Dr.フェイカー(どくたーふぇいかー)
遊戯王ZEXALのラスボス。コウモリのような広がった白髪が特徴のDr.ワイリー老人。Mr.ハートランドを操るハートランドシティの黒幕。顔がでかい。
Mr.ハートランドを通して天城カイトたちにナンバーズ・カードを集めさせ、天城ハルトの力を利用しアストラル世界とおもわれる異世界に攻撃を仕掛けていた。
普段は部屋にこもりきりで、ハートランドの様子を監視している。誰かの前に姿を表わす際は立体映像で自身の姿を空間に投影し、話したりすることが多い。
ただしフェイカー自身はちゃんとハートランドの塔に住んでいるようだ。
Mr.ハートランドを通して天城カイトたちにナンバーズ・カードを集めさせ、天城ハルトの力を利用しアストラル世界とおもわれる異世界に攻撃を仕掛けていた。
普段は部屋にこもりきりで、ハートランドの様子を監視している。誰かの前に姿を表わす際は立体映像で自身の姿を空間に投影し、話したりすることが多い。
ただしフェイカー自身はちゃんとハートランドの塔に住んでいるようだ。
一般にもその名は知られているようで、ハードランドシティを作った張本人にして百年に一度の天才と呼ばれた科学者のようだ。
また、六十郎曰く「Mr.ハートランドの背後に潜む黒幕」と噂されているらしい。
その正体は天城カイト、ハルト兄弟の父。本名が「天城フェイカー」なのかは不明。
また、六十郎曰く「Mr.ハートランドの背後に潜む黒幕」と噂されているらしい。
その正体は天城カイト、ハルト兄弟の父。本名が「天城フェイカー」なのかは不明。
超大規模都市ハートランドシティの創造主だけあって、人間世界での権力は登場人物の中でトップ。
表の仕事はすべてMr.ハートランドに任せているので目立たないが、ハートランドシティは実質フェイカーによる独裁である。
どれくらいの権力かと言うと、ゲーム「激突!!デュエルカーニバル」で人妻である羽原海美に対し、「デュエルで負けたら私の嫁になれ」という超絶俺ルールを平然とまかり通してしまうくらいすごい(*1)。
表の仕事はすべてMr.ハートランドに任せているので目立たないが、ハートランドシティは実質フェイカーによる独裁である。
どれくらいの権力かと言うと、ゲーム「激突!!デュエルカーニバル」で人妻である羽原海美に対し、「デュエルで負けたら私の嫁になれ」という超絶俺ルールを平然とまかり通してしまうくらいすごい(*1)。
第1話からOP・EDで存在が示唆されていたが、13話から本格的に登場。
OPやEDでは常にラスボス度満点で登場し、大半の予想を裏切らず本編でもトロンやMr.ハートランドを凌いでラスボスを担った。
常に顔芸状態という恐ろしい人物。
OPやEDでは常にラスボス度満点で登場し、大半の予想を裏切らず本編でもトロンやMr.ハートランドを凌いでラスボスを担った。
常に顔芸状態という恐ろしい人物。
アストラル世界と敵対しており、アストラル世界を語る時だけ異様なまでにテンションが高くなる。
口癖は「叩き潰せ!」、またゴミとかけているのか「捨てる」というワードを多用する。
本人曰く世界を守るために「人間をやめた」らしい。
また、異世界科学を利用してカイトのデッキを作った張本人でもある。勝手にカードを作るなんて……
口癖は「叩き潰せ!」、またゴミとかけているのか「捨てる」というワードを多用する。
本人曰く世界を守るために「人間をやめた」らしい。
また、異世界科学を利用してカイトのデッキを作った張本人でもある。勝手にカードを作るなんて……
55話でのⅤの話によれば、Dr.フェイカーは5年前、親友のバイロン・アークライトとともに異世界への扉の研究をしていた。
九十九一馬を研究の助言者として招き、その結果次に異世界の扉が開くと思われる場所を解明する。
そして、バイロンと一馬の二人でオーバーレイ・ネットワークを構築 を生贄に異世界(バリアン世界)への扉を開いたようだ。(*2)
九十九一馬を研究の助言者として招き、その結果次に異世界の扉が開くと思われる場所を解明する。
そして、バイロンと一馬
Dr.フェイカーが異世界の研究をしている理由については謎が多く、初登場時には「この世界のため」と発言しており、一馬には『金や名声などくだらない』と語っていた。
一方で、遊馬・アストラルに語った内容はバリアン世界の住人と「アストラル世界を滅ぼす代わりに、力を授かる」という契約を交わし、目的は「最強の力を手に入れ、この世界の支配者となること」だと語った。
