SOUND DUEL(さうんどでゅえる)
アニメ遊戯王シリーズの劇伴を集めたサントラCDの総称。発売はマーベラス。(旧マーベラスエンターテイメント→マーベラスAQL)
DM時代ではもともとキングレコードがサントラを発売していたが、途中からマーベラスに発売元が移行した。
それに伴い、SOUND DUELという題目でサントラが発売されるようになった。
ただし、GX以降のSOUND DUELには未収録曲が多く、負の歴史が付きまとう。
尚、旧シリーズの劇伴が続編に流用される事は無いものの、GXやTHE DARK SIDE OF DIMENSIONSでは、DMの劇伴のアレンジが使用されている。
それに伴い、SOUND DUELという題目でサントラが発売されるようになった。
ただし、GX以降のSOUND DUELには未収録曲が多く、負の歴史が付きまとう。
尚、旧シリーズの劇伴が続編に流用される事は無いものの、GXやTHE DARK SIDE OF DIMENSIONSでは、DMの劇伴のアレンジが使用されている。
遊戯王シリーズの劇伴はクオリティが高いものが多く、シリーズ通して劇伴を評価するファンも非常に多い。
音楽を聴きながら劇中の感動場面を思い出そう。
また、バラエティー番組などでもちらほら耳にすることがある。
音楽を聴きながら劇中の感動場面を思い出そう。
また、バラエティー番組などでもちらほら耳にすることがある。
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SOUND DUEL1と2の合わせて2枚が発売。ただし、SOUND DUEL1と2の発売時期がかなり空いたため、途中の光の結社編のBGMがごっそり抜けおちている。
光の結社編で使用されたBGMは俗に『運命のテーマ』や『カミューラのテーマ』などと呼ばれる本編で深い印象を与えた名曲たちがことごとく未収録となった(*1)。
このため、GXの未収録曲は47曲とかなり多い。
ちなみに、SOUND DUEL2の収録曲数はちょうど47。何故もう1枚サントラを出さなかったのか…。
光の結社編で使用されたBGMは俗に『運命のテーマ』や『カミューラのテーマ』などと呼ばれる本編で深い印象を与えた名曲たちがことごとく未収録となった(*1)。
このため、GXの未収録曲は47曲とかなり多い。
ちなみに、SOUND DUEL2の収録曲数はちょうど47。何故もう1枚サントラを出さなかったのか…。
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SOUND DUEL01、02、03の合わせて3枚が発売。02と03はCD2枚組。さらに03ではシングルCDで入っていた劇中挿入歌3曲も併せて収録されている。
SOUND DUEL01では一部の曲が重複し本来の曲が数曲抜け落ちたことから回収する騒動が巻き起こった。
SOUND DUEL02は当初2009年6月に発売される予定だったが、突然発売が中止となった。
中止となった理由はダークシグナー編ラストとWRGP編に合わせて作られた新曲を追加するためと非公式ながらアナウンスされ、同年12月に2枚組で無事発売された。
中止となった理由はダークシグナー編ラストとWRGP編に合わせて作られた新曲を追加するためと非公式ながらアナウンスされ、同年12月に2枚組で無事発売された。
…が、1年以上経過してもSOUND DUEL03が発売されず、やきもきしたユーザーが要望メールをマーベラスに送るなどの運動も巻き起こった。
この要望をマーベラスが聞き入れてくれたのか、本編終盤の2011年2月に発売が決定。さらに、通販サイトでは「すべての曲を完全収録」とアナウンスされ、ユーザーたちの期待を膨らませた。
しかし、公式サイトで発売が発表された時は「完全収録」の文言がなく、収録発表された曲数も確認された未収録曲の数を下回り、ファンの間でいやな予感がよぎった。
この要望をマーベラスが聞き入れてくれたのか、本編終盤の2011年2月に発売が決定。さらに、通販サイトでは「すべての曲を完全収録」とアナウンスされ、ユーザーたちの期待を膨らませた。
しかし、公式サイトで発売が発表された時は「完全収録」の文言がなく、収録発表された曲数も確認された未収録曲の数を下回り、ファンの間でいやな予感がよぎった。
この嫌な予感は的中し、02に入らなかった本編序盤~ダークシグナー編の未収録曲がすべて未収録。
ジャックのデュエル時に流れる曲や、俗に言う『絆のテーマ』など、本編で名シーンを彩った曲が聴けない状態となってしまった。
さらに、WRGP編の一部デュエル曲も未収録となっており、下っ端が合体した時のBGMも未収録となっている。(*2)
ジャックのデュエル時に流れる曲や、俗に言う『絆のテーマ』など、本編で名シーンを彩った曲が聴けない状態となってしまった。
さらに、WRGP編の一部デュエル曲も未収録となっており、下っ端が合体した時のBGMも未収録となっている。(*2)
