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オレイカルコスの結界 - (2012/09/29 (土) 13:49:29) の最新版との変更点
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**オレイカルコスの結界(おれいかるこすのけっかい)
[[アニメ>遊戯王デュエルモンスターズ]]の[[オリジナルエピソード]]である[[ドーマ編]]にて登場したフィールド魔法カード。
カードイラストは星型の紋様(六芒星に似ているようで少し違う)を円陣が囲うという意匠の紋章で、カード名やテキストはエノク語で記されている。
その効果は、
・発動後はいかなる魔法・罠・モンスターの効果によっても破壊されず、効果を無効にすることもできない
・自分フィールド上の全モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせ、さらに魔法・罠ゾーンにもモンスターを召喚できるようになる
・魔法・罠ゾーン(後衛)のモンスターは、モンスターゾーン(前衛)にモンスターが存在する限り相手から攻撃されない(自分のターンには攻撃に参加できる)
という異常なまでに強力なもの。
また、ゲーム上のルールとは別に、このカードの発動とともにデュエルを行っている空間が結界によって遮断され、デュエルが終了するまで内と外との行き来ができなくなる(会話程度なら可能)。
更に、発動したプレイヤーと場のモンスターは眼光が赤みを帯び、額にはオレイカルコスの紋章が浮き出る。
これらはただの演出ではなく、このカードが使用された[[デュエル>決闘]]で敗北したデュエリストは魂を抜き取られ、オレイカルコスの神の生贄とされるべくカードや石版に封じ込められてしまう。
なお、[[社長>海馬瀬人]]と[[アメルダ]]のデュエルを見る限り、引き分けになった場合は何も起きずに消失するらしい。
他にも一回目の[[城之内>城之内克也]]vs[[舞>孔雀舞]]戦では、[[舞>孔雀舞]]が劣勢になったのを感じた[[ヴァロン]]が[[実力行使>リアルファイト]]で結界を打ち破り、デュエルを強制終了させたこともある。((ラフェール曰く「無茶な行為」らしく、この後からヴァロンはしばらくの間、腕にギプスを付けていた。))
また、ダーツは王様に精神攻撃をかけて動揺させる合間に、[[決着がついていないにもかかわらず結界を収縮させて魂を抜きとろうとしていた>「おい、デュエルしろよ」]](ただし千年パズルの力で阻止された)。
[[ダーツ]]によって作られているカードらしく、オレイカルコスの力を求める者にはカードイラストのないこのカードを渡して資質をテストするようなことをしている。
他にも、このカードのサポートカードとも言うべき《オレイカルコス・デウテロス》《オレイカルコス・トリトス》という第二・第三の結界のカードが存在する。
こちらはそれぞれ「毎ターン自分フィールド上のモンスターの数×500LP回復、相手の攻撃宣言時自分のモンスター1体を生贄に攻撃を無効とし破壊する」
「自分のモンスターは相手の魔法・罠の効果を受けつけない」というもの。[[インチキ効果もいい加減にしろ!>「インチキ効果もいい加減にしろ!」]]
この2種はダーツのみが所持しているようで、彼はこれら「オレイカルコスの三重結界」を用いて[[遊戯>武藤遊戯]]と[[海馬>海馬瀬人]]の二人を相手に初期LP4000のまま、互角以上のデュエルを繰り広げた。
本編ではグリモ、[[舞>孔雀舞]]、[[アメルダ]]、[[ラフェール]]、王様(エクスチェンジで押しつけられた)、[[ヴァロン]]、[[羽蛾>インセクター羽蛾]]、[[竜崎>ダイナソー竜崎]]、[[ダーツ]]が使用しているが、このカードはむしろ発動した者が負ける確率が上がるというのは[[密に、密に>「密に 密に」]]。
…というよりオレイカルコスの結界のようなチート的なカードを使ってしまうと相手がそれを上回るチート的カード([[伝説の竜]]のカード)を使ってくるだけであり、決してこのカードが弱いわけではない。
オレイカルコスはチートを越えるどチートをかましても視聴者が仕方ないと納得できるように、さらには倒した時のカタルシスを強めるためあえて効果を強めに設定したのかもしれない。
発動されて負けたのは、[[城之内>城之内克也]]と[[ペガサス>ペガサス・J・クロフォード]]の2人だけである。((ただし城之内はヴァロンとのリアルファイト後すぐに舞とデュエルを行なったため、途中エネルギー切れで続行不可能になりサレンダーしたことによる敗北である。))
海外ではプロモカードとしてUpperDeck社が2005年に配布している。
カード名・テキストは以下の通り。
>《The Seal of Orichalcos》
>Field Spell
>This Spell Card is impervious to negation, destruction, and removal.
