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クロウ・ホーガン - (2015/11/16 (月) 19:02:52) のソース
**クロウ・ホーガン(くろう・ほーがん) [[遊戯王5D's]]の登場人物。[[不動遊星]]や[[ジャック・アトラス]]の幼馴染。Mデコ。Mはフェイスペイントではなく、5D'sおなじみの[[マーカー]]である。 「鉄砲玉のクロウ」の異名を持ち、鳥獣族モンスター「BF(ブラックフェザー)」シリーズを駆使する[[デュエリスト>決闘者]]。 当初はクロウとしか呼称されず、「ホーガン」というファミリーネームは裏設定扱い(三期EDで判明)であったが、WRGP中盤からは頻繁にフルネームで呼ばれている。名前の由来は九郎判官(源義経の別名)。 登場当初はただの一般人キャラクターかと思われていた。 しかし、[[ダークシグナー]]編にて遊星が[[レクス・ゴドウィン]]よりドラゴンヘッドの痣を受け継いだに伴い、元々は遊星に腕にあった竜の尾の痣を受け継ぎ、五人目の[[シグナー]]となる大出世を遂げた。 恩人であるピアスンから受け継いだ「ブラック・バード」と呼ばれるD・ホイールに搭乗する。 エースカードはこれまたピアスンより受け継いだ《[[ブラックフェザー・ドラゴン]]》。 龍可が見た5000年前の5体のシグナーの竜の中にその姿はなかった事から《ブラックフェザー・ドラゴン》がシグナーの竜であるかは不明であったが、1万年前のヴィジョンでは《[[ライフ・ストリーム・ドラゴン]]》に代わりシグナーの竜として登場している。 ゼロ・リバースによって孤児となったために禄に教育も受けていないが、幼少期に[[デュエルモンスターズ]]を通じて他の子供達から読み書きや計算を学んだ。 その時に《D.D.クロウ》など、自分の名前と同じ烏関係のカードを拾っていた。 その後[[マーサ]]ハウスに引き取られ、ここで遊星やジャックと知り合い、[[チーム・サティスファクション]]を結成するまでは遊星とともに[[デュエル>決闘]]と工学の技術を磨いていた。 元々孤児たちを養うためにセキュリティなどから盗みを働く義賊であり、窃盗容疑で55回逮捕され14回再教育プログラムを受けた。 顔を覆う[[マーカー]]はその経歴の証である。(カウントする限り9画分のマーカーしか無いと一時期指摘されていた) サテライトとシティが統一されてからはバイク便の会社「ブラック・バード・デリバリー」を始めた。からし色のジャケットは似合っていないが気にしてはならない。 義理人情に厚く、真の目的のためなら決闘にわざと負けることも厭わない。しかも働き者でありチームの経費を管理しているようだ。 寝る間も惜しんで折角稼いだ金を無職のジャックに無駄遣いで浪費されることが頭痛の種。 チーム内では[[龍亞]]と同様、表情豊かで喜怒哀楽が激しい。一方で、その場の勢いで発言することが多く、後々悔やむこともある。 後述するにも書かれている[[「インチキ効果もいい加減にしろ!」]]もその性格が災いした発言で、相手の使ったカードを度々批判している。 しかしその熱い台詞、叫びには声優である浅沼氏の演技も相まって人気があり、視聴者の中には彼の台詞の数々に涙した人も多い。 [[TF>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]臭あふれるネーミングセンス([[噴水広場仲良し連合>チーム・5D's]]を参照)については賛否が分かれる。 [[WRGP]]では中堅を務め、フィールドを整えた状態で大将[[遊星>不動遊星]]へのバトンを渡す重要な役割を担う。 決勝戦では攻撃力15500に達した[[ホセ]]の《機皇帝グランエル∞》の直接攻撃とリアルダメージを受けるが、数々の死亡フラグを立てたにもかかわらず生存。 BFたちの効果をフル活用し、場のコンディションを整えた。 アニメの主人公サイドにはあるまじきガチカードの使い手。 前述の通り、主に「&ruby(ブラックフェザー){BF}」と名のついたカードを使用するが、 ・自分フィールドにBFが存在する時に手札から特殊召喚できるチューナー、更に相手モンスターの攻守を永続的に半分にする効果をもつ《BF-疾風のゲイル》 ・★5だがリリース軽減能力を持ち、自分のBF一体に自分フィールド上すべてのBFの攻撃力を加算させる能力をもつ《BF-暁のシロッコ》 ・墓地にあるBFを素材にしてシンクロ召喚を行う《BF-大旆のヴァーユ》 ・BFの戦闘時に手札から捨てることでそのモンスターの攻撃力を1400ポイントアップさせる大変妨害されにくい《BF-月影のカルート》 …など、BFには挙げればきりがないほど強力なカードが揃っている。 当初は「BFでもハイランダー&footnote(デッキに同じカードを一枚ずつしか入れずに構築すること。漫画のやアニメのキャラクターは殆どがこれである。)ならファンデッカーでは?」と思われていたが、二枚目の《BF-黒槍のブラスト》をデッキに投入していたり、 《[[聖なるバリア-ミラーフォース-]]》が入っていたり、ドラゴンカードのお披露目の際には[[無限ループコンボ>ソリティア]]によって勝利したりと、「クロウはガチ」という認識が更に強まる事となった。 