完全収録が取り消された理由は定かでは無いが、一部では権利関係に問題があったのではないかと推測されている。
ブックレットにはSOUND DUEL02まであったWall5 Projectの名前がなくなり、代わりに福田康文と森脇正敏の名前が追加されていた(この二人はOPクレジットに名前が出ていない)ことから、音楽絡みで一悶着あったと想像できる。
なお、Wall5 Projectが降板した理由も明かされていない。(*3)
こういうわけで楽器やメロ違いのアレンジも含めて合計で20曲が未収録となっている。
GXよりも数は少ないものの、大人の事情が絡んだために前回よりも根が深いと評するファンも。
また、ファンに遊戯王のサントラは未収録を出しまくるという嫌なジンクスを残した。
ブックレットにはSOUND DUEL02まであったWall5 Projectの名前がなくなり、代わりに福田康文と森脇正敏の名前が追加されていた(この二人はOPクレジットに名前が出ていない)ことから、音楽絡みで一悶着あったと想像できる。
なお、Wall5 Projectが降板した理由も明かされていない。(*3)
こういうわけで楽器やメロ違いのアレンジも含めて合計で20曲が未収録となっている。
GXよりも数は少ないものの、大人の事情が絡んだために前回よりも根が深いと評するファンも。
また、ファンに遊戯王のサントラは未収録を出しまくるという嫌なジンクスを残した。
マーベラス「少年、これが絶望だ・・・。ターンエンド」
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SOUND DUEL05まで発売。
2011年9月28日に発売されたSOUND DUEL01では1~25話の間で使用された主要なデュエルBGMを収録。
「デュエルターゲット・ロックオン!」や「No.39 希望皇ホープ」「華麗なる戦略」などの人気のある曲が収録されている。
「デュエルターゲット・ロックオン!」や「No.39 希望皇ホープ」「華麗なる戦略」などの人気のある曲が収録されている。
また、約1年後の2012年9月19日に発売されたSOUND DUEL02はCD2枚組で発売された。
Disc1では、01で収録されなかったデュエル曲やアレンジ曲を多数収録。
Disc2では、「冷酷なデュエル」などのWDC編の予選で使われた主要なBGMを収録している。
Disc1では、01で収録されなかったデュエル曲やアレンジ曲を多数収録。
Disc2では、「冷酷なデュエル」などのWDC編の予選で使われた主要なBGMを収録している。
2枚組でBGMが63曲入っているお得なCDだが、Disc2に入っている「勇敢なるデュエリスト」は01で収録されていた「遊馬のテーマ」と全く同一の曲である。
単なる収録ミスかと思いきや、マーベラスは「サントラの構成上、どちらのサントラにも外せない曲だったため、タイトルを変えて同一の曲を入れた」という、
「どういう・・・ことだ・・・」や「まるで意味がわからんぞ!」としか言いようがない回答をしている。
単なる収録ミスかと思いきや、マーベラスは「サントラの構成上、どちらのサントラにも外せない曲だったため、タイトルを変えて同一の曲を入れた」という、
「どういう・・・ことだ・・・」や「まるで意味がわからんぞ!」としか言いようがない回答をしている。
その約半年後となる2013年5月15日にはSOUND DUEL03が発売。
魂ドライブとWild Childのテレビサイズと、SOUND DUEL02ではことごとく未収録だった決勝戦の曲を収録。
その中には後のバリアン編で《CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》が召喚された時の曲である「運命の決勝戦」や、
ベクターが本性を現した時に流れた『怒りの反撃』『トロンの陰謀』『怒涛の攻撃』などのZEXALⅡでも活躍する曲も収録されている。
魂ドライブとWild Childのテレビサイズと、SOUND DUEL02ではことごとく未収録だった決勝戦の曲を収録。
その中には後のバリアン編で《CNo.39 希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》が召喚された時の曲である「運命の決勝戦」や、
ベクターが本性を現した時に流れた『怒りの反撃』『トロンの陰謀』『怒涛の攻撃』などのZEXALⅡでも活躍する曲も収録されている。
そのまた半年後の2013年11月13日にSOUND DUEL04が発売。折れないハートやアーティストのテレビサイズとⅡに入ってからのBGMを収録している。
02と03は2枚組だったが、再び1枚組に戻され、曲数もOP/EDを除けば22曲と少なめになった。
02と03は2枚組だったが、再び1枚組に戻され、曲数もOP/EDを除けば22曲と少なめになった。