一方で、遊馬・アストラルに語った内容はバリアン世界の住人と「アストラル世界を滅ぼす代わりに、力を授かる」という契約を交わし、目的は「最強の力を手に入れ、この世界の支配者となること」だと語った。
自らの息子・ハルトがトロンにさらわれ意識不明になってしまった際には、「すまない、私の責任だ」とハルトを見て嘆き、WDC準決勝にてトロンがハルトを傷めつけている様を見て激昂。
さらにカイトがトロンの攻撃によって叩きのめされる様を見て「バカな…」と発言するなど、息子たちを心配しているような描写も見られた。
しかし、カイト・ハルトを道具扱いすることに激昂する遊馬に対して、「些細な犠牲だ」と冷たく突き放したり、カイトがトロンに敗れたことで動揺するMr.ハートランドに対して「全ては想定内」と冷酷な態度だった。
その後、アストラル世界を破壊するためハルトをスフィア・フィールド砲と同化させ、ハルトはそのために今までにない程の苦しみに見舞われるも、それも一切顧みてはおらず、
挙句の果てには、スフィア・フィールド砲発射を邪魔する息子のカイトをもろとも吹き飛ばそうとした。
後の描写をみるに、ハルトを傷つけられるのは兵機としての利用に支障が出るため、カイトの敗北は自らの生み出したカードが負けることへの動揺であったとも考えられたが…
さらにカイトがトロンの攻撃によって叩きのめされる様を見て「バカな…」と発言するなど、息子たちを心配しているような描写も見られた。
しかし、カイト・ハルトを道具扱いすることに激昂する遊馬に対して、「些細な犠牲だ」と冷たく突き放したり、カイトがトロンに敗れたことで動揺するMr.ハートランドに対して「全ては想定内」と冷酷な態度だった。
その後、アストラル世界を破壊するためハルトをスフィア・フィールド砲と同化させ、ハルトはそのために今までにない程の苦しみに見舞われるも、それも一切顧みてはおらず、
挙句の果てには、スフィア・フィールド砲発射を邪魔する息子のカイトをもろとも吹き飛ばそうとした。
後の描写をみるに、ハルトを傷つけられるのは兵機としての利用に支障が出るため、カイトの敗北は自らの生み出したカードが負けることへの動揺であったとも考えられたが…
WDCに集ったナンバーズをスフィア・フィールドの力で回収し、その力でついにアストラル世界を破滅させる「スフィア・フィールド砲」発射の準備を進める。
計画を阻止するためにデュエルを挑んだ遊馬、凌牙、カイトの3人に対して、時間つぶしに丁度良いとそれを承諾、1vs3のデュエルを開始する。
デュエルをはじめるにあたり、歴代のボスキャラと同じようにデュエルマッスル化するだけでは飽きたらず、なんと自身の体をサイボーグ化した。
その際のルールは以下のとおり。
計画を阻止するためにデュエルを挑んだ遊馬、凌牙、カイトの3人に対して、時間つぶしに丁度良いとそれを承諾、1vs3のデュエルを開始する。
デュエルをはじめるにあたり、歴代のボスキャラと同じようにデュエルマッスル化するだけでは飽きたらず、なんと自身の体をサイボーグ化した。
その際のルールは以下のとおり。
- 初期手札は一人につき5枚。
- 初期ライフはフェイカー12000に対し、遊馬側は3人で4000のライフを共有する。
- ターン進行はフェイカー→遊馬→凌牙→カイト→フェイカー…の順。
実はこのルール、ライフこそ遊馬側が不利なものの、実際にはフェイカーが異常なまでに不利なルールとなっている。
理由は遊馬・凌牙・カイトはフィールドを共有、かつ3ターン連続で動けるため。
カイトは直前に遊馬・凌牙が召喚したモンスター達をもフェイカーのターンを介する事無く自由に動かせるのである。
理由は遊馬・凌牙・カイトはフィールドを共有、かつ3ターン連続で動けるため。
カイトは直前に遊馬・凌牙が召喚したモンスター達をもフェイカーのターンを介する事無く自由に動かせるのである。
例えば、遊馬たちは後攻1ターン目にモンスターを1体づつ召喚して攻撃しているが、フェイカーはホープの攻撃3回、ドレイクの攻撃2回、銀河眼の攻撃1回、つまり計6回もの連続攻撃を先攻1ターンの布陣で受けねばならない。
仮に1ターン目でNo.88デステニー・レオを召喚すればそれでデュエル終了、と考えればこのルールがいかに遊馬側に有利かがわかりやすいだろう。
アポリアやパラドックスなど、多対一のデュエルはこれまでのシリーズでもいくつか存在するが、自分のカード以外を自在に動かせるデュエルは存在していない。
