レイア


基本情報



略歴

自由傭兵を名乗る一団の一人。
教会の前で捨てられていた赤子だったレイアは、神父に育てられた。しかし、自分を育ててくれた父代わりの神父を唯一の例外として、教会の世界も金と欲望に塗れていた事を知り、彼も世俗に塗れる事を恥じなかった。
戦火に巻き込まれて教会は焼け落ち、育ての親も失った彼は、僧侶という立場を利用した詐欺まがいの行為を行いながら各地を歩き回りサヌアと出会う。
その後は傭兵として彼と行動を共にし、それぞれの戦いに赴くが、決して前線には出ず、後方から憎まれ口を叩くのが常であった。ただし、自身の剣術は普通の傭兵を凌駕するほど高かった。ちなみに僧侶は刃物をもてないという戒律は、彼の前ではあまりにも無意味なものである。

サヌアと共にヴァン・フレイ国にてルナティスの依頼を受け、マルガランの戦いアリアス遠征アリアスの戦いに参戦。その後、サヌアダイルーガと共にメッツ帝国への使者として立ち、プライドの高いメッツ帝国をヴァン・フレイ国に協力させ、ロヴェリア遠征にも参戦するという大仕事をやり遂げた。

ノスタル高原の戦いでは、独立傭兵団という部隊が編成され、少数ながら、独自の判断で自由に動くことを許可された。

その後、サヌアと共に、フェローラの戦いにおけるフェローラ強襲作戦三魔王ガルゾーマを打ち破り、その後サヌア達と共にアルビス国へと渡る。
アルビス国首都で、酒場での喧嘩をルティエに見られたことから彼女に興味を持たれ、その実力を買われて雇われると、第3次リアリッピの戦いにおいて戦果を挙げる。

この頃、サヌアを付け狙うジルダー、そのジルダーを追うデルアーミーの三つ巴の「私闘」にも巻き込まれながらも、傭兵としての戦いも両立させ、第4次リアリッピの戦いストリアブの戦いサヌア達と共に潜り抜ける。

また、ルティエの要請を受け、国内の派閥争いにより左遷されていたカルディナ復職の為に力を貸すと、第5次リアリッピの戦いに参戦し、バーン国を背後から襲う奇襲部隊として勝利に貢献すると、両国最大の決戦となるカオスギアの戦いにも、ルティエ部隊に所属し、最前線で戦い抜いた。

その後、人体発火事件の調査を依頼され、傭兵団と共に人魔融合を目論むジルダーの子飼いだったベルバットと戦うが、その際互いに正体を隠しながらも、リヴォル帝国の将で身分を隠していたベルンハルトと行動を共にした。
一度は調査を終えるが、隠密ギルドからの情報でダルミシア山脈にベルバットがいると知り、決着をつけるべく向かうが、ガミランが横槍をいれられ、更に人魔融合を完成させたベルバットの驚異的な力の前に一時撤退する。
その後、ドラグゥーン作戦の一環として、サヌア傭兵団エリシアの要請により、リヴォル帝国難攻不落の城塞都市ミリアスへの潜伏作戦を行い、ミリアス攻略を成功させる。
スカルオーネの戦いにも参戦するが、この時サヌアは、一時的とはいえ傭兵ではなく将軍に近い立場となったが、レイアは傭兵であることを貫いた。
リヴォルの戦いにも参戦し、リヴォル帝国の終焉を見届けると、再びヴァン・フレイ国に渡り、リーズライディの戦いに参戦。

ルーイガルド遠征にも参戦するが、ダルスバード艦隊を失い、ハイネスブルの戦いで大敗すると、これ以上遠征に付き合う必要はないと判断、サヌア達と袂を分かつ。
しかし、傭兵活動で溜めた金を使って行おうとした事業に失敗、ベレルに進軍していたエマルゲートの会合直前の連合軍の元を訪れ、再び傭兵団に合流する。

陸路、海路部隊が合流し、ビアスコア帝国を降伏させた後、フェルトビーン帝国に進軍。エイクレア攻略戦ゲルトエルトの戦いを経て、17328年8月、両軍最大の決戦となったカルダザルスの戦い、その直後のバスティアーナ要塞攻略戦に参戦して勝利を収める。

その後は最終決戦までサヌアと共に戦い、ラスブロスとの戦いにおいて、サヌアを帝王の元に向かわせる為、敵の追手と戦い、息絶える。

人物

  • 金に煩く、デリカシーもあまりないが、彼なりの芯が通った男。
  • サヌアに「本当の意味での自由傭兵」と言わせた事がある。

関連項目


最終更新:2011年04月22日 12:57