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Dr.フェイカー - (2013/03/10 (日) 01:06:55) のソース
**Dr.フェイカー(どくたーふぇいかー) [[遊戯王ZEXAL]]のラスボス。コウモリのような広がった白髪が特徴の%%Dr.ワイリー%%老人。[[Mr.ハートランド]]を操るハートランドシティの黒幕。顔がでかい。 Mr.ハートランドを通して[[天城カイト]]たちに[[ナンバーズ・カード]]を集めさせ、[[天城ハルト]]の力を利用し[[アストラル世界]]とおもわれる異世界に攻撃を仕掛けていた。 普段は[[部屋にこもりきり>ニート]]で、[[ハートランド]]の様子を監視している。誰かの前に姿を表わす際は立体映像で自身の姿を空間に投影し、話したりすることが多い。 ただしフェイカー自身はちゃんとハートランドの塔に住んでいるようだ。 その正体は天城カイト、ハルト兄弟の父。本名が「天城フェイカー」なのかは不明。 第1話から[[OP>マスターピース]]・[[ED>僕クエスト]]で存在が示唆されていたが、13話から本格的に登場。 OPやEDでは常にラスボス度満点で登場し、大半の予想を裏切らず本編でもトロンやMr.ハートランドを凌いで[[ラスボス]]を担った。 常に[[顔芸]]状態という恐ろしい人物。 アストラル世界と敵対しており、アストラル世界を語る時だけ異様なまでにテンションが高くなる。 口癖は「叩き潰せ!」、またゴミとかけているのか「捨てる」というワードを多用する。 本人曰く世界を守るために「[[人間をやめた>アポリア]]」らしい。 なんと異世界科学を利用してカイトのデッキを作った張本人。[[勝手にカードを作るなんて……>「最強デュエリストのデュエルは全て必然!ドローカードさえもデュエリストが創造する!」]] フェイカーがデュエルを行った時には[[チート]]カードの応酬が予想される。 実際、フェイカーがカイトに与えたカード《未来への想い》は条件付きとはいえ墓地からモンスターを3体特殊召喚という超絶チートカードであった。 一般にもその名は知られているようで、ハードランドシティを作った張本人にして百年に一度の天才と呼ばれた科学者のようだ。 また、六十郎曰く「Mr.ハートランドの背後に潜む黒幕」と噂されているらしい。 55話での[[Ⅴ]]の話によれば、Dr.フェイカーは5年前、親友の[[バイロン・アークライト>トロン]]とともに異世界への扉の研究をしていた。 [[九十九一馬]]を研究の助言者として招き、その結果次に異世界の扉が開くと思われる場所を解明する。 そして、バイロンと一馬 %%の二人でオーバーレイ・ネットワークを構築%% を[[生贄>エクシーズ召喚]]に異世界([[バリアン世界]])への扉を開いたようだ。((尚、このⅤの話によるとDr.フェイカーは比較的すぐに人間世界に帰還していたようだが、その方法や経緯は不明)) Dr.フェイカーが異世界の研究をしている理由については謎が多く、初登場時には「この世界のため」と発言しており、一馬には『金や名声などくだらない』と語っていた。 一方で、遊馬・アストラルに語った内容は[[バリアン世界]]の住人と「アストラル世界を滅ぼす代わりに、力を授かる」という契約を交わし、目的は「[[最強の力>「最高に高めた俺のフィールで 最強の力を手に入れてやるぜ!!」]]を手に入れ、この世界の支配者となること」だと語った。 自らの息子・ハルトがトロンにさらわれ意識不明になってしまった際には、「すまない、私の責任だ」とハルトを見て嘆き、WDC準決勝にてトロンがハルトを傷めつけている様を見て激昂。 さらにカイトがトロンの攻撃によって叩きのめされる様を見て「バカな…」と発言するなど、息子たちを心配しているような描写も見られた。 しかし、カイト・ハルトを道具扱いすることに激昂する遊馬に対して、「些細な犠牲だ」と冷たく突き放したり、カイトがトロンに敗れたことで動揺するMr.ハートランドに対して「全ては想定内」と冷酷な態度だった。 その後、アストラル世界を破壊するためハルトをスフィア・フィールド砲と同化させ、ハルトはそのために今までにない程の苦しみに見舞われるも、それも一切顧みてはおらず、 挙句の果てには、スフィア・フィールド砲発射を邪魔する息子のカイトをもろとも吹き飛ばそうとした。 後の描写をみるに、ハルトを傷つけられるのは兵機としての利用に支障が出るため、カイトの敗北は自らの生み出したカードが負けることへの動揺であったとも考えられたが… WDCに集ったナンバーズをスフィア・フィールドの力で回収し、その力でついにアストラル世界を破滅させる「スフィア・フィールド砲」発射の準備を進める。 