通常ならデュエルが成り立たないと抗議すべきレベルのハンデと言えよう。
仮に1ターン目でNo.88デステニー・レオを召喚すればそれでデュエル終了、と考えればこのルールがいかに遊馬側に有利かがわかりやすいだろう。
アポリアやパラドックスなど、多対一のデュエルはこれまでのシリーズでもいくつか存在するが、自分のカード以外を自在に動かせるデュエルは存在していない。
通常ならデュエルが成り立たないと抗議すべきレベルのハンデと言えよう。
英語で"ゴミ""がらくた""くだらないもの"などを意味する「ガーベージ」(garbage)と名のつくモンスターを使用し、「フェイク」と名のつくライフを増減させる罠、「バリアンズ」と名のつくコントロール系永続カードを駆使する立場相応の実力者。
マッスルな見た目の割にダイレクトアタックは一切せず、バーンやライフ増減カードなどテクニカルな戦術でアドバンテージを稼いでいくタイプであり、いわゆる敵に回したくないタイプの決闘者。
また、自らの名・フェイカーと同じ「偽」の名を冠するナンバーズ《No.53 偽骸神 Heart-eartH》、およびその真の姿《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》を使用する。
ちなみにトロン共々、真の黒幕バリアンよりもデュエルが強すぎるのではないかとツッコまれる事がある。
特にフェイカーの持つ偽骸神はバリアンの持つ100越えのナンバーズはおろか、現在登場済みの100越えカオスナンバーズすら足元に及ばないほどに強い。
マッスルな見た目の割にダイレクトアタックは一切せず、バーンやライフ増減カードなどテクニカルな戦術でアドバンテージを稼いでいくタイプであり、いわゆる敵に回したくないタイプの決闘者。
また、自らの名・フェイカーと同じ「偽」の名を冠するナンバーズ《No.53 偽骸神 Heart-eartH》、およびその真の姿《No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon》を使用する。
ちなみにトロン共々、真の黒幕バリアンよりもデュエルが強すぎるのではないかとツッコまれる事がある。
特にフェイカーの持つ偽骸神はバリアンの持つ100越えのナンバーズはおろか、現在登場済みの100越えカオスナンバーズすら足元に及ばないほどに強い。
3人の絆によって放たれた《超銀河眼の光子龍》の攻撃をまともに受けてボロボロになった時、フェイカー自身の口から衝撃の真実が明かされる事に。
なんとフェイカーの真の目的はバリアン世界との取引で、アストラル世界を滅ぼす代わりにバリアンの技術を得て病弱なハルトの命を維持する事だった。
その為にフェイカーは心を鬼にして友も友情も、愛する息子達への情すらも捨て、アストラル世界を滅ぼす悪となったのだ。要するに凄まじい親バカである。
前述の『世界を守るため』『支配者になる』という目的や、わざと息子たちのことに対し非道な言葉を投げかけていたのも、この目的を隠すための方便だったようだ。
この真実を聞いた時、カイトは「どうして事実を教えてくれなかったんだ!」と激昂したが、それに対しては真実を伝えた場合、カイトが一人でその業を背負い犠牲になると考えたためであった。
さすが父親、息子のブラコンっぷりをよく理解している。
なんとフェイカーの真の目的はバリアン世界との取引で、アストラル世界を滅ぼす代わりにバリアンの技術を得て病弱なハルトの命を維持する事だった。
その為にフェイカーは心を鬼にして友も友情も、愛する息子達への情すらも捨て、アストラル世界を滅ぼす悪となったのだ。
前述の『世界を守るため』『支配者になる』という目的や、わざと息子たちのことに対し非道な言葉を投げかけていたのも、この目的を隠すための方便だったようだ。
この真実を聞いた時、カイトは「どうして事実を教えてくれなかったんだ!」と激昂したが、それに対しては真実を伝えた場合、カイトが一人でその業を背負い犠牲になると考えたためであった。
アストラル世界を滅ぼす事をやめるとバリアンにハルトが攫われてしまう事を危惧して悪を徹しつづけていたが、カイトの想いや遊馬と凌牙の「バリアンを俺たち3人で倒す」と言われて、改心した…
と思われたその時、取引を破ったとして突如現れたバリアン世界の使者に体を乗っ取られてしまった。
と思われたその時、取引を破ったとして突如現れたバリアン世界の使者に体を乗っ取られてしまった。