>Increase the ATK power of all your monsters by 500.
>You control a back row of monsters that cannot be attacked while a monster is in the front row.
>Send this card from your hand to the Graveyard to negate and destroy any card.
>The soul of whichever Duelist loses this Duel is forfeit to the winner.
日本語訳
>フィールド魔法
>このカードはいかなる場合にも無効にならず、破壊および除外することもできない。
>自分フィールド上に存在するモンスターは攻撃力が500ポイントアップする。
>自分フィールド上に前衛モンスターが存在する限り、後衛モンスターを攻撃することはできない。
>このカードを手札から墓地に送る事で、あらゆるカードを無効にし破壊する。
>このデュエルに敗北したデュエリストは勝者に魂を奪われる。
破壊耐性・除外耐性を持つがデッキ・手札バウンスの耐性はないため注意。
なお、後衛が存在する時にフィールド上から離れた場合の裁定は不明。
左下にはもちろん「Not an Official Yu-Gi-Oh! TCG Card.」=「遊戯王トレーディングカードゲームの公式カードではありません」と書かれている。
「勝者に魂を奪われる」と書いてあるが、バウンスされた後のデュエルで魂が奪われるかは不明。
こんなチートカードが公式にカード化される訳が無いだろうと誰もが考えていたが、
この度「Legendary collection 3」にて、何とTCG公式デュエルで使用可能となったものが海外でTCG化されることが決定した。
また、日本でも「EXTRA PACK 2012」に収録されることが決定している。
効果は以下の通り。
>フィールド魔法
>このカードの発動時に、自分フィールド上の特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
>このカードがフィールド上に存在する限り、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できず、自分フィールド上のモンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
>1ターンに1度、このカードはカードの効果では破壊されない。
>自分フィールド上にモンスターが表側攻撃表示で2体以上存在する場合、相手は攻撃力の一番低いモンスターを攻撃対象に選択できない。
>「オレイカルコスの結界」はデュエル中に1枚しか発動できない。
強力なカードの例に漏れず大幅な弱体化を喰らったものの、劇中の多彩な効果を上手く再現している。
攻撃力アップ効果はそのままで、破壊耐性も1ターンに一度の制約がついたものの再現された。
前衛・後衛の効果はルール上の問題から、攻撃対象を操作する効果として再現されている。
一方で、「[[伝説の竜]]のカードで召喚した融合モンスター((厳密には作中においてのモンスターとしての種類は定かでは無い))が消滅する」「以後、[[伝説の竜]]の効果が発動出来なくなる」という[[伝説の竜]]側のデメリット効果は、発動時の特殊召喚モンスターの破壊及び以後のエクストラデッキからの特殊召喚の封印という形での再現となった。
魂を封じる効果を除いて殆どの効果が再現されたが、デュエル中1度しか発動できないという謎のデメリットが追加されている。((魂を封じる効果、もしくは全てのデュエルにおいて一枚しか各デュエリストのデッキに入っていなかった事の再現とも取れなくもない。))
【関連】
-[[ドーマ編]]
-[[ダーツ]]
-[[カードゲームではよくある事]]
**オレイカルコスの結界(おれいかるこすのけっかい)
[[アニメ>遊戯王デュエルモンスターズ]]の[[オリジナルエピソード]]である[[ドーマ編]]にて登場したフィールド魔法カード。
カードイラストは星型の紋様(六芒星に似ているようで少し違う)を円陣が囲うという意匠の紋章で、カード名やテキストはエノク語で記されている。
その効果は、
・発動後はいかなる魔法・罠・モンスターの効果によっても破壊されず、効果を無効にすることもできない