そして特筆すべきは03で未収録だったアトランタルのテーマこと、『魂のデュエル』が収録されていることであろう。念願のこの曲が入ったことにより、1期で使われた主要なデュエルBGMが収録されたことになる。
その後サウンドデュエル05の発売が待ち望まれていたが、放送が終了しても一向にサウンドデュエル05の発売アナウンスがなされなかった。
そうこうしているうちに、新シリーズの遊戯王ARC-Vが始まり、あまつさえそのサウンドデュエルが8月に発売されるということがマーベラスの公式HPで発表された。
そうこうしているうちに、新シリーズの遊戯王ARC-Vが始まり、あまつさえそのサウンドデュエルが8月に発売されるということがマーベラスの公式HPで発表された。
最終的にZEXALⅡでの未収録は50曲以上にもなってしまい、ARC-VのSOUND DUELが発売された事でSOUND DUEL5の発売は絶望視されていた矢先、2014年11月19日にようやく発売。
ディスクは2枚組みで、収録曲の長さも過去最長の130分超えを果たし、闘志果てしなくや紅き世界の戦士バリアンなどの最終決戦時のBGMがすべて収録された。
また、カオスの力、崩壊の序曲などの4分超えの曲も存在する豪華なサントラとなった。
ZEXALの幕開きを彩った扉のBGMが未収録曲となってしまったが、アレンジを除いてほぼすべての主要なBGMが収録された。
これによりZEXALは遊戯王のサントラの嫌なジンクスを完全に払拭したと言える。
ディスクは2枚組みで、収録曲の長さも過去最長の130分超えを果たし、闘志果てしなくや紅き世界の戦士バリアンなどの最終決戦時のBGMがすべて収録された。
また、カオスの力、崩壊の序曲などの4分超えの曲も存在する豪華なサントラとなった。
ZEXALの幕開きを彩った扉のBGMが未収録曲となってしまったが、アレンジを除いてほぼすべての主要なBGMが収録された。
これによりZEXALは遊戯王のサントラの嫌なジンクスを完全に払拭したと言える。
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2014年8月20日にSOUND DUEL01が発売。主要なデュエル曲と日常の曲を25曲収録。
腹巻猫氏は素案をSOUND DUEL01で担当して以降は選曲に携わっていない。
また、SOUND DUEL01では、作曲家である中川幸太郎氏のインタビューも掲載されている。
腹巻猫氏は素案をSOUND DUEL01で担当して以降は選曲に携わっていない。
また、SOUND DUEL01では、作曲家である中川幸太郎氏のインタビューも掲載されている。
2015年1月14日にはSOUND DUEL02が発売。これまでのサントラの反省を踏まえてか、半年以内に発売するという異例の待遇となった。
不動のデュエルや白熱する闘志などのSOUND DUEL01で未収録だったデュエルBGMが収録され1年目前半のデュエルBGMが早くも出そろった形になった。
不動のデュエルや白熱する闘志などのSOUND DUEL01で未収録だったデュエルBGMが収録され1年目前半のデュエルBGMが早くも出そろった形になった。
2015年6月24日には、SOUND DUEL3の発売がされた。このSOUND DUEL03で1年目の曲がほぼすべて出そろった。
しかし、このSOUND DUELを最後にサウンドトラックの発売が途切れてしまった。
その後、放送終了後1年近く経過して2018年春にSOUND DUEL04の発売が発表された。
正式な発売日は3月28日となり、ボーカルベストと同時発売となった。
ただし、CD1枚組でこれまでの未収録曲から抜粋収録することが明言され、再び未収録曲が大量に出る結果となってしまった。
収録されている曲は負けられない闘い、追跡などのシンクロ次元編の曲、Symphony of Yuyaなどのエクシーズ・融合次元編の曲、一騎打ち、激闘などの終盤の主要なデュエル曲を収録している。ただし、覚醒の魔道剣士を遊矢が召喚した時の曲や徳松の曲、エクシーズ次元アバンタイトルで流れたBGMなどの多数のデュエルBGMが未収録となっている。
デュエル曲を優先してくれたのはありがたいが、せめて2枚組だったらもっと余裕のある構成にできたはずなのだが・・・。
しかし、このSOUND DUELを最後にサウンドトラックの発売が途切れてしまった。
その後、放送終了後1年近く経過して2018年春にSOUND DUEL04の発売が発表された。
正式な発売日は3月28日となり、ボーカルベストと同時発売となった。
ただし、CD1枚組でこれまでの未収録曲から抜粋収録することが明言され、再び未収録曲が大量に出る結果となってしまった。
収録されている曲は負けられない闘い、追跡などのシンクロ次元編の曲、Symphony of Yuyaなどのエクシーズ・融合次元編の曲、一騎打ち、激闘などの終盤の主要なデュエル曲を収録している。ただし、覚醒の魔道剣士を遊矢が召喚した時の曲や徳松の曲、エクシーズ次元アバンタイトルで流れたBGMなどの多数のデュエルBGMが未収録となっている。
