概要
戦闘に至るまでの背景
アルビス国側からの作戦参戦者
戦闘経緯
この降伏を聞いた
ガルダザールは、
サンドと
リオンは受け入れたが、不用意に兵士を入れたくなかったため、傭兵(
サヌア達以外も含めて200名ほど)にはしばらく城外での野宿を命じた。
だが、この警戒と、更に監視兵の「荷物の整理」についての会話を、「自分達の処分」と勘違いした
リオンが、作戦の内容を
ガルダザールに話して本当に裏切ってしまう。
これにより、
サンドは捕われ、処刑されそうになるが、城外でいつまでも待たされた傭兵が暴動を起こしたとの伝令が届く。
たかが200人の暴動で揺るぐ
ミリアスではなく、
ガルダザールは部下に鎮圧を命じるが、「逃げ出した傭兵を追撃した部隊が一瞬にして壊滅、
アルビス国は新兵器を使用した模様」との新たな伝令が戻ってくる。
これに驚いた
ガルダザールは、いかなる新兵器かと伝令にたずねるが、その瞬間伝令に扮していた
サヌア、
ダイルーガ、
レイアが正体を現し、
ガルダザールをはじめとする
ミリアス中枢部となる中央部屋を制圧する。
ミリアスの中枢部を制圧したからといって、たった数人の傭兵が城塞都市を完全制圧できるわけではない。
彼らは続いて「国境に
アルビス国の大軍が接近しつつあり、想像を絶する兵力の為、周辺の城、砦の駐屯軍を全て
ミリアスに集結させる、味方を引き入れる為、急ぎ城門を開けよ」という伝令書に
ガルダザールの印をつけて城門に送った。
これにより、門を開けた瞬間、集結する援軍に扮した
アルビス国軍が
ミリアスに我が物顔で堂々と入り込む。守備軍が不信に思った時には既に手遅れであり、要塞はその日のうちに陥落した。
戦いの結末
ミリアスは陥落したものの、
リヴォル帝国主力部隊はこのとき、
シーフィールド国との戦いに参戦していた為、すぐに何か手を打つことはできず、ひとまずは放置された。
なお、作戦の途中で本当に裏切った
リオンは、そのまま
リヴォル帝国に落ち延びて仕官することとなる。
最終更新:2024年08月04日 14:30