計画を阻止するためにデュエルを挑んだ遊馬、凌牙、カイトの3人に対して、時間つぶしに丁度良いとそれを承諾、1vs3のデュエルを開始する。 デュエルをはじめるにあたり、歴代のボスキャラと同じように[[デュエルマッスル]]化するだけでは飽きたらず、なんと自身の体を[[サイボーグ化>イリアステル滅四星]]した。 その際のルールは以下のとおり。 -初期手札は一人につき5枚。 -初期ライフはフェイカー12000に対し、遊馬側は3人で4000のライフを共有する。 -ターン進行はフェイカー→遊馬→凌牙→カイト→フェイカー…の順。 実はこのルール、フェイカーにとって極めて不利なデュエルとなっている。 理由は遊馬、凌牙、カイトは召喚したモンスターを共有しているため(魔法、罠は不明だが描写からして魔法、罠も共通と思われる)。 カイトは直前に遊馬、凌牙が召喚したモンスター達をフェイカーのターンを介する事無く自由に動かせる。 例えば、遊馬たちは後攻1ターン目にモンスターを1体づつ召喚して攻撃しているが、フェイカーはホープの攻撃3回、ドレイクの攻撃2回、銀河眼の攻撃1回、つまり計6回もの連続攻撃を先攻1ターンの布陣で受けねばならない。 1ターンに2体以上召喚でもされれば10回連続攻撃すら容易いという異常なルールである。 ライフこそ遊馬側が不利なものの、実は複数戦ではトップクラスのハンデを背負わされている。 ライフポイントだけに目がいった視聴者から[[超官>レクス・ゴドウィン]]戦に比べてハンデが軽いと勘違いされる事が多い。 3人の絆によって放たれた《[[超銀河眼の光子龍]]》の攻撃をまともに受けてボロボロになった時、フェイカー自身の口から衝撃の真実が明かされる事に。 なんとフェイカーの真の目的は''バリアン世界との取引で、アストラル世界を滅ぼす代わりにバリアンの技術を得て病弱なハルトの命を維持する事だった。'' その為にフェイカーは心を鬼にして友も友情も、愛する息子達への情すらも捨て、アストラル世界を滅ぼす悪となったのだ。%%要するに凄まじい親バカである。%% 前述の『世界を守るため』『支配者になる』という目的や、わざと息子たちのことに対し非道な言葉を投げかけていたのも、この目的を隠すための方便だったようだ。 この真実を聞いた時、カイトは「どうして事実を教えてくれなかったんだ!」と激昂したが、それに対しては真実を伝えた場合、カイトが一人でその業を背負い犠牲になると考えたためであった。 %%さすが父親、息子のブラコンっぷりをよく理解している。%% アストラル世界を滅ぼす事をやめると[[バリアン>ベクター]]にハルトが攫われてしまう事を危惧して悪を徹しつづけていたが、カイトの想いや遊馬と凌牙の「バリアンを俺たち3人で倒す」と言われて、改心した… と思われたその時、取引を破ったとして突如現れた''バリアン世界の使者に体を乗っ取られてしまった。'' 英語で[["ゴミ""がらくた">不動遊星]]、"くだらないもの"などを意味する「ガーベージ」(garbage)と名のつくモンスターを使用し、「フェイク」と名のつくライフを増減させる罠、「バリアンズ」と名のつくコントロール系永続カードを駆使する立場相応の実力者。 マッスルな見た目の割にダイレクトアタックは一切せず、バーンやライフ増減カードなどテクニカルな戦術でアドバンテージを稼いでいくタイプであり、いわゆる敵に回したくないタイプの決闘者。 また、自らの名・フェイカーと同じ「偽」の名を冠するナンバーズ《[[No.53 偽骸神 Heart-eartH]]》、 およびその真の姿《[[No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon]]》を使用する。 デュエルに敗れバリアンの力が退けられ、[[バイロン>トロン]]とも和解、自分の過ちを認め改心。 その後は平穏に暮らすことになった、めでたしめでたし…と思いきや、 遊戯王ZEXALⅡではメインキャストに名前があり、主要キャラの1人として登場する予定。 その割にOP、EDに登場しておらず、本編にも未だ登場する気配がない。 声優は小川真司。 *漫画版 アニメとほぼ同じ設定と思われるが、かつての助手に[[ゲロマブ美少女>瑠那]]がいたり、人形に命を与える[[謎科学力>オカルト]]を持っていたりする。 また、アニメと違い一貫して世界を滅ぼそうとしている謎の黒幕という立ち位置を維持しており、かなりの大物臭を放っている。 アニメ版では上記のように「ハルトを救う」という目的が明らかにされたが、漫画版ではまだ真意は明かされておらず、アストラル世界と共にこの人間世界をも滅ぼそうと考えているようだ。 逆にアニメで大物臭かった[[Mr.ハートランド]]はフェイカーの威光を利用するだけの小物となっておりよく比較される。