デュエルに敗れバリアンの力が退けられ、バイロンとも和解、自分の過ちを認め改心。
その後は平穏に暮らすことになった、めでたしめでたし…と思いきや、
遊戯王ZEXALⅡではメインキャストに名前があり、主要キャラの1人として登場する予定といわれていた。
その後は平穏に暮らすことになった、めでたしめでたし…と思いきや、
遊戯王ZEXALⅡではメインキャストに名前があり、主要キャラの1人として登場する予定といわれていた。
その割にOP、EDに登場しておらず、本編にも未だ登場する気配がない。なんとⅡ初出演が鉄夫の妄想(遊馬の結婚式に参列している)という扱いである。
遊馬の知り合いの中でも強者かつアストラル世界やバリアン世界の知識もあるなど、フェイカーが動けばバリアンとの戦いは相当有利に進められるはずなのだが、バリアンとの戦いが佳境にもかかわらず全く手を貸してくれない。
どうやらカイトの「もう戦わなくていいんだ」を真に受けてしまったと思われる。
ちなみに、クレジットはカイト対ミザエルの決着が付いたエピソードにて登場した際のみ付いており、遊馬たちが戦っている間は表舞台に復帰してハートランドシティをまとめていたようである。
後に、トロンとも和解して再び異世界科学の研究を続けている。
前述のカイトの発言などからも彼が参戦しない理由は一定の理解が可能であり、OPの集合シーンでも省かれた事がないため、トロンの不遇っぷりに比べればはるかにマシと言われる。
遊馬の知り合いの中でも強者かつアストラル世界やバリアン世界の知識もあるなど、フェイカーが動けばバリアンとの戦いは相当有利に進められるはずなのだが、バリアンとの戦いが佳境にもかかわらず全く手を貸してくれない。
どうやらカイトの「もう戦わなくていいんだ」を真に受けてしまったと思われる。
ちなみに、クレジットはカイト対ミザエルの決着が付いたエピソードにて登場した際のみ付いており、遊馬たちが戦っている間は表舞台に復帰してハートランドシティをまとめていたようである。
後に、トロンとも和解して再び異世界科学の研究を続けている。
前述のカイトの発言などからも彼が参戦しない理由は一定の理解が可能であり、OPの集合シーンでも省かれた事がないため、トロンの不遇っぷりに比べればはるかにマシと言われる。
声優は小川真司。
Ⅱでは1年以上出番がない状態だがメインキャスト欄には名前が掲載されているという前代未聞の事態が起こっていた。
なお、氏は2015年3月7日に死去。ご冥福をお祈り致します。
Ⅱでは1年以上出番がない状態だがメインキャスト欄には名前が掲載されているという前代未聞の事態が起こっていた。
なお、氏は2015年3月7日に死去。ご冥福をお祈り致します。
漫画版
アニメとほぼ同じ設定と思われるが、かつての助手にゲロマブ美少女がいたり、人形に命を与える謎科学力を持っていたりする。
また、アニメと違い一貫して世界を滅ぼそうとしている謎の黒幕という立ち位置を維持しており、かなりの大物臭を放っている。
アニメ版では上記のように「ハルトを救う」という目的が明らかにされたが、漫画版ではまだ真意は明かされておらず、アストラル世界と共にこの人間世界をも滅ぼそうと考えているようだ。
かつての研究分野は新エネルギーの開発。この世の環境問題を全て一掃できると評された夢の研究だった。しかしある時、現在のような冷酷なマッドサイエンティストに変貌したらしい。
また、アニメと違い一貫して世界を滅ぼそうとしている謎の黒幕という立ち位置を維持しており、かなりの大物臭を放っている。
アニメ版では上記のように「ハルトを救う」という目的が明らかにされたが、漫画版ではまだ真意は明かされておらず、アストラル世界と共にこの人間世界をも滅ぼそうと考えているようだ。
かつての研究分野は新エネルギーの開発。この世の環境問題を全て一掃できると評された夢の研究だった。しかしある時、現在のような冷酷なマッドサイエンティストに変貌したらしい。
以下ネタバレ
アニメと同様ハルトを救うために異世界(*3)の力を借りようとしていたが、本人は病に冒されおり作中で死亡してしまう。
Mr.ハートランドはその弱みに付け込み、フェイカーに取り入ってフェイカー死亡後も巧妙に隠しつつ、カイトや他のナンバーズハンター達を操っていた。
Mr.ハートランドはその弱みに付け込み、フェイカーに取り入ってフェイカー死亡後も巧妙に隠しつつ、カイトや他のナンバーズハンター達を操っていた。