デュエル曲を優先してくれたのはありがたいが、せめて2枚組だったらもっと余裕のある構成にできたはずなのだが・・・。
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放送開始1年経過しても発売されずユーザーをやきもきさせたが、放送開始から1年半経過した2018年11月28日にようやく発売することが決定した。
SOUND DUEL01に収録された曲はOPとED2種を合わせた30曲である。BGMは主に1年目前半で使用された曲が選曲されている。
CDの容量限界ぎりぎりの約75分間音楽を堪能することができるが、デュエル曲・日常曲・話を進める際のシリアスな曲をバランスよく収録したため、相対的にデュエル曲の割合が少ない。
そのせいで、1年目で使用された大半のBGMがいまだに未収録となっている。
SOUND DUEL01に収録された曲はOPとED2種を合わせた30曲である。BGMは主に1年目前半で使用された曲が選曲されている。
CDの容量限界ぎりぎりの約75分間音楽を堪能することができるが、デュエル曲・日常曲・話を進める際のシリアスな曲をバランスよく収録したため、相対的にデュエル曲の割合が少ない。
そのせいで、1年目で使用された大半のBGMがいまだに未収録となっている。
主なデュエル曲としては主人公のテーマ曲である「Playmaker」、そのアレンジ版の「Storm Access」、「ファイアウォール・ドラゴン」、「OFFLINE BLUES」が収録されている。また、1年目前半の主要キャラクターのテーマ曲である「GO 鬼塚」や「ブルーエンジェル」も収録されている。
1年目前半にこのサントラが出ていたら、まだよかったものの、1年半以上経ってこの収録内容では確実に取りこぼしが出ることが予想されていたが、2019年3月27日にSOUND DUEL02が発売される運びとなった。ジャケットはこれまでとは違い、リボルバーのアバターチェンジ後が描かれている。
収録内容は初めてデコードトーカーをリンク召喚した時の「風を掴みしもの」、リボルバーがGO鬼塚の剛鬼の布陣をミラーフォースで全滅させた時の「闘志流転」、Playmakerがソリティアしてる時に主に流れる「逆転の一手」など1枚目で未収録だったデュエル中のBGMを主に収録している。
収録内容は初めてデコードトーカーをリンク召喚した時の「風を掴みしもの」、リボルバーがGO鬼塚の剛鬼の布陣をミラーフォースで全滅させた時の「闘志流転」、Playmakerがソリティアしてる時に主に流れる「逆転の一手」など1枚目で未収録だったデュエル中のBGMを主に収録している。
その後、8月にSOUND DUEL03の発売が予定されていたが、10月30日に延期された。おそらく、番組が普段より早期に終了したことのあおりを受けたのだろう。収録曲数は25曲と減ってはいるが、これまでのサントラと違い主要なデュエル曲を優先して入れた構成となっている。ジャケットはSoulburnerが務めている。「Soulburner」や「ブラッドシェパード」、「組曲「光のイグニス」」など2年目に初登場したキャラのテーマ曲が収録された。また、3年目からAi、ロボッピ、パンドールのテーマ曲も収録されている。
主題歌のTVサイズも収録しきりこれが最後のサントラとなる…と思われていたがSOUND DUEL04が2020年4月8日に発売が決定。前作同様ボーカルベストと同時発売となる。
ジャケットは対峙するPlaymakerとAi。これまでのようにデュエルボードに乗ったキャラがピンで描かれる構図ではない。収録内容は前盤では少しだけ収録された3年目の曲を重点的に収録しており、Ai戦でPlaymakerがダークフルードを呼び出した時の彼のメインテーマの一部アレンジ「The Last Duel」、Aiがジ・アライバルを呼び出した時の「世紀の対決!」などの他に頻出していたが前盤まで未収録だった「ブルーメイデン」、「炎のクライシス」、「Strong Attack」などもようやく収録に至れた。
ジャケットは対峙するPlaymakerとAi。これまでのようにデュエルボードに乗ったキャラがピンで描かれる構図ではない。収録内容は前盤では少しだけ収録された3年目の曲を重点的に収録しており、Ai戦でPlaymakerがダークフルードを呼び出した時の彼のメインテーマの一部アレンジ「The Last Duel」、Aiがジ・アライバルを呼び出した時の「世紀の対決!」などの他に頻出していたが前盤まで未収録だった「ブルーメイデン」、「炎のクライシス」、「Strong Attack」などもようやく収録に至れた。
3年目が初登場のため一回しか使われなかったがというBGMも多いがどれもクオリティの高く良曲であるためこの機会に聞いてみるのもいいだろう。
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