遊星やジャックが《[[シューティング・スター・ドラゴン]]》や《[[スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン>レッド・デーモンズ・ドラゴン]]》といった[[機皇帝>イリアステル]]対策となりうる強力カードを激戦の末に会得したのに、 クロウはイェーガー戦でガチには程遠いが《BF-極光のアウロラ》という[[シンクロ>シンクロモンスター]]封じに対抗するカードをぱっと出している&footnote(本人の発言から、実は1年半もシンクロ封じを打ち破る方法を模索していたようだ。)。 その上、「チューナーがフィールド・墓地に存在するプレイヤーは攻撃できない」という永続罠をアウロラの召喚条件によって チューナーそのものを除外して回避するなど、プレイング技術も優れている&footnote(この場面では《BF-暁のシロッコ》の誓約効果により攻撃を行えないのにそれを無視して攻撃を行っているが、アニメと実際のOCGでは効果や裁定が異なる場合もある)。 個人のデュエルではわざと負けたパターン以外は敗北の描写がないのも頷ける実力である。 アニメにおける「ガチカードの使い手は不遇」の法則を乱す数少ない決闘者の1人である(同例に[[サイバー流>丸藤亮]]が存在する)。 ただし設定としては遊星やジャックに劣るらしく[[WCS>遊戯王デュエルモンスターズ ワールド チャンピオンシップ]]では強さを表すレートが3人の中では最も低い&footnote(フォーチュンカップ優勝の遊星、元キンのジャックと比べると表舞台での活躍が少ないのも理由の一つかもしれない。)。 漫画版でもBFシリーズを使用しているがアニメの3割増ほどのインチキ効果でありジャックと読者を驚愕させた。 これだけガッチガチにデッキを組んでいる割に、対戦相手に[[「インチキ効果もいい加減にしろ!」]]とか「そんなインチキカードありかよ!?」とか「出やがったな、イカサマモンスター!」などとのたまい、 更に[[遊戯王5D's タッグフォース4>遊戯王デュエルモンスターズGX タッグフォース]]では「なんだよあのインチキカード群!」と発言している(ちなみにこの後[[アキさん>十六夜アキ]]に「人のこと……言えるの?」と言われてしまっている)。 また、手札から罠カードを発動する戦略の[[ゾーン]]を非難していたが、彼自身も手札から罠カード(《デルタ・クロウ―アンチ・リバース》)を発動したことがある。 (一応、どちらも発動条件を満たした上での手札からの発動であり、インチキではない、一応) 当然視聴者からは「お前が言うな」と何度もツッコミが入り、続く「TF5」でもそれ関連のネタが見られる。 [[OCG>遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム]]で猛威を振るうBFをコンマイもようやく危険と判断したのか, 中盤以降に登場した新たなBF関連カードはその多くがかなりパワーダウンしている((それでも、OCGでは初期に出たカードだけで十分なほど強力なデッキだったため、2009年の世界大会で優勝、その後も長く環境トップに居座った。しかし現在のインフレ環境ではBFより遥かに強力なデッキが多く存在し、二線級以下に落ち着いている。))。 例として上げれば、シンクロモンスターの効果をコピー出来るが不必要なまでに回りくどい《BF-極光のアウロラ》 、 《ハリケーン》やバウンスを内臓するが最上級モンスターの癖に特殊召喚出来ず、効果もデメリットになる《BF-激震のアブロオロス》など(アニメ効果ではエンドフェイズにデメリットが無くなるとはいえ癖があり使いにくい。) しかし「クロウ・BFと言えば壊れカード」と言う印象のあった視聴者からは、これらの弱いカードも「インチキ効果」と言われたりした。 鉄砲玉と呼ばれるだけのことはあり、フラグを立ててから回収するまでのすばやさには定評がある。 説明死フラグを自らへし折ったり、果ては2話またぎの死亡フラグすら打ち消してしまったりと、[[WRGP]]編中盤以降は フラグの折り方にも定評が出てきた。 また、主人公の友人やライバルキャラにしては珍しく、アニメ本編で[[遊星>不動遊星]]とデュエルした描写が全くない数少ない[[決闘者]]でもある。 チーム5D's解散後はプロリーグに挑戦。チーム戦において世界一の栄誉を獲得するなど相当の活躍を見せたようであるが、 「もっと自らの可能性を試したい」という理由で所属していたチームを離脱。別れ際、仲間に[[龍亞]]を紹介している。 真のキングとなった[[ジャック>ジャック・アトラス]]に挑戦するため、ジャックの所属するシングルリーグへと移籍した。 **[[遊戯王ARC-V]]におけるクロウ・ホーガン 本編登場前にアニメイベントのステージ上にて[[ジャック>ジャック・アトラス]]と共に[[シンクロ>シンクロ召喚]][[次元]]で登場することが発表された。 ジャックと異なり[[第3期OP>ハナテ]]では当初登場していなかったが、[[ランサーズ]]がシンクロ次元に転移してからはハッキリと顔が映った状態でOPに登場している。 どことなく[[満足街>クラッシュタウン]]や[[サテライト]]を思わせる街並みの中で自分の[[D・ホイール]]をメンテナンスしながら、[[いい顔>ユート]]で2体のドラゴンを眺めていた。 しかし、遊星がいないことで、シンクロ次元の思想がバラバラである為、クロウ個人の思想も固執しており、ただの名台詞だけが印象のある人扱いになってしまっている。だが、黒咲とのデュエルでチームラグナロクのブレイブの時と同じく子供好きという点で分かち合うことになる。