・自分フィールド上の全モンスターの攻撃力を500ポイントアップさせ、さらに魔法・罠ゾーンにもモンスターを召喚できるようになる
・魔法・罠ゾーン(後衛)のモンスターは、モンスターゾーン(前衛)にモンスターが存在する限り相手から攻撃されない(自分のターンには攻撃に参加できる)
という異常なまでに強力なもの。
また、ゲーム上のルールとは別に、このカードの発動とともにデュエルを行っている空間が結界によって遮断され、デュエルが終了するまで内と外との行き来ができなくなる(会話程度なら可能)。
更に、発動したプレイヤーと場のモンスターは眼光が赤みを帯び、額にはオレイカルコスの紋章が浮き出る。
これらはただの演出ではなく、このカードが使用された[[デュエル>決闘]]で敗北したデュエリストは魂を抜き取られ、オレイカルコスの神の生贄とされるべくカードや石版に封じ込められてしまう。
なお、[[社長>海馬瀬人]]と[[アメルダ]]のデュエルを見る限り、引き分けになった場合は何も起きずに消失するらしい。
他にも一回目の[[城之内>城之内克也]]vs[[舞>孔雀舞]]戦では、[[舞>孔雀舞]]が劣勢になったのを感じた[[ヴァロン]]が[[実力行使>リアルファイト]]で結界を打ち破り、デュエルを強制終了させたこともある。((ラフェール曰く「無茶な行為」らしく、この後からヴァロンはしばらくの間、腕にギプスを付けていた。))
また、ダーツは王様に精神攻撃をかけて動揺させる合間に、[[決着がついていないにもかかわらず結界を収縮させて魂を抜きとろうとしていた>「おい、デュエルしろよ」]](ただし千年パズルの力で阻止された)。
[[ダーツ]]によって作られているカードらしく、オレイカルコスの力を求める者にはカードイラストのないこのカードを渡して資質をテストするようなことをしている。
他にも、このカードのサポートカードとも言うべき《オレイカルコス・デウテロス》《オレイカルコス・トリトス》という第二・第三の結界のカードが存在する。
こちらはそれぞれ「毎ターン自分フィールド上のモンスターの数×500LP回復、相手の攻撃宣言時自分のモンスター1体を生贄に攻撃を無効とし破壊する」
「自分のモンスターは相手の魔法・罠の効果を受けつけない」というもの。[[インチキ効果もいい加減にしろ!>「インチキ効果もいい加減にしろ!」]]
この2種はダーツのみが所持しているようで、彼はこれら「オレイカルコスの三重結界」を用いて[[遊戯>武藤遊戯]]と[[海馬>海馬瀬人]]の二人を相手に初期LP4000のまま、互角以上のデュエルを繰り広げた。
本編では[[グリモ]]、[[舞>孔雀舞]]、[[アメルダ]]、[[ラフェール]]、王様(エクスチェンジで押しつけられた)、[[ヴァロン]]、[[羽蛾>インセクター羽蛾]]、[[表遊戯]]、[[竜崎>ダイナソー竜崎]]、[[ダーツ]]が使用しているが、このカードはむしろ発動した者が負ける確率が上がるというのは[[密に、密に>「密に 密に」]]。((途中経過が省かれていないデュエルだけを見るとヴァロンはこのカードを使用していない御伽とレベッカの2対1のデュエルだけ勝利し、ラフェールも王様との1戦目は自身は使用せずに(王様に使わせて)勝利した。))
…というよりオレイカルコスの結界のようなチート的なカードを使ってしまうと相手がそれを上回るチート的カード([[伝説の竜]]のカード)を使ってくるだけであり、決してこのカードが弱いわけではない。
オレイカルコスはチートを越えるどチートをかましても視聴者が仕方ないと納得できるように、さらには倒した時のカタルシスを強めるためあえて効果を強めに設定したのかもしれない。
発動されて負けたのは、[[城之内>城之内克也]]と[[ペガサス>ペガサス・J・クロフォード]]の2人だけである。((ただし城之内はヴァロンとのリアルファイト後すぐに舞とデュエルを行なったため、途中エネルギー切れで続行不可能になりサレンダーしたことによる敗北である。))
海外ではプロモカードとしてUpperDeck社が2005年に配布している。
カード名・テキストは以下の通り。
>《The Seal of Orichalcos》
>Field Spell
>This Spell Card is impervious to negation, destruction, and removal.
>Increase the ATK power of all your monsters by 500.
