをクリスタルのモンスターへと変える。ヘルガは力尽き、クリスタル化したロークはプロペラで粉砕する。

戦いによってアトランティスの入口にあった火山が活動を始め、大陸にマグマが押し寄せるが、巨大な石像たちがクリスタルの力で目を覚ました巨大な石像たちが大陸を守った。キーダは亡き父の跡を継いで女王となり、マイロは仲間たちを見送り、彼女とアトランティスに残ることになった。

地上に戻った仲間たちはウィットモアに旅の成果を報告し、アトランティスで見たものを口外しないことに同意した。ウィットモアにはマイロから感謝の手紙が贈られ、そこには「祖父と二人から」と記されていた。

アトランティス 帝国最後の謎

キーダと結婚しアトランティスの王となったマイロのもとにかつての仲間たちが訪れ、第1の事件の相談を持ちかける。

地上ではノルウェー*付近でクラーケンと呼ばれる怪物が暴れていた。クラーケンがアトランティスの兵器かもしれないと心配するキーダとともに、マイロ、ヴィニー、オードリー、モール、オビーは調査に乗り出し、霧の町クラーケンスター*に流れ着く。宿屋のインガー・イライアセンからの情報で悪魔に魂を売ったと噂される怪しげな町長のエドガー・ヴォルグードがクラーケンを操っているのではと疑うマイロたち。オードリーとヴィニーがヴォルグードに催眠術をかけられてピンチになるが、実際にはクラーケンがヴォルグードを操っていたことが明らかになり、クラーケンを倒したことでヴォルグードも消滅する。クラーケンスターは霧が晴れ、明るい町となった。

第3の事件では、ウィットモアの槍が実業家のエリック・ヘルシュトロムに盗まれる。現代のオーディンと呼ばれるヘルシュトロムはウィットモアの槍をグングニルと呼び、終末の日・ラグナロクを引き起こそうとしていた。槍の力の源がアトランティスのものだと気づいたマイロ、ヴィニー、オードリー、モール、オビーはヘルシュトロムに返り討ちにされ、キーダはヘルシュトロムにオーディンの娘ブリュンヒルデとして気に入られる。ヘルシュトロムはラグナロクを起こそうとするが、キーダに槍を奪い取られて作戦は失敗に終わる。

3つの事件が終わり、キーダは父がアトランティスを世間の目から隠す判断をしてきたことについて考え直し、アトランティスを再び地上へと蘇らせることを決意した。

その他

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、最後の記念写真の場面のみに登場する。

登場作品

2000年代



2020年代

2021年
Disney Heroes: Battle Mode ※2021年8月




タグ:

キャラクター
最終更新:2024年09月09日 10:37