【項目名】 |
電脳ウィルスバスターズ6! |
【分類】 |
依頼 |
【登場作品】 |
「L.o.N」 |
【詳細】
依頼人であるキャプテン☆アダチの意志を受け継いだ
ロックマン。
だが、
依頼掲示板を見てみれば、そこには同様の依頼名。
そして書かれている内容を見てみれば……。
「私は電脳ウィルスバスターズの司令官、キャプテン☆アダチ!電脳世界を守るため、日夜ウィルスと命がけの攻防を繰り広げている。私の意志に賛同する若者よ、我が秘密の司令基地、犬小屋の電脳に来たれ!」
なんと、キャプテン☆アダチが書き込んでいる文がそのまま書き込まれていた。依頼人である彼は既に前回の依頼で亡くなったはず。
一体誰が書いたのだろうか?いたずらか?それとも……?
犬小屋の電脳に行ってみると、
なんとそこには
キャプテン☆アダチの姿があった。
話し掛けると、「よーく来たな!貴様、久しぶりだな!」と
何時ものテンションで話す。
デリートされたはずなのに何故此処に居るのかと、ロックマンも驚くが、「待て待て、言わずともよい!お主の疑問は良くわかっておる!私は二代目のナビだ!」と堂々と言い切る。
そして、悪い意味でブレることなく、「それより、貴様に記念すべき六回目の任務を言い渡そう!」と、キャプテン☆アダチはロックマンに
何時もの形式で司令を言い渡してきた。
まさかの二代目登場と、藪から棒な展開に「僕の決意は…」と、前回の事は無意味だったのかと愕然するロックマンに、
と、顔を下に向かせる暇も与えず、
向かうべき場所をロックマンへ強引に伝え、続けて。
「恐るべき悪の陰謀が動き始めておる!それを食い止めるのだ!」
と、キャプテン☆アダチは任務内容も伝えると、
「さぁ、いけ!この電脳世界を、また一歩平和に近づるために!」と、お決まりの文言でロックマンを強引に向かせるのだった。
依頼内容は現場で起きた悪事を止めるべく、電脳ウィルス
バスターズとして活動すること。此処までは何時もの流れでは
あるが、キャプテン☆アダチは恐るべき悪の陰謀が動き始めていると言っていた。何か何時も空気が違うようだ。
キャプテン☆アダチに言われるまま、
ウラインターネット5に向かうと、其処には1人の悪ナビが居た。居ることは可笑しくないことなのだが、その悪ナビに話し掛けるや、否や…。
「貴様…最近ウワサの電脳ウィルスバスターズだな…?」
と、初対面のロックマンを要注意人物として、しかも
序に所属している事実を隠してたのにウィルスバスターズの名を挙げられたことに、「ど、どうしてそれを!」と、驚くロックマン。
あの恥ずかしい石碑は壊して証拠隠滅したはずの、そんな彼の疑問に悪ナビが答えた。
「我々は悪の組織、その名もウィルス・マキチラーズ!」
と。
ちなみに、ウィルス・マキチラーズの元は「ウィルス撒き散らす」だと思われる。
動揺して驚きながら反復返しをするロックマンに悪ナビは
続けて目的と狙う理由を言う。
「そうとも!世界中に
ウィルスを撒き散らすことが我らの目的!そのためには、貴様らウィルスバスターズが非常に目障りなのだ!」と。
そしてウィルス・マキチラーズの一員である悪ナビは
ロックマンを
デリートすべく、「まずは貴様から、邪魔ができないよう、消えてもらうぞ!」と言い終わるや否やウィルスをけしかけてきた!
そりゃあんなに活躍してたら、嫌でも注目を浴びるのは当然だが、キャプテン☆アダチが言っていた恐るべき悪の陰謀とは、このウィルス・マキチラーズという悪の組織のようだ。
なお、悪ナビがけしかけてきたウィルスは、キャパタルド、カーズド、ウォーゴドンの3体。
勿論、悪さをする相手にむざむざとやられるロックマンではなく、ウィルスを全てデリートすると、おのれ…!と悔しがるも、流石は、とウィルスバスターズに敬意を示す悪ナビ。
だが、「我々の計画はこんなことでは終わらんぞ…!」と、
悪ナビはこれで諦めた訳ではないようで…。
「いずれまた、我々の組織とあいまえみえることがあるだろう!その時こそ…貴様らが滅び、世界中にウィルスが撒き散られるのだ!この場は預けておくぞ!」
と、言い放ちながら「さらばだ!」と電光石火の速さでロックマンが止めようとする暇も無く逃げていった。
悪事を果たす野望に諦めはないと言うことらしい。
逃がしてしまったものの、ロックマンと熱斗は、新たなる脅威を止める決意を固める。ウィルス・マキチラーズの陰謀を絶対に阻止することを。
今回の出来事をキャプテン☆アダチに報告すると、何時通りのテンションでロックマンを労いつつ「悪の組織の野望を、とりあえずは食い止めることに成功したわけだな!」と、
ウィルス・マキチラーズの悪事を止めることが出来たことに満足。
そしてロックマンには今回の任務の報酬として
「スキルスロット+3」が手渡された。
キャプテン☆アダチは「新たなる任務があれば、掲示板を通して連絡する」とロックマンに伝えるが、それに割り込むようにロックマンは、キャプテン☆アダチが言っていた、二代目のことを聞く。するとキャプテン☆アダチは…。
「なに、単純に新しいナビを用意しただけのことだ。何か問題があるのか?」
と、のたまいやがった。
それを聞いたロックマンは、それ以上は突っ込むのを止めて渋々納得をする。そしてキャプテン☆アダチは。
「ならば行くが良い!平和を脅かす悪は、絶えず活動しているのだから!」
と、キャプテン☆アダチ自身が去る形でロックマンを見送るのだった。
「キャプテン☆アダチは生きていたけど、まだ続けるのか?」
と、
ロックマンが電脳ウィルスバスターズをこのまま継続することの意志を確認する熱斗。
勿論、こんな展開は不意打ちで寝耳に水。平和を願う者としてはらしかぬ、騙し討ちにも似た所業である。
正直、騙された感が拭えない。しかし、世界の平和を守るっていうキャプテン☆アダチの目的は間違いなく本物なことは心で感じていた。なので、ロックマンは熱斗にこう答えた。
「あの悪の組織、ウィルス・マキチラーズを倒すまでは頑張ってみるよ」と。
熱斗はわかったと言い、「頑張ろうぜ、平和のために」と、ロックマンと共に悪の組織と戦うことを決意した。
電脳世界の平和を守る、電脳ウィルスバスターズの前に姿を現した悪の組織ウィルス・マキチラーズ。
果たして2人は悪の組織の野望を止めることはできるのだろうか?
最終更新:2025年07月31日 20:49