>You control a back row of monsters that cannot be attacked while a monster is in the front row.
>Send this card from your hand to the Graveyard to negate and destroy any card.
>The soul of whichever Duelist loses this Duel is forfeit to the winner.
日本語訳
>フィールド魔法
>このカードはいかなる場合にも無効にならず、破壊および除外することもできない。
>自分フィールド上に存在するモンスターは攻撃力が500ポイントアップする。
>自分フィールド上に前衛モンスターが存在する限り、後衛モンスターを攻撃することはできない。
>このカードを手札から墓地に送る事で、あらゆるカードを無効にし破壊する。
>このデュエルに敗北したデュエリストは勝者に魂を奪われる。
破壊耐性・除外耐性を持つがデッキ・手札バウンスの耐性はないため注意。
なお、後衛が存在する時にフィールド上から離れた場合の裁定は不明。
左下にはもちろん「Not an Official Yu-Gi-Oh! TCG Card.」=「遊戯王トレーディングカードゲームの公式カードではありません」と書かれている。
「勝者に魂を奪われる」と書いてあるが、バウンスされた後のデュエルで魂が奪われるかは不明。
こんなチートカードが公式にカード化される訳が無いだろうと誰もが考えていたが、
この度「Legendary collection 3」にて、何とTCG公式デュエルで使用可能となったものが海外でTCG化されることが決定した。
また、日本でも「EXTRA PACK 2012」に収録されることが決定している。
効果は以下の通り。
>フィールド魔法
>このカードの発動時に、自分フィールド上の特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
>このカードがフィールド上に存在する限り、自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できず、自分フィールド上のモンスターの攻撃力は500ポイントアップする。
>1ターンに1度、このカードはカードの効果では破壊されない。
>自分フィールド上にモンスターが表側攻撃表示で2体以上存在する場合、相手は攻撃力の一番低いモンスターを攻撃対象に選択できない。
>「オレイカルコスの結界」はデュエル中に1枚しか発動できない。
強力なカードの例に漏れず大幅な弱体化を喰らったものの、劇中の多彩な効果を上手く再現している。
攻撃力アップ効果はそのままで、破壊耐性も1ターンに一度の制約がついたものの再現された。
前衛・後衛の効果はルール上の問題から、攻撃対象を操作する効果として再現されている。
一方で、「[[伝説の竜]]のカードで召喚した融合モンスターが消滅する効果」「[[ダイナソー竜崎]]以外のドーマの構成員が融合モンスターを使用していなかった事」から、二種類の特殊召喚に関するデメリットが追加されてしまった。
魂を封じる効果を除いて殆どの効果が再現されたが、デュエル中1度しか発動できないという謎のデメリットが追加されている。((魂を封じる効果、もしくは全てのデュエルにおいて一枚しか各デュエリストのデッキに入っていなかった事の再現とも取れなくもない。))
三つのデメリットがかなり重い為に大幅に弱体化しているように思えるが、アメリカの公式サイトによると、「流行のデッキで1ターンキル要員として使われるのを抑制する為に敢えて重いデメリットを付与した」とのことらしい。
ただし、デメリットは重いものの相性の良いデッキで扱う分には十分な性能を持つ上、効果の再現率は過去の[[神>ラーの翼神竜]][[の>機皇神龍アステリスク]][[カード>地縛神 Wiraqocha Rasca]]達とは比べ物にならない程高い。
再発動封印デメリットや破壊耐性の弱体化により、本家のイメージとは裏腹にあっさり攻略されてしまう点は非常に惜しいが、ゲームバランスを破壊せず、効果を別物にもせずに壊れカードを上手く再現した点は非常に素晴らしい調整であると言える。
エクストラデッキに依存しないタイプの【メタビート】や【カオスドラゴン】等と相性が良く、絶版後も需要とシングル価格が少しずつ上がっている。
しかし、《盆回し》で相手のフィールドに送りつけるコンボ((発動時にデメリットのあるフィールド魔法を送り付け、デメリットを強いるか実質的に相手のフィールドゾーンを無力化するかの二択を迫るコンボ。 ただし、後者を狙うなら、発動に特定ののカードを必要とする《混沌の場》・《セフィラの神託》の方がより強力である。 ))が有名になると、シングル価格が一気